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予防医学:重要だけど緊急ではないこと

予防医学とは、私の理解では、病気にかからないように、あるいは、かかりにくくすること と解釈しています。

病気にかからないように、治療しなくていいようにあらかじめ準備すること。具体的には、身体に気を使い、食事と運動推進して健康を維持することでしょう。

治療とは、病気に罹患して、病院、クリニックを受診することです。そうならないため予防策について考察してみようと思います。



治療とは、困ってから行う行動。 
つまりA:緊急度が高く+重要度も高い

緊急度高いとは、時間管理の優先順位が1番になること。例えば、会社で超重要な会議がある日に、不養生で風邪による発熱、動けず声が出ない状態の場合、1番にすることは、受診することですね。会社を休むという緊急性です。

予防医学、あるいは健康管理、健康維持は、時間管理マトリクスのB(重要度は高いけど、緊急ではない)に入ります。毎日栄養バランスの整った食事や、定期的な運動がここ。

緊急ではないので、今すぐ運動をしなければいけないわけではありませんが、1ヶ月、2ヶ月と、ほったらかしにすると、治療が必要な緊急Aになってしまうかもしれません。

ちなみに
C(緊急だけど重要ではないもの)とは、電話、多くの会議、締め切り期日の迫った報告書など。

D(緊急でも重要でもないもの)とは、テレビ、YouTube、チャット、ゲーム、ひまつぶしなど

参考情報:時間管理マトリクスは最優先事項を決めるフレームワークで、Eisenhower Matrixとも呼ばれています。(参考記事→13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン


会社員だったので、自社の健康保険組合に加入していました。ヘルスケアカンパニーなので、特に健康増進には力を入れていました。 リーダーシップを発揮していたのが、健康保険組合です。

健康保険の勝負は、加入している社員の受診率低下、あるいは、医療費削減すれば勝ち。 勝ちとか負けとはないでしょうけどねw。 

だから取るべき戦略は、社員の健康増進。だって、みんなが病気にならなければ、医療費を負担しなくていいですもんね。健康保険もWIN、社員もWIN。すばらしい戦略です。

では、戦術はどうするか?

会社管轄の健康診断の検査結果より、強制的にプログラムが施行されました。

健常者:ポイントやAmazon券が付与され、日用品など自由に使ってよい
中間層:体重計を送られてくる
非健康者:糖尿病プラグラムなどが強制施行

ほかにも、
毎日、食べるものを写真撮って、栄養師さんにカロリー計算してもらうとか。
定期的、血液採取して、送るとか。

個人個人に合わせていろんなプログラムが、施されました。
そりゃ〜、鬱陶しかったですね。
私は、中間層でしたから。

ジムの費用を負担してくれたり、
万歩計という名目のApple Watchが支給されたり、
ホームエクササイズという名目のSwitchが支給されたり、

過剰とも思える福利厚生の社員還元が行われました。
我が家、家族4人全員が支給されたApple Watchを使っていますw

健康保険の戦略は功を奏したので、これほどの社員還元が得られたのでしょう。

話をもどすと、これこそ、”重要だけど緊急でない取り組み”を会社を挙げて、数年間取り組んでいる成果なんだと思います。

大学生の2人は、ほっといても健康ですが、私と妻は50代。
毎日健康に過ごしていることに感謝しながら、散歩しています。

参考情報:Eisenhower Matrix(アイゼンハワーマトリックス)はアプリで管理しています。Tick TickというTo Do管理アプリに内蔵されていて、重宝しています。Not Urgent & Important Boxで自己管理しています。


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