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勝ちや負けとか一切ない

受験やスポーツ、ビジネスなど多くの世界では、誰かと競い合うことが普通ですよね。競うことでもっと良い点数を取るために勉強に励んだり、互いに切磋琢磨して技術を高めたり、イノベーションを生み出したりと良い点もあります。勝負に勝つことは、凄いことだと思います。でも、勝つことが人生の中で1番大事と考えてしまうと苦しいです。競争社会に身を置いていたら、自然と勝つことや結果を出すことを求められるし、そうしないと生きていけないという風潮もあります。勝つことが好き、結果を出すことが好きという価値観を持っている人は、適しているかもしれませんが、みんなそんな価値観を持ち合わせているかというと、そうではないです。

私は、中学生の時、不登校になりました。学業で成績を維持することに疲れたからです。それまでなるべくテストで上位になるために必死に勉強をしていましたが、だんだんそれがしんどくなっていったのです。祖父母から学校に行かない人は普通じゃないと言われて、執拗に嫌がらせを受けていました。不登校になったら、負けだなと思っていましたが母だけは見方でした。祖父母の嫌がらせによって精神的にしんどくなったので、精神科に行くことになりました。最初は、精神科に行ったら周りから変な人と思われると思っていました。でも、精神科にはサラリーマンやお母さんなど社会的に自立している人たちもいたので、こんな人たちも来るんだと驚きました。精神科に行くようになってから、いろんな大人たちを見たことになり人生いろいろあるんだなと考えられるようになり、それから2カ月で元気になったのでまた学校に行けるようになりました。
普通に学校に行っていたら、結果を出すことが大事と考えていたかもしれませんが、不登校になったことで、視野が広くなりました。

現在、大学3年生ということもあり、少しずつ就職活動を始めています。自分よりも早く就活を始めている人もいますが、周りに流されず自分のペースで自分に合った仕事先を見つけたいと思います。

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