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20180322木曜会レポート

本日も以下の内容で木曜会を行いました。

実技→類経

本日の実技はツボを捉えて鍼を刺すときの押手の上下圧と左右圧を注意して実技に取り組みました
今回の患者さんは脾虚で治療したため取穴は「大陵・太白」で行ったんですが、以前、私がこの取穴で治療した際の事です。
この時、押手をしっかりとしよう!しようと意識しすぎたり、取穴する場所が不安定なため上下圧や左右圧を力強くした為にその結果、患者さんから痛いと

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木曜会レポート20180315

木曜会レポート20180315

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

前回の内容では、六節蔵象論および脈要精微論から関格の脈に関連した部分を抜粋して述べられていました。今回は、その復習から始まり、先人の各論について学びました。

まず関格の病とは、陰気と陽気が混ざらずに解離してしまっている脈の状態を指します。
そして、陰陽の気が分断され浮いてきた気

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20180308木曜会レポート

本日も以下の内容で勉強会を行いました。
実技→類経

類経は脉色類の第二十二回を輪読しました。
第二十二回は「關格」について述べています。

病気の状態を診る際は「人迎」を主として「寸口」を彼として、それぞれの大きさを比べる事で診ていきます。

「人迎」は身体の外を診て、「寸口」は身体の内を診ます。

それぞれの「陽」と「陰」が四盛のとき、つまりそれぞれの陽や陰が極まると、陽=格陽・陰=関陰となり

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20180222木曜会レポート

本日も以下の内容で木曜会を行いました。
実技→類経の輪読

類経は脉色類の続きで第二十回を輪読しました。
第二十回ではそれぞれ搏堅と耎散の脉に関してそれぞれの病症について述べています。
心の脉が指を弾くような弦がかかった強い脉で長の時は肝の邪が心に乗じます。
そうすると心を失います
心が失われると五臓のバランスが崩れます。
そうすると病気になります
心が病気になる時は心に関係する所=少陰心経の支配

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20180208木曜会レポート

本日も以下の内容で木曜会を行いました。
実技→類経の輪読

本日の実技は手数をなるべく多くしすぎないように意識して取り組みました。
日頃、脈がでない時や患者さん自身の訴える症状に反応がないとどうしても手数を増やす形になり、その為、刺激量を誤り患者さんの状態を来たときより悪くしてしまいます。
私自身、刺激量の調整が上手くいかず今まで沢山失敗はありますが、どうしても「変化」がみられないとついつい不安に

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木曜会レポート20180301

木曜会レポート20180301

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

類経輪読では、前半に各脈証に応じてあらわれる病症について、後半では検脈したときの身体の上下や内外での虚実とそこで起こる病症について学びました。

今回は、後半部分に焦点をあてて考えてみたいと思います。

まず、条文に【推而外之内而不外有心腹積也】とあります。
これは、

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木曜会レポート20180215

木曜会レポート20180215

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

類経輪読では前回の続きで、前半は六つの脈(緩-急、小-大、滑-濇)の甚と微によって現れる五蔵の病症のうち、腎について学びました。
また、後半は各脈の病理と刺法についての解説をしていただきました。

その中で、今回は腎脈について考えてみます。まず、本文に【緩甚為折脊】とあり

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木曜会レポート20180201

木曜会レポート20180201

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

類経輪読では、六つの脈(緩-急、小-大、滑-濇)の甚と微によって現れる五蔵の病症について学びました。

その中で今回は、【心脈急甚者為瘈瘲】について考えてみます。
これは、心の脈が急で甚だしいとき、瘈瘲(ケイショウ)が起こるという意味です。
瘈はひきつり、瘲は弛緩を指します。

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木曜会レポート20180118

木曜会レポート20180118

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

今回は、色(望診による顔色)、脈(脈診による)、形肉(尺膚の様子を観察)の3つを使い、身体の内側におきる変動を知ることを学びました。

人の内部の状態は、外側に何らかの反応としてあらわれます。脈でいえば、身体内部でおきている病の状態(表裏・寒熱・虚実)が、脈状の「浮沈・遅

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20180125木曜会レポート

本日も以下の内容で勉強会を行いました。
実技→類経の輪読

本日の実技は本治法に重点を置いて取り組みました。
前回の時に他の方が今回の患者さんを治療をした際は、復溜を補法の行間の補法で行ったそうです。
その後、その日は良かったそうですが次の日から妙に上半身が暑かったといって自分自身で行間を輸冩すると楽になったと言ってました。
主に今回の症状の原因がローゼによるものかは詳しくは私自身わかりませんが、

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木曜会レポート20171130

本日も以下の流れで勉強会を行いました。
実技→類経の輪読
実技は常に目的をもって取り組んでいきます。
今回は2017の木曜会の最後の実技でもありましたので、これまでの復習もかねて、これまで意識ててきた触りか方や姿勢などを頭に浮かべながら実技に取り組みました。
全体的に本治法→背部置鍼→仕上げの流れで、本来ならここにお灸を含めて一時間で患者さんの治療を終わらすのが理想的な流れです。
しかし私はまだま

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木曜会レポート20171109

本日も以下の流れで勉強会を行いました。
実技→類経の輪読

今回の実技は一定のリズムで一連の流れを最後までするを意識して実技に取り組みました。
最近、自分自身が患者のモデルとして治療を受けてみて感じた事ですが、痛くない鍼や熱くないお灸を一定のリズムでテンポよく受けていると、気持ちがリッラックスできて気持ちが良いと思いました。
また、気持ちが良いということは、ツボに対する反応も良い方向に傾きやすいの

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阪神部会レポート20171022

本日も以下の流れで勉強会を行いました。
経絡治療概論(高島先生)→運動器疾患(大上先生)→各クラス事に実技→難経

今回は初回スタートの為、経済治療を初めて学ばれるに方にたいして、経絡治療の概論を高島先生に講義して頂きました。

①経絡治療はまず、絶対的なものではなくて相手や見方によって様々に変化していきます「陰陽論」

②木火土金水の相生・相克関係による「五行説」

③身体を巡る「気」やガソリン

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木曜会レポート20171116

木曜会レポート20171116

本日、以下のとおり勉強会をおこないました。

20:00〜22:00 実技練習
22:00〜23:00 類経輪読

今回は、六経それぞれ(太陽経、陽明経、少陽経、太陰経、少陰経、厥陰経)が病にかかったときの病症と、その治療法について学びました。

太陽経に病が生じたときは、厥逆、喘気します。これは、上下の陰陽の交流ができなくなり、気が上に昇ったままの状態になることを指します。
症状とし

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