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1.日本人&企業人の💓心の礎(1)

🎌バーチャルな「日本人の心の礎」=Nippon人力

日本人の心

この度のサッカーのワールドカップ
発揮されたNippon人力は、日本人の身体
と心の姿勢=Nippon人力を改めて世界中
に知らしめ、素晴らしい唯一無二の文化、
と共にフィジカルで劣っていた20世紀の
日本人の成長を認識させる結果になりました。

1.企業人・社会人の心の礎
=Company Cornerstone of the heart
現代の社会環境は、
数多くの物やコア、溢れるばかりの
様々な情報に恵まれた社会環境に
進化し欲しい物や知識、スキルは
お金さえ出せば、何でも手に入る
社会環境(情報過多時代)となりました。
 
しかし、
社会の文字構成にあるように、
(=体が土地に在り人と会う)
会社組織は心を備える人無し
では成り立たないと考えます。

この人の『心』だけは、
お金やどんな方法を駆使しても、
手に入れ自由に使うことは出来ません。

日本人は、今まで人の心を大切に生活し、
近所付き合いも大切にしてきましたが
個の社会になりつつある現代社会では
人との繋がりより個を優先するようになりました。

企業でも、10数年前迄はマニュアル化も
進んで来ましたが、組織としても働く人々の心を
育てることにあまり力を注ぎませんでした。

今大小に関わらず多くの企業や組織、
その企業経営陣が、

 🔺少子高齢化社会の人口減少に向けてか❓
 🔺組織の人財育成が必要とされる
    情報過多社会環境と捉えてか❓
 🔺企業組織の成長・繁栄には
  人の心が不可欠と受け止めてか❓

少し前から、多くの会社が組織で働く
個々人の心の育成に取り組み始めました。

これからの社会では、企業を支える
「礎」(源)は人であると言う観点で
取組む必要があると受止めています。

一方私達の生活して行く上で大切な人と人、
心と心の触れ合いには、相手に対する
「思い遣り」と「感謝の心」と共に日本人の心
と言われる「もてなし」が必要であり大切です。

世界で唯一無二の文化を備え持つ
Nippon人力として、先ず人を思う
思い遣りを支える4本の柱(下図)
認知
敬意謙虚さ、感謝の心

大黒柱(心)を支える4本の柱

と共に「おもてなしの心」=和の心は、
現在日本人に増えつつあると感じられる
自分だけが楽しみ楽しければければ良い、
自分だけが物や環境に溢れ幸せなら満足
と言う風潮の現代社会にポッカリと開いた
人と人との心の隙間を埋める大切な手段
です。

現在のような社会が成熟し、
一方で人との繋がりが薄れ個々中心の世情の今、
日本人の心である「おもてなし」への回帰、
「思い遣り」と上図の4本の柱である
「認知・敬意・謙虚・感謝」の心身の活動
こそが、自己顕示意識向上、モラルの低下、
人としてあり得ない悲惨な事件・犯罪、
多種多様なハラスメント、イジメ、引き籠り
などが多く見られる社会環境をイノベーション
する数少ない手段の一つであると思われます。

先年訪日したアメリカのオバマ前大統領と
阿部首相との会話に、日米のコーナーストーン
(Cornerstone)「礎」=基盤をお互いの国として
大切にして行こうという話があったそうです。

私達はお客様へのもてなしや接客サービスを
する上においても、日本人のコーナーストーン
(心の礎)⇒Nippon人力とも言える心身の活動
日本人としてのもてなしの心をいつも意識し
伝えて行かなければならないと思います。

私達にとって「礎」の一つは
マナーの形と言われる思い遣りと感謝、
敬意表現の心、もてなしの心身の活動です。

もう一つの「礎」となる商品(飲食物)の
と材料となる生産者(製造・作成・調理者)
様々な物を作る生産者・関連業者への
敬意表現=リスペクト意識と感謝の心
世界で唯一無二の和の国のNippon人力と
して決して忘れてはいけない大切な「」です。

以前のことですが、懐石料理のお店を
数年間に渡りご指導させて戴きました。

その時、料理長の方からお店の雰囲気≒造り、
食器装飾備品などの由来や関連知識と、
お客様をお迎えする雰囲気造りや美術品、
その時期ならではの自然界のお花をいけ、
旬の料理の原材料となるもの生産地、
様々な調味料など全てのとなるものへの
感謝の心する」ことが大切と気付かされました。

当然のことながら、
調理をなされる方々の取組姿勢や技術、
感性の大切さも同時に知らされました。

この様なもう一つの「礎」を深く知ることで、
お客様に直に接客し、飲食物を提供する
もてなしや接客係として、役割の大切さ、
重さを改めて認識させられました。

料理の達人と呼ばれる調理人達は、
必ずと言っていいくらい生産地へ赴き、
生産者の方々に直接労いと敬意表現と
感謝の心を表わし、伝えるそうです。

生産に関わる皆さんにとっては、
その「感謝の心・リスペクト心」と活動が
より良い原材料(食材含)を作り出すための
心のエネルギーとなり、その結果として
美味しい原資(材料)を作る源になっています。

この二つの「礎」を知り、身に着けることは
おもてなしや接客の場に根ざしているのです。
以上をまとめると、
大切なお客様へあなたの接客やおもてなしは
お店の全員を代表して接しているだけなく、
前記した様々なCornerstone(礎=土台石)があり
その重さを強く自覚して行うことこそ大切です。

それは、お客様に素晴らしいおもてなしや
多くの感動、いつまでも心に残る余韻を
味わって頂く源=礎であり、経営上でも
働く人の心の育成にも大きな力を発揮します。

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