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常に満たされてないといけない価値観

コップに半分のお水が入っています。
人によっては「まだ半分も残っている」
人によっては「あと半分しかない」

「Positive思考」なのか
「Negative思考」なのか

まるで人生観みたいで面白いですね。

Positive思考の方が人生的には幸せな気がしますね。くよくよしない方が、お気軽で人生楽しめそうだし。

「あと半分しかない」と考えるNegative思考は、常に準備して用意周到なメリットはあります。常に満たして置くことが、不安でない状態ですからね。

常にコップの水をいっぱいにしておくこととは、どんな状態なのでしょうか?

母親(84歳)の話

なんでも取っておいて使わないことが日常なんです。綺麗な包み紙や包装紙、可愛らしい箱なども残しておく癖があります。いつでも使えるように用意してくことなのですが、決して使うことはないんです。

読まなくなった本の場合

たくさんの本が山積みしてあります。大掃除で、廃品回収業者に来てもらって、本棚ごと処分しようとしたら、作業開始直前に反対されたので、業者には帰ってもらったことがありましたw

30年以上一度も見たことがない本ですよ。存在さえも忘れているのに、置いておかないとダメみたいです。

携帯電話の場合

充電80%を100%にしようとします。母親は毎日、自宅にいます。目の前にスーパーもあるし、ちょっと離れた肉屋まで徒歩5分の生活圏。病院のリハビリでの外出が、往復2時間が一番の長時間です。絶対にバッテリーは無くなりません。

現在のiPhoneは過充電でバッテリーが悪くならないとはいえ、30%を切ったら充電しようと何度言っても、心配になり朝、昼、晩と充電しています。


お金の場合

決して多くはない金融資産だが、高齢者にしては貯金があります。それでも、貯金を取り崩すことなく、少ない年金支給額内で生活をしています。さらに、その年金の中から貯蓄までしています。

お金を心配しないように、息子(私)から、好きに使っていいよ毎月仕送りをしています。もちろん、絶対に手をつけようとはしません。


母親は、体調がわずかでも調子がすぐれないと感じると、お風呂をやめて、すぐに就寝します。はやめのパブロンみたいに、わずかな身体変化で、すぐにいろんな薬をたくさん飲みます。

はやめ、はやめ、の癖が抜けないので、目的意識は完全に欠如しており、日常生活に不便を生じていても、一向にかまわないようです。

どうも、快適な生活が目的ではなく、物が欠けたりすることに予防線を張ることが目的になっているようです。

まさしく、目的と手段を履き違えている典型例です。高齢なので、訂正せずに好きにさせてますけどね。

ここまで、母親の例でした。

満たされてないと不安がしょうがないことって、多くの人が経験していることではないかと思います。常に満たされてないといけない価値観が強い人は多いですよね。満足できないことが多く、いつも不安を感じています。対策はどうすれば良いのでしょうか?

常に満たされていないと感じることは、ストレスや不安を引き起こすことが考えられます。だから、携帯充電を80%から100%にするのでしょうね。

考えられる対策は、
・完璧でなくても大丈夫と自分自身に言い聞かせる
・目標をはっきりさせる。それ以上は無駄とする
・目的は何か? 手段は何か? を常に確認する

って感じかな。


友人と話していて、携帯電話のように100%満タンが目標としてあるものは簡単だという結論に達しました。いつも100%で満たされるんだら、コンセントに差しっぱなしにすればいいし、外出はモバイルバッテリーで条件を満たすことができます。

難しいのは、お金のように100%が決めることができないものです。何を持って100%なのか? 上限がないですからね。貯金額1,000万で100%と決めていたのに、達成した途端、さらに目標値が上がることが常だからです。

幸せ論も同様だと思います。”〇〇できたら幸せ” と目標設定したとします。努力の甲斐あって達成できたら、幸せを得ました。しかし、また新しい目標ができて満たされずに追い求めることは、誰しも経験していることでしょう。


コップの水理論に話を戻します。

Positive思考もNegative思考もメリット、デメリットは両面をあります。私は、根が心配症でNegative思考です。Negative思考のメリットとして、心配だからこそ、早め、早めに対策をして準備をするので、自分を理解しているので良い方向に行動することができました。いままではね。

引退した現在はPositive思考で行こうと練習中です。そうすることでセカンドライフを充実して楽しくできると思って毎日過ごしています。




フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com