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レポート

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#日記

徳島部会レポート20170709

本日も以下の流れで研修会を行いました。
各学科ごとに座学→篠原先生による講義と実技→各学科ごとに実技

篠原先生の講義内容は「本治法」についてです。
経絡治療はよく中医学と混同されがちな所があります。
しかし、考え方や手技において全く違います
中医学はその症状別に経穴を用いて鍼灸治療をします
経絡治療は患者さんの主訴から寒熱や虚実を考えて、経穴を選穴し手技もそれに応じて鍼灸治療をしていきます。

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木曜日レポート20170706

本日も以下の流れで勉強会を行いました。

実技→類経輪読→難経14難輪読

実技は目的をもって行います

今回、私は1つ1つの動作や姿勢などの確認を意識して実技を取り組みました。

先週の実技の際にペアの方が本治方中に動悸がして、全力疾走した後みたいにしんどいという事態が起きました。

普段通りしている実技の流れが、どこかしら雑になっている事が原因だと指摘されました。

その為、脈を診る時の姿勢、

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木曜会レポート20170622

今回も以下の内容で勉強会を行いました。

実技→類経輪読→方術説話

実技は毎回、テーマを持って取り組む事にしています。

私は患者さんの「変化と反応」をよくみて実技に取り組みました。

今回、実技のペアの方は以前、私の実技の練習の次の日に、体調を崩された事がありました。

原因として考えられるのは補瀉や手技のやり過ぎだ思います。

そのため、今回は患者さんの些細な変化(筋肉の緩み方や補瀉)に気を

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木曜会レポート20170608

本日も以下の通りに勉強会を行いました。
実技→類経輪読。

実技は毎回、テーマを持って取り組みます。
本日は全体的な流れをいかにスムーズにできているかを、意識しながら時間を決めて取り組みました。

今までは「取穴」や「触りかた」、「背部鍼置」などの部分的な事に時間を使いましたが、今回は今まで部分的にしてきた事を時間を決めて全体的にスムーズにできるように取り組みました。
今回、時間を意識して改めてわ

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木曜会レポート20170525

今回も以下の通りに木曜会を行いました。

実技→類経輪読→方術説話輪読

実技は毎回、テーマを持って取り組むようにとの事で、今回は前回に引き続き「取穴」です。
特に今回は背部の取穴をしっかりできるようにペンで印をつけて、背部置鍼をする流れでやりました。

5月の徳島部会での講義内容、「患者さんへの触り方」も意識しながら背部取穴に取り組みました

日頃の臨床では時間をかけてじっくり触って取穴を確認し

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徳島部会レポート20170514

毎年、徳島部会は5月から始まり一年間、經絡治療を各科で学んでいきます。

各学科で座学→各症状別臨床学→各学科で実技の流れになります。

各症状別臨床学は篠原先生が担当します。
今回の内容は「患者さんに対する触り方」です。
以前の木曜会のレポートでも触れましたが、私は触り方を現在、勉強中の為、とても勉強になりました。
篠原先生の講義で印象的に残ったのは「手のひら全体で撫でる」事です
患者さんを触る

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木曜会レポート20170511

今回も以下の通りに木曜会を行いました。
実技→類経

実技は毎回テーマをもって取り組みます
私は「患者さんの反応」を主にして実技を行いました。
今まではペアの方に反応の確認はとりますが、最終的なツボの取穴の判断は私自身の感覚で行ってましたが、今回はペアの方が一番反応している所で取穴して治療しました。
その結果、患者さんの主訴や脈がどう変化するのか?をみてみました
まだまだ私は本治法だけで症状の改善

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木曜会レポート20170420

本日も以下のとおり勉強会を行いました

実技→類経輪読→方術説話輪読

実技は毎回テーマをもって取り組みます
私の今回のテーマは「取穴」と「触り方」です
「取穴」は以前から記事にしている事を重点に意識して取り組みました。
最近は初学者の方々と実技をしていて触られた時に、「ぞわぞわ」や「じとっした汗」など何処かぎこちない感じで触られていて、不快感を感じる事がありました。
反対にベテランの先生方は温か

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阪神部会レポート20170416

毎月、第三週目の日曜日は大阪で阪神部会の定例会が行われています。

今回の内容は以下の通りです。
各証別講義(肺虚証)→症例解説→実技→古典の輪読解説の順に行われました。

症例解説では七十五難型の内容が勉強になりました。
普段の経絡治療は虚すればその母を補えという六十九難型の相生関係が基本的な考え方です。
しかし七十五難型は相克関係で考えます。
七十五難では肺虚肝実証を例に解説しています。

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木曜会レポート20170406

前回同様に以下の内容で勉強会を行いました。

実技→類経輪読→方術説話輪読です。

実技はテーマを決めて取り組んでいきます。
私は以前と同様に「取穴」です。
今回はそれと「脈の変化」にも注目して実技を行いました。
ペアの方に圧痛の確認・硬穴や虚の反応をみながらツボをしっかり捉えて鍼をする。
それで脈がどう変化するかをみていきました。
まだまだ鍼をした後の脈の変化が難しいですが、長い年月をかけてでき

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徳島部会レポート20170312

3月の徳島部会は、毎年恒例の無料公開となりました。

この日の午前中は3月25日と26日の学術大会に向けてのプレ発表を行いました。
今回は廣田先生と鎌倉先生がプレ発表です。

廣田先生のプレ発表は、「脳脊髄液減少症」という病名で、病院での治療ではいっこうに良くならない症状を、経絡治療の寒熱の病理を考えた治療により、症状が少しずつ緩和されたという報告でした。

西洋医学でのアプローチが難しい病に対し

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木曜会レポート20170309

木曜会レポート20170309

前回に引き続き、2人1組での実技練習→類経輪読→方術説話輪読という流れで行いました。

まず、実技練習では、脈図を使って相手の脈状を確認します。
今回のペアは腎虚熱証として治療しました。
本治法の課題として、陰の補いが足りず、尺中は柔らかみのあるしっかりとした脈にならない、寸口は強いままということがよくあります。
考慮すべき点として、①ツボをしっかりと捉える、②鍼の深さの設定、この2点を気をつ

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木曜日レポート20170302

今回の木曜会は実技、類経、そして新しく方術説話の輪読会をおこないました。

実技は各人、二人一組となりお互いに治療の練習をしていきます
毎週の実技は各自がテーマを持って実技に取り組むようにと大上先生は言ってます
私のテーマは押手です。
以前、鍼の刺入時と抜く時に「押手が緩んでいる」と指摘されましたので、最近はそこを中心にやっています。

類経は臓象類22と23をしました。

二十二では痛みに耐える

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