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家族を持つ人として役割が4つあります ①父親(母親) ②夫(妻) ③仕事 ④個人

家族を持つ人として、役割が、4つあると思います。
①父親(母親)
②夫(妻)
③仕事 
④個人

①父親(母親)とは、
対象:子どもに対しての役割
役割:子どもへの愛情、育児、教育など、子どもに対するサポート

②夫(妻)とは、
対象:妻(夫)、家庭に対する役割
役割:妻(夫)への愛情、家事、家庭円満

③仕事とは、
対象:会社、社会、地域に対する役割
役割:労働に対しての対価獲得、スキルアップ

④個人とは、
対象:自分。本能的なもの。
役割:やりたいこと、趣味、自己啓発など




◇   ◇   ◇

今日の記事は、momomi@第二の人生模索中 さんの下記記事を読んで、このテーマを思いつきました。男性として、女性として、役割の比率は、年齢や家族構成に応じて、変化するものだろうか? (参照にした記事→息子にパパが仕事を減らしてママが働けばよいのにと言われた話


人としての役割比率変遷(男性)

相対的に100%としたときに、
意識していた比率を主観的に表してみました。
相対的なので、24時間をどのように割り振りしていたかと類似します。

まこさんの主観
人としての役割比率変遷(男性)


学生:(20代前半)
③仕事は学業のことです。独身なので、
①父親、②夫はゼロ。
④個人とは、主に友達と出かけたり、遊んでいる時間のことです。

結婚:(20代後半)
結婚してから、1人目に子供が生まれるまでの期間のこと。夫婦二人で生活していますので、まだ①父親の役目はゼロ。年齢は20代後半から30代前半です。
②夫としての意識がとても高い時期です。まだ、学生時代の友人も多く④個人の比率も30%を占めています。一方、まだ、仕事への意識は薄く20%ほどです。

子供小さい:(30代〜40代前半)
あくまでも、相対的に100%にしていますが、絶対値としては、倍の200%で1日48時間くらい忙しかった時期です。
長男・次男と授かり、子育てにテンヤワンヤの頃、会社員としても責任のある立場となり、多忙を極めている頃です。意識としては③仕事が50%を占めています。

子供大きい:(40代後半〜50代)
仕事に対しては、ピークを超えて、落ち着いて、取り組めている時期です。③仕事が70%と意識の中では大部分を占めるようになりました。とはいうものの、息子たちが大きくなり手が掛からなくなり、①父親②夫の役割が減ったことが大きな要因です。③仕事の絶対値は30代の方が量的に多かったです。

退職後:(50代後半〜)
現在です。④個人の比率が、一気に60%も占めるようになりました。若い頃のような友達と連んで遊んでいた時期と違い、一人時間を楽しむようになりました。ギターリサイタルをしたり、ボランティアに出かけたり、本をゆっくり読んだり、note執筆したり、個人的な活動がとても増えました。

②夫しての役割も増えました。いままで妻任せだった、炊事、洗濯、掃除を積極的にするようになりました。黒猫2匹の世話も、妻に代わってするようになって、猫たちへの愛着が大きく増しました。


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人としての役割比率変遷(女性)

さて、ここまでは、男性である私自身の意識比率を書き記しました。ここからは、妻の意識比率をグラフにしました。これは、私の主観です。妻には聞いてません。

人としての役割比率変遷
上グラフ: 男性 (既出)
下グラフ:女性(まこさん主観)


比較対象に、上に私のグラフ、下が妻のグラフ。
パッとみて、①母親の比率が、どの時期でも1番を占めています。妻は結婚した頃は働いていましたが、出産を機に専業主婦になっています。次男が小学校に上がる頃から、パート勤務として仕事を再開しています。今も週4〜5日働いています。

このグラフは、私の主観(想像)です。妻には聞いてません。私は、妻としての役割、つまり夫である私に対する時間を割いてくれていると感じています。しかし、聞いてみたらゼロ%と答えるかもしれないので、怖いので聞けません。

いつの時期も、「①母親の意識が100%だよ」って、本人は言うかもしれません、、、。

25歳一人暮らしの長男が帰ってくると、料理の品数が増えます。食卓で楽しそうに息子たちと話している妻の嬉しそうな姿を見ると、息子100%愛情をビシビシ感じます。 いくつになっても母親は母親なんですね。


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夫婦仲が良い理由

momomiさんからの質問を受けました。
Q:夫婦仲はどうして良いのですか?

我が家は、おかげさまで、夫婦仲が良く過ごしています。すでに子育て期間も残すところ半年となりました。 夫婦仲が良好な理由を考えてみました。

A:それは、役割を分けているからだと思います。子どもたちに対して、父親(私)は環境を提供しました。そして背中を見せました。母親は全てのサポートをして、正面から胸で抱擁して愛していました。

環境の提供とは、

環境の提供とは、自分の意思でやりたいことは何でも挑戦できる雰囲気を作ってあげることです。子どもたちが実行に移したいときの弊害を極力なくしてあげたいと考えました。

勉強のための塾や、参考書が必要なら、買ってあげました。やりたいクラブ活動に自分の意思で参加できるように選択できる自由を与えました。

家族旅行、家族外食など、家族単位の行動は、かなりに時間をかけました。

「大学受験が不安なら、受けたいだけ受けろ」と、アドバイスしたら、11大学(学部)も受験していました。

金銭的、物理的、障壁を取り除いてあげる環境設定が父親の役目と考えていたので、そのようにしました。

背中を見せるとは、

背中を見せるというのは、直接口頭でアドバイスをしなくても、行動で示していることを表現しました。ビジネスマンとして活動したこと、父親として家庭で振る舞ったこと、個人としてやりたいことに没頭している姿を見せることなど。

長男は、アメリカ資本の外資系会社で働いています。私と同じです。私からは何のアドバイスもしていません。長男本人が決めたことです。私の勤務している会社にもエントリーしました。残念ながら採用には至りませんでしたが、背中を見せるのは、そんな憧れを持たせることなのかなって思います。

私が、一人旅で、10年前にフィリピンセブ島にボランティアで出かけました。妻はあまりいい顔はしていません。やや反対を押し切って決行したんです。そんな態度も息子たちは見せています。チャレンジとは、適正なリスクを背負ってするものだということを、私の行動の中で見せてきたつもりです。

私は株式投資をしています。一般的に金融投資には大きなリスクが伴います。父親として、リスクを十分に理解した上で、チャレンジすれば、リターンが得られることも、結果として示しました。

正面から胸で抱擁して愛するとは、

母親の息子たちに対する態度は、あくまでも父親(私)から見た印象で書きます。妻は、"母性" って言葉がぴったりの人です。男性である私には、全くマネできない行動を取ります。 これが女性の本能なのでしょう。

考えてとか、合理的にとかではなく、”本能” です。 息子たちに対しては理性はなく、本能で献身的な態度で行動します。近視眼的に、すべての優先順位1番が息子たちです。息子たちのための行動を何よりも最優先します。


私と妻の息子たちに対する接触方法の違いは、目の前のサポートや、問題解決に眼を向ける母親と、俯瞰的に長期的な視点から環境設定をする父親という役割が大きな違いなんだと思います。


◇   ◇   ◇

私が育てられて背景

私の父親の育て方

私の父が高齢で他界した後、高齢に母親と父の話をします。残念ながら、あまり褒められた父親ではありませんでしたが、私を育ててくれたことは事実です。

愛情表現もなく、家族旅行も、家族外食も、サポートも、学校行事参加もなく、一般的な家庭的な活動は一切ない父親でした。私もかなり毛嫌いした時期がありました。

それでも、今、高齢に母親と振りかえると、それが父が私に見せた背中だったんだと思います。真似したくないということが学びとなり、今の私を作っています。

私の母親の育て方

そんな父に振り回される母は大変な生活だったと思います。男尊女卑を完全洗脳されて、正常な判断ができないまま、今に至ります。「とっても良いお父さんだっだよ」としみじみ話すので、否定せずに話を合わせながら、毎月ケアしています。

息子である私は、そんな父だったので、母に甘えることが多かったです。母は、息子のために、掃除して、洗濯して、食事を作ってくれて、身の回りにこと、勉強のこと、いろんな全てのサポートをしてくれました。

常に私に100%向き合い、夫である父親の世話も同時にこなしていました。

かなり、自分を犠牲にした生活だったことでしょう。今、聞いても、「そんなことなかったよ」と言いますが、自分がやりたいことを言える雰囲気ではないため、我慢を通り過ぎちゃたのでしょうね。


最後に

あなたは、
良い奥さんになりたいですか?
良いお母さんになりたいですか?

あなたは、
良い夫になりたいですか?
良いお父さんになりたいですか?

どちらか1択なら、
女性は、良いお母さんを選んで、
男性は、良い夫を選ぶ
そんな気がしませんか?

妻と母親を思い出しながら、記事を書きました。
そして、下記YouTubeを添付します。





お母さん、ありがとう!
いつまでも、元気でいてね。





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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com