継続力はスキルです、気合と根性だけでは続きません
物事を成し遂げたり、成果物を得るためには、継続力が重要です。
友人たちから、「なぜ長く物事を続けることができるのですか?」と質問を受けました。
note執筆を始めてから既に1年半、450記事を書き続けています。確かに継続力はありそうです。
今日はこの継続力について考えてみます。
継続力
「力」って書いてあるので、これはスキルなのです。
継続力とは「物事を諦めず取り組み続けられる能力」のことです。
一度取り組んだら投げ出したりすることもなく、やり遂げるまで続けられる人が持ち合わせている資質。 この諦めずに続けられるという力によって、なりたい自分になれたり、得たいものを得ることができる素晴らしい力(スキル)なんです。
質か? 量か?
会社員として長く勤務していましたので、「質か? 量か?」の議論は頻繁に会議室で行われていました。
もちろんバランスが重要なのですが、個人によって得意・不得意があります。まずは自分の個性を認識して、どっち寄りなのかを判断することをお勧めします。
私は考えることや戦略立てることが好きなので、質派です。
一般的に、
質を重んじる人は合理的です。
量を重んじる人は非合理的です。
質を重んじる人は短期間で勝負します。
量を重んじる人は継続して粘ります。
質を重んじる人は頭を使います。
量を重んじる人は足を使います。
質を重んじる人は論理的。
量を重んじる人は感情的。
質を重んじる人の成果の出し方は、
合理的、短期間、頭を使う、論理的です。
量を重んじる人の正解の出し方は、
非合理的、継続的、足を使う、感情的です。
私の経験での主観的な比較ですが、
成果を出すプロセスには、こういう違いがありそうです。
どっちが良くて、どっちが悪い訳ではありません。個性に合わせて得意を見極める方がいいでしょう。
私を例にすると、「質」優勢なので、物事を整理して効率よく合理的に物事を進めることによって、短い時間で成果物を出すのが大好きです。
しかし、
多くの物事を成し遂げたプロセスには、継続力なしには語れません。これも事実です。
継続力は根性でなんとかなるのか?
ビジネスを進める上で上司が、継続力にない部下に対して、
「気合で頑張れ」
「誰でもできる努力だ」
「我慢強さがあればお前にもできる」
といった気合と根性系だけで無理矢理継続させようとすることがあります。これは大きな間違いです。
継続力とはスキルなんです。
センスがなくては継続することができません。
センスとは、物事を鋭く捉えたり、状況の変化を素早く感じ取ったり、それに対して敏感に俊敏に反応できることを指しています。これはスキルなんです。
つまり、気合と根性だけで何も考えないでやり続けるなんて、人はできっこないんです。
ここを根本から間違っている人は、闇雲に毎日同じことを繰り返す苦行に耐えかねて放棄してしまうのでしょう。
目的、ゴールが明確になっていれば、おのずと小さなハードルの戦術をたくさん思い描くことができます。それに対して毎日継続する事は気合や根性ではなくてセンスが必要なんだと思います。
まとめ
現在、セカンドライフとしてのんびりとした生活をしております。これまでの人生で、思いのほか多くの趣味や交友関係を持て、多くのスキル獲得が出来たのは、社会人の時に、質を追求した継続力があったからなのかなと振り返っています。
目標って必ず達成するものだと信じていたので、成果が出るまで諦めないんです。
そういうものだと思っています。
これって、継続力なんですよね。
質だから、量だからって、
型にはめ込むのではなく、
なりたい自分になれているか?
自分がやりたいことはできているか?
を指標に行動することこそが、
継続力アップなのかなって思います。
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