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「躾」のイノベーション
躾は、身体と心の姿勢から取組む
壮年になり、子供の“躾”は、
「先ず身体の姿勢からする。そのために
親が自らの心身の姿勢を正すこと」
と言うことを知る機会がありました。
現在の日本社会では、
個人主体意識とプライバシー保護が強まり、
その結果として、
大人の常識力の不足やモラルの低下に表れ
子供の躾に影響すると思えることがあります。
当たり前とも言われる常識力は、
育った環境、立場、年齢や体験など
様々な体験や心の要素、その度合い
により差異が出ると実感しました。
その当たり前=常識力の源(土台石)
と言える“躾”について考えてみます。
現代社会の“躾”
![](https://assets.st-note.com/img/1683423597569-ebHKgXTl1c.png?width=800)
日本での“躾”は、
子供の頃からの親の躾に対する意識、
育った家庭環境、子育て取組みの重軽
に大きく左右され易いと思われます。
以前よりも少なくなりましたが
現在の日本社会でも
「子は親の背中を見て育つ」
この体質は依然として存在します。
一人の人間として正しい背中を
親が子に実際に見せられるように、
今の自分を顧み指差すことも必要です。
さて、私達日本人は古より現在に至る迄、
他人の思惑を意識し言動する「人の目人種」
と言われ、子供達は親から
「そんなことをすると人に笑われますよ」
「我が家の恥になることは止めなさい」
「みっともないから、止めなさい」
と言うような教えを受け躾けられています。
これに対し、欧米の子供達は
キリスト教などの影響を受け善悪を前提にし
「それは悪いことだからしてはいけない」
「人に迷惑をかけると罰せられますよ」
「良いことだからしなさい」
と言う風に躾られていると知りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1683426591683-GX6DdH8oym.jpg)
これを要約すると
日本の躾は、「恥の躾」であり、
欧米の躾は、「罪の躾」です。
また、
私達日本人は自分の家の物は、
気をつけて大切に使いますし
清潔に保つようです。
しかし、
海外で公の乗り物の中や施設を汚す
モラル違反は日本人が多いと言います。
このようなことからも
私達日本人は改めて人としての原点
立ちに戻り「躾」や「モラル」の大切さを
改めて再認識する必要があると思います。
最近欧米で成功した「イジメ」の対策や
手法を取り入れて指導している学校も
有るようですが、同時に以下のことを
シッカリと議論してからでも良いのでは。
欧米人の持つ文化と思考回路、宗教の元に
なされていることを文化、無宗教、侘び寂び
人の目と言う、世界で唯一無二の思考をする
日本人に其の侭当て嵌めるのは如何なものか❓
と私見ながら受止めます。
どんな素晴らしい教えや手法であっても、
国民性(民族性)を度外しては効果が薄れて
成果として表れないと思います。
社会人としての躾や人としての
「ルール・モラル」を身に着けるは、
対策に着手せず如何に予防出来るか?
また、何故の心で原因(起因)を見付ける
と共に見つけ出した内容を理解と共に
「学習化」⇒「習熟化」⇒「習慣化」⇒「習性化」
のプロセスから身に付けること強く認識し、
ガイドラインを作り実行すをお勧めします。
一方、
教育関係者の自制心欠如の事件・様々な
ハラスメントが多発している社会環境に
なった現在、これも法令での規制と共に
予防対策として実行しなくてはならない
子供達を教え導く先生方の人間力育成も
決して欠かせないと考えます。
その結果、大切な子供達を守ると共に
指導教育者の労力を減らすことに繋がり
同時に、人間力UPに結びつくと思います。
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