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感謝の表現(3)感謝と礼儀

💕感謝と礼儀その心を知る

礼儀は、
思い遣りと敬意表現、感謝、礼と
人の道(理)を表す「形」です。
その本質は、
その人の【心】の中に在ります。

相手を、
敬い思い遣る礼儀、礼節は心からの
感謝の気持ちを生み出します。

礼を示されれば、こちらが礼を示す
のは形からの作法ではなく感謝を表現し、
伝えて下さったその人に対して、謙虚な
敬意表現と真の感謝を感じる人の本質です。

中でも「ありがとう」は
礼儀の本質を表す言葉で『御礼』と言う
言葉が、礼儀を示すこともその証です。

💕感謝と礼

何らかのことでお世話になった方へ、
お礼や感謝の気持ちを瞬時に伝え、
相手をフォローする手段として、
メール(メッセージツール)は大切と考えます。

しかし、
心からの「嬉しい・有り難い・お陰様で」
と言う感謝を現し伝える手段は、手軽な
デジタルツールに頼り過ぎてはいけない、
と体験しました。

僅かな気の緩みや怠慢が、信用や信頼を
失うことをいつも意識して置きましょう。

お礼や感謝の気持ちは、
実際にその相手に対面して言葉や態度で
現し、伝えて相手の心に通じ伝わります。

即ち、
感謝の心の体現はは行動力を備え持ち、
適時適切な方法で表わし伝えることです。

喩え、遠く離れていた場合や様々な事情
で対面が出来ない場合であったとしても、
出来る限り時間を置かずに僅かな時間を
見つけ出し肉声で「ひと言」だけでもお礼
や感謝の気持ちを伝える電話を入れる。

これは【礼と感謝の心】と『信頼感』
『安心感』の心のキャッチボールです。

様々な環境や人に生かされている現実、
相手在ってこその自分、即ち支え合う
【人】の文字の意識を忘れないこと。

心豊かで幸せな人になる為にも、
小さな些細なことにも【礼】を忘れず
感謝の気持ちを体現する心身の活動を
積み重ねて行くことが大切です。

人と繋がりに大切な感謝のひと言、
『ありがとう』と【礼】は実に深く、
重い言葉だと強く自覚認識しましょう。

常々【礼】と【感謝の気持ち】を伝える
大切さを自覚しておくことは「思い遣り」と
「信頼」のと心に刻んで置きましょう。

💖“感謝の表現と伝達の達人になる”

感謝の「ありがとう」は、
有ることが難しい「有難い」の語彙
感謝の気持ち、身に沁みて嬉しい
から由来しています。

この感謝の心は、
自分の中だけで考え思っていたりして
いるだけでは伝わり難い人間力です。

態度や仕種、言葉に表現し初めて活かされ、
その心を物や形に置き換える時もあります。

時に、奉仕の心の体現である心身の勤労や
ボランティアと言う形で現したりもします。
形の残らない態度や行動で表現をします。

前記しましたが感謝の言葉・態度には、
形あるお金はかかりません。

お金は使えば減りますが、
感謝の体現はどれだけ使っても減りません。
それどころか感謝の言葉やその活動が多い人
ほど人徳(仁徳)が積まれ、信頼度も高まります。

幸せを手に入れている人ほど、
感謝の心と表現を忘れません。
感謝の心を進んで体現すれば
如何なる状況にでも光が射してきます。

感謝のあるところには温かな心が存在し、
温かな心が周りの良いものを引き寄せます。

感謝の言葉は、
優しさや思い遣りなど人のを導きます。

相手ばかりか自らの気持ちを良くさせます。

感謝して憎まれることはありませんし
人から恨まれ、怒られることもありません。

感謝の言葉「ありがとう」「有難い」や
ありがとうございます(した)。」は
次の①~⑤の意味があります。
それぞれ口調や所作の体現法が変わります。

①の場合は、
 嬉しさの感謝を伝える場合に相手の心に
 投げかけるような明るく元気な口調と態度、
 また、有難い を伝える場合に丁寧に優しく
 柔らかく話す口調と態度を使い分けます。
 
 当然ながらお辞儀(礼」の角度やリズムも
 夫々の意味により異なります。

感謝の伝達活動

💑感謝を表す熟語

①【感謝
一般的な感謝を意味する。また、その気持ち。
有難い、嬉しいと思う気持ちを表すこと。                          
②【拝謝
拝 (拝受) し有難いと感じる心を意味する。
礼を言うことを遜って(遜って)いう語。
心から感謝すること。謹んで礼を言うこと。
③【深謝
-1=有難いことを深く感ずることを意味する。
   心から感謝すること。
-2=深いお詫びを意味する。心から詫びること。
④【多謝
-1 厚く礼を述べること。
 「多年の御厚誼に多謝する」
-2 深くおわびすること。
  書簡文などで多く用いる。
⑤【御礼
感謝の気持ちを表すこと。
また、その言葉や贈り物。

※①~⑤の出典:デジタル大辞泉(小学館)


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