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安心感を生む会話力

「ひと言」の返事


マスク着用の制限がなくなりリアルに
対面で会話する機会が多くなりました。

また、AI(Chat GDPなど)の活用も
多方面で取組みを検討しているようです。

益々、人間力磨きが必要な社会になりました。

相手に安心感を生む「ひと言のキャッチボール 」

安心感のキャッチボール

※図の安信感(自作語)の意は、
 安心と信用・信頼を言い、
 その重みと大切さを感じること。


信頼関係を生むメール上のひと言のレス
今迄多くの方々と会話やメール
のやり取りをして来ました。

特にメールやメッセージのやり取りに
相手の心が表れ、繋がりが継続する人
しない人が初期の段階である程度理解
出来ると共に判断出来ます。

私は、30代で独立してから指導的立場
で人と触合うことが多くありました。

その際は出来る限り、最初の銀座時代に
形だけですが身に付けた謙虚さ=黒子の心
で会話上の言葉を選択しながら話しました。

また、人生後半のメールでは認知を重んじ
無視、スルーはしないようにして来ました。
同時に、出来る限り丁寧に断り辞退する
ことも度々ありました。

その様なやり取りの中で気付いたことは
教えを受ける人との間で自己都合を優先
する人やメールの交換だからと考えてか
リアルな対面で言葉のミラーニングが
出来るのにして来ない人とは長続きした
ためしが無いと言うことです。

リアルでもデジタルでも、人として大切な
相手へのリスペクト(≒敬意表現)と感謝の
表現伝達、謙虚さを重んじる「ひと言」の
大切さ、重さを認識することは対人関係の
継続に繋がると体感しました。

このような人間関係続いた方はメールの
『受取り』を表し伝える次の「ひと言」
「戴く・受領・拝受・拝見・確認」の言葉
が文言のどこかにに見られたことです。

親しい人、大切な取引先や大切な人
或いは、年長者や学ぶ相手とのメールは
客観性のある文章と安心感を重んじた内容
とレスポンスは社会生活上で必要とされる
信頼関係構築になくてはならないものです。

会話もメールもキャッチボールが必要で
主観重視の一方通行では役立ちません。
そこには、相手への想いの度合いも現れます。

🟠大切な取引先や大切な人からのメール

貴方は、受取り確認(受領)のお礼メールで、
受け取りを表す際どのような文言を使いますか?
その文言は、
「受け取りました」
「頂戴しました・戴きました」
「受領しました」
「拝受しました」
「拝見しました」
と様々な表現があります。

以下、メール「受け取った時」レスポンスに
使う文言を選んでみました。

シンプルなメールのやり取りの場合

★「確かに受け取りました。」で充分。
★「メールを確かに戴きました。」

何度もメールをやり取りする関係

堅苦しくならない表現の
「受け取りました」や「戴きました」。

初めてメールをする相手にも使えます。
「戴く」は「貰う」の謙譲語(遜った言葉)
「受領」には「重要なものを受け取る」
という意味があります。
🔼「受領しました」をより丁寧に
  表現した言葉が「拝受しました」。
  確認したことを強調する「拝見しました」。
🔼「メールを拝受しました」
  重要な取引先や目上の人に使う「拝受」。
(注)「拝」には、既に謙譲の意味がある為、
  シンプルに「拝受しました」と表現。
  二重敬語になるので
 「拝受致しました」と表現しない。
🔼「メール拝見しました」
「内容を確認した」ということを重んじた
「拝見しました」と表現。

普段の何気ないメールやメッセージの
やり取りであってもこのような相手への
「認知活動」の文言である『受け取り』
を表す言葉を忘れずに使うことです。

特に立場が上の人ほど意識する場合。
【例文】
「いつもお世話様です。
 先日依頼致しました
 〇〇の書類、本日拝見しました。 
 早速に配慮戴きまして
 誠にありがとうございます。
 今後とも、宜しくお願い申し上げます。」

「内容を確認した」という意味を
伝えたいのであれば拝見が一般的。

この「ひと言」が、不安・不信を与える

他者との心の繋がりや結び付きに
大切な会話や電話、メール、文書など
のやり取りや仕事上での報連相をする際、
返事をする時、何時どんな方法で言葉を
交えず、以下に記したの言葉を頻繁に
使う人は知らない内に相手に安心感でなく
不安感を感じさせている場合があります。

特に、SNSツールでツィッターなどの場合は
その相手にもよりますが注意を払うべきです。

あなたが、
このひと言を言われる立場になり
何故の心で考えてみましょう。

以下の語の後に、挨拶orレスポンスでは
何時に、どんな方法で、誰がの言葉を
入れるとリアルに感じられます。

🔵不安を与え易い【ひと言】

  • 今は無理(ダメ)

  • 後で

  • 後程

  • 後日

  • 数日中に

  • 少し

  • 少し経ってから

  • 少しの時間(少し時間を)

  • ちょっと後で

  • ちょっと待って

  • ちょっと時間を

  • しばし

  • しばらく

  • 考える時間が欲しい

  • 近い内に

  • 近日中

  • 今週中or今月中

  • 折り返す

多少(やや・まぁまぁ)良い【ひと言】

  • 直ぐに折り返します

  • 話が済んだら

  • 一両日中には

  • 一息ついてから(一服したら)

  • 〇〇に連絡(報告)が終えてから

  • 夕方(昼・夜)までに

  • 仕事が終わるまでに

  • 今日中に

  • 何日迄に

  • 寝る迄に

  • 休む(寝る)前には・・・

古より日本では、自らの保身の為や
他人の思惑を優先し考えてしまう
傾向がありイエス・ノ-の返事を
曖昧にしてしまうことを美学である
受止め考える国民性があります。

今の日本社会環境は、
「個」を優先し、
個々人の安心・安全・保身言った
プライバシーを大切にする傾向があります。

この「個」を何よりも一番に考えること、
言い換えるなら、利己的な要素や要因を
如何にして解決し、解消して行くかが、
今後の社会全体の課題であると思われます。

同時に、
多少に関わらず生き方や人間関係に
疑問や不安を持っている人が一番先に
相手や触れ合う人に求め望むことは、
相手を認めると共に安心感を与え合う
ことだと自覚し、心に留め置くことです。

その様々な不安を解消するための
キーワードの一つとして、
相手を思い遣る利他心とも言える、
先ず他者を想いその人を大切にする
と言う意識を持つことが挙げられます。

それは、
相手を人として認めることは勿論のこと、
人を大切にする心と行動、即ち人の原点
である『思い遣り』と『優しさ』の心を
備え持ち、周りの人達に出来る限り自然体
で触れ合うことであると思います。

その一つのとして、
安心感≒安信感のキャッチボールを
いつも心掛けることが必要と考えます。

日々の人との触合いやビジネス上でも、
互いが安心感を与え合うことは大切です。

無意識の内に何気なく発したひと言
が相手に不安を与え強いては自分の
不信や損失に繋がることもしばしばです。

特に面識や繋がりが希薄なその人との
初期のメールやメッセージのやり取りの
段階では注意しておきましょう。

寂しがり屋で孤独な人、
受け身で積極自発性に乏しい人、
自信や信念の持てない人、
自分の外見に自信がない人、
孤独な人や不遇な人、
子供や老人ほど
安心感のキャッチボールを求めます。

また、この安心感は、
人々を幸せに導き、同時に犯罪を
少なくすることにも役立ちます。

例えば、
🔺相手に伝わるように、
「はい」の返事をする。

🔺家庭、職場や会社心からの挨拶を
 日に一度は交わし合う
🔺些細な挨拶でもされたら必ず返す
🔺日に一度は、心を込めた挨拶を交わす
🔺互いに感謝の言葉「ありがとう」
 を心から伝え合う
🔺質問や問いに適時適切に答える
🔺報連相を確り行う
🔺相手のことを何故の心を以って、観察察知する
🔺メールは、形だけでも即レスをする
🔺相手から依頼されたことなどについて、
 断りや承服できないことを曖昧にせず伝える
🔺相手から依頼されたことなどについて、
 断りや承服できないことを曖昧にせずに伝える
🔺公私ともに環境の整理整頓がなされている

その他、何らかのキッカケで御縁を
頂いた方へのひと言の挨拶メールも、
大切な一つであると思います。

些細な御縁が得られるネット上の
SNSツール(ツイッター・フェイスブックなど)
でまだ面識のない見ず知らずの人
からの挨拶メールの有無でその人の
こちらに対する意識や心(姿勢)が
量られている場合が多いと受け留めて
みる意識も時に必要ではないでしょうか。


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