木曜日レポート20170706

本日も以下の流れで勉強会を行いました。


実技→類経輪読→難経14難輪読


実技は目的をもって行います

今回、私は1つ1つの動作や姿勢などの確認を意識して実技を取り組みました。


先週の実技の際にペアの方が本治方中に動悸がして、全力疾走した後みたいにしんどいという事態が起きました。

普段通りしている実技の流れが、どこかしら雑になっている事が原因だと指摘されました。

その為、脈を診る時の姿勢、触りかた、押手、鍼をうつ際の姿勢などの初心の頃に意識していた細かい所を思い出しながら実技に取り組みました。

私はまだまだ焦ったり緊張したりすると、すぐに下手くそな鍼をうってしまう為に、こうやって初心の頃に意識していた事を思い出して実技をする事が大事だと思います。



類経は前回に引き続き脉色類・第三回を輪読しました。

第三回では人が呼吸する事を気の出し入れする動作と考えられます。

一呼吸を一息といい、1回の吸気の時は脈は2回うち・呼気の時は脈は2回うちます。

「再」は「動」といいこれは脈をうつという意味です。

「再動ハ兩至也」→再:2・兩:2


一息の中では「間」があるため一息は5動と考えられます。

しかし一息のうち5動だけでは留まらないとも考えられる説もあり、そこからプラス一回うつと考えられ、健康な脈は一息に4~6回打つのが良いと考えられます。

また、昔は医者が病人を脈で診る際は、病人だと正常な脈のうちかたが分からないために、お医者さん自信の呼吸を主観に診るのが良いと言えます。

ここは前回の第一~二回の所でもありましたが、正常な健康な脈を診れるようになるには、まず、健康な脈を知ることが大事になります。

本当に健康な脈だけの人を知るのは難しいため、色んな脈を日頃から診ていく事が大事になります。

そうする事で平均的な脈が少しずつ理解できるようになり、平脈と病脈の違いが理解できるようになります。


私も経絡治療を学び始めた当初は、脈や気の至りというのがさっぱりでした。

今現在もそこを理解しているかと問われると自信は持てませんが、古典でも言われてるように脈のうつ速さを呼吸に置き換えて診たり、日々、自分自信の脈や患者さん、身近な友人や家族の脈を診ていると、体調が崩れた時などに日頃の脈との違いや変化に気がつく事があります。

今回の内容は改めて、日頃から色んな人の脈を診る事が大事な事だと再認識した内容です。

https://youtu.be/MRZIX0NrZr8


毎週木曜日は以下の勉強会を行っています。
20:00〜22:00実技練習
22:00〜23:00類経輪読
23:00〜23:30方術説話輪読
USTREAMにて輪読会Live配信しております。
USTREAM http://www.ustream.tv/channel/chovix
にしずか Labo http://www.nzlabo.com
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#レポート


以上で本日のレポートを終了します。



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