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「立派」の定義:学歴不要? 未来の成功はどこにあるか?

YouTubeで「宋世羅の羅針盤ちゃんねる」が好きでよく見ています。

宋さんが言うには、昔が常識的に言われていた「立派」の定義が、これからの未来に変化が起きそうだと語っていました。

昔は、
・学歴が高いと立派
・大企業に就職すれば立派
・一戸建てを持つことは立派
・安定した生活が立派

これからの未来は、
・学歴なんて関係ない
・ベンチャー就職や起業こそ立派
・賃貸でも引越し繰り返してもOK
・安定より挑戦の時代

こんな趣旨のことを面白おかしく話していました。

YouTube「宋世羅の羅針盤ちゃんねる」
学歴・就職・マイホーム・安定の考え方がどう変わるか
まこさん作成





◇   ◇   ◇

今日はこのことについて考えてみます。

いろんな書籍や評論家などのコメンテーターが時代の移り変わりを論じているものはたくさんあります。

昭和の時代 vs 令和の時代

明らかに大きな変化がありました。働き方、人生の価値観、人間関係のありかたなど、多種多様な項目で変化があって当然です。いろんな項目が変化している時代に、その変化のどの位置に自分がいるかを認識することが重要だと感じています。

あなたは、
過去寄りにいるのか? 
未来寄りにいるのか?

その時、
過去寄りにいる人は、未来予想を否定しようとする傾向にあります。
未来寄りにいる人は、優位性を感じる傾向にあります。

◇   ◇   ◇

学歴

宋さんの具体例を挙げると、学歴については、中卒こそ優秀で、優秀でない人はしかたなく大学まで行くんだと未来予想を話していました。優秀な人ほど若くして、起業するので、高校や大学へ行く必要がないことが根拠です。

さて、あなたは、
過去寄りの大卒重視ですか?
未来寄りの中卒こそ優秀ですか?

このエピソードの私の感想は、日本の学歴社会において、さすがにそこまではならないんじゃないかなって思いました。私は過去寄りです。

偏差値重視で、卒業大学名にとても大きな比率を占める日本においては、そんな未来が来るとは正直想像がつきません。その発想ができる宋さんのアイディアがとても面白い。

とは言うものの、日本の大学を卒業する必要性は、減ってくると予想します。日本の経済力低下と比例するように、学力も日本は低下しているからです。

学力低下というよりは、応用力とか発想力とか許容力が少ないと感じています。

それは、日本の義務教育が、金太飴製造工場のような画一的な人間を作り出しているからです。(参照記事→国語教師が導く解釈と、生徒の自由な解釈との対立の構図

「外国の大学を出た方が立派」と、なることは、十分想像の範疇です。すでに、外資系会社の勤めている友人たちは、ご子息を日本ではなく、アメリカの大学を卒業させている人たちが増えてきているからです。


◇   ◇   ◇

就職

大企業に就職すれば立派と言われた昭和の時代から、大きく変化してきていることは多くの人が感じてきていることでしょう。新卒で、ベンチャー企業に就職したり、学生時代から起業したり。

努力もそこそこに、大企業へ就職してしまえば、全てが安定したレールに乗ると信じられています。そんな人生を選ばない選択肢があります。未来ではなく、すでに、現在にそれがすでに到来し始めています。

だれもが転職があたり前の時代になりましたね。現在の会社員で、まさか、転職サイトに登録してない人はいないことでしょう。

私は、30年前に大企業から大企業へ転職しました。30年前は転職サイトはありませんでしたし、そもそも転職自体が御法度でした。

私の新卒で入社した会社は旧財閥系だったので、終身雇用や年功序列が絶対である超昭和スタイルの会社でした。

たかだか、30人ほどの名古屋支店営業マンは全員男性。そのサポート部隊に女性が5人も勤務している会社です。1月の仕事初めには、なんと振袖で出社するスタイルでしたよ。

そんな内資系製薬会社から外資系製薬会社へ転職したのですが、転職理由を当時の上司や同僚に言うことができずに転職しました。

間違いなく反対されて、引き止められるからです。ヘッドハント会社の方のアドバイスを信じて、ライバル会社への転職は言わずに辞めました。無理をすれば、こじれることはわかっていました。

だまって転職して、後から報告しましたが、やはりこじれました。ちょっとほろ苦い思い出です。

その会社は数年後に潰れた(買収された)ので、結果、あの時の選択肢は人生最大の分岐点だったかもしれません。

話がそれました。

転職が御法度だった時代から、あたりまえの時代になったように、新卒で大企業に就職することが立派という常識は変化することはあり得そうです。

◇   ◇   ◇


マイホーム(一戸建て)

田舎では、
一国一城の主とか、
男なら一戸建てを建ててこそ一人前とか、
いまだに蔓延っていることでしょうね。
マンションでさえも、否定されるくらいですから。

賃貸 vs 持ち家 論争は多数の特集されてます。
私は17年前にマンションを購入しました。
マイホーム購入は立派なのかな? 全くそう感じてないですけどね。

個人的には、賃貸でも、持ち家でもどっちでもいいと思います。それぞれの生活スタイルで決めればいいでしょう。

論じられているポイントは、金銭面にどっちが得か?損か? みたいな短絡的な記事が多いのですが、たいした話ではないでしょう。その人の個人の価値観で決めればいいのに。

私は、同じ場所に固定されるのは嫌だったので、賃貸派でした。転勤もありましたので2〜5年おきに引っ越しをしていました。

では、どうして、マンションを買ったか?

それは、投資物件だからです。資産価値が下がらない場所だと気付いたので、売却することを前提に購入しています。現在保有しているマンションは、その前に借りていた賃貸マンションから徒歩3分の位置にあります。同じ場所で引っ越しをしたんです。

未来を見定める資産価値を見る目は正しくて、現在、築17年の物件なのに、部屋の売却価格は、新築購入した価格を現在上回っています。息子たちに反対され、売却計画は頓挫しましたが、儲けようとする気持ちも無くなったので、のんびりと自宅マンションに住み続けていることができています。

◇   ◇   ◇

安定した生活が立派

ここまで話してきた、高学歴、大企業、マイホームは、
この「安定した生活が立派」につながるのでしょう。

「えっ、そうか?」

と、
気付いた人は、未来寄りの人です。
気付かない人は、過去寄りの人です。

私は、未来寄りでした。
安定って言葉をネガティブに受け止めました。安定って、昨日と今日、昨年と今年に変化がないって事です。

つまり、今日と未来、今年と来年も変化がないって事です。成長しないって事ですね。

それでいいの?

高みを欲張らず、質素倹約、質実剛健は、過去寄りの人たちが大好きな言葉です。ここで言うところの「安定」とは、低いレベルで安定、つまり底辺で変化しない事を指しています。

それでいいの?(2回目)

さすがに、それでいいとは多くの人が答えないでしょう。変化するからこそ、人生に彩りが生まれ、充実を楽しめると思うんです。

耐え忍ぶ美徳をいまだに守って安定と思っている人は、相当に過去寄りに人だろうと思います。


◇   ◇   ◇

最後に

宗さんが話していた内容からは、甚だ、かけかけ離れた内容にはなってしまいましたが、勝手に持論を展開できたので、今日も書いていて楽しい時間を過ごすことができました。 

「立派」の定義を自分なりに書いてみました。

最後に、ここまで論じてきたことが、元も子もない話ですが、私は、他者から立派と言われるか、言われないかは関係ないと思いセカンドライフを過ごしています。

他者からの評価を気にする時代が過去だとすると、
気にしないで自分軸で生きていく時代こそ未来だと思います。

すでに、いくつかの先進国は未来を達成しています。
残念ながら今の日本は、チョンマゲしているくらいの過去です。

私は未来寄りです。
セカンドライフで日々実践中。

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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com