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選択・判断・決断の要素と心得


人、事象、物に関し人間力に含まれる

【選択・判断・決断】


現在のような情報過多の社会環境で正しく
生き抜くために大切なのことは大別すると、
判断目的(理由)を明確にすることとと共に
関連情報選択の二つにあると思われます。
大局観の対義語は枝葉末節(ショウマッセツ)。

同時に
見失ってはならないのは物事や事象、人物に
関する大局観と反意語の枝葉末節(ショウマッセツ)
と共に大局的な視点俯瞰的(フカンテキ)な視点

限られた狭い地域(エリア)に関するさまを
見る意である局地的も大局的の対義語です。

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📚大局観
物事の全体的な状況や成り行きに対する見方・判断。
📚枝葉末節(ショウマッセツ)
主要でない部分。些細(ささいな)部分。
本質からはずれた些末(さまつな)こと。
📚大局的
大きな立場から事実を判断したり、
それに対して行動したりするさま。
大乗的。
📚俯瞰的(フカンテキ)
高所から下方を見渡すこと
及び、広い視野を持って物事を捉えること。

選択判断事項(対象事象)と選択肢

同時に対象となる判断事項(事象)が
🔹人生設計のためか?
🔹倫理=道徳的なのか? 
🔹人的要素なのか? 
🔹物理的なのか? 
🔹職責遂行上なのか?

🔹公的なのか? 
🔹私的なのか? 
🔹危機管理に当たるのか? 
🔹自然災害なのか? 
🔹心の要素なのか? 
などと言った選択肢=分類が必要です。

中でも特に注意することは転職に関する
選択の取組姿勢、判断決断の心構えです。
要点だけ書きだします。

選択の取組姿勢、判断決断の心構え

🔸何のための転職なのか❓
🔸他人と比べる取組みをしていないか❓
🔸金銭だけが目的になっていないか❓

🔸自分の人生設計(ビジョン)に合っているか❓
🔸転職したことで変化することは何か❓
🔸転職での利益と不利益は何か❓

🔸転職の動機に自分の器に合った我欲、感情の有無❓
🔸転職の動機の中に今の会社への不満があるか❓
 あればそれは何か❓
🔸何故スカウトされたのか❓
 (その理由が自分の生き方に沿っているか❓)

🔸自分の認知度が転職の理由ではないか❓
🔸自分に対する評価が適切かを意識していないか❓
🔸利己的な理由か、利他的な理由か❓

以上の項目は転職で悩み相談されたり
した経験を思い出しながら書きました。
現代社会に適切か否かは、この文言を
読まれた皆さんが判断されて下さい。




選択判断の質を左右する【5要素】

選択判断要素

①知性(知恵)  
②対象目的に関する総ての情報  
③揺ぎ無い自信 
④感情の円熟度(感情のコントロール)
⑤効果的なタイミング。


まず、知性について、
この要素は大切ですがここでいう知性は、
日々の問題に適用する知性、詰り対象に
関する“現実的な選択肢、実際的な判断
とか“常識”とか言われる特質(特徴)であり、
それは、適切な情報選択や日々の実体験
と組合せ問題を一早く解決する能力です。

最良の成果や目的達成のためより良い選択、
決定をするため、決定に関わる総ての要素、
絶えず新しい情報収集の活動は欠かせません。

決定の大部分は即座に行うもので判断の根拠は、
あなたが前もって準備していたものに左右されるといってよいでしょう。
製品やサービスに関して目に触れるものは何でも読み、
製造、輸送、販売、簿記、購買、その他、直接、間接に
あなたの仕事に関するものは、進んで何でも研究することです。

あなたの自信の高低は、意思決定の能力に直接の関係があります。
自信がないと重要な決定を不必要に遅らせることになりかねません。
また欲求不満を起こしたり、質の悪い判断を下したりしてしまいます。
意思決定には、必ず危険がつきもので、大きな決定を効果的に
行おうとするなら不確実な要因を探ることが大切です。
決定することは行動であり、行動には判断と勇気が必要です。

感情の円熟も、意思決定には重要な要素です。
感情が円熟している人は、確信が強く、
恐れる気持ちが少ないというだけでなく、
それ以上の想定外の問題も関係してくる場合もあります。

意思決定を延ばしたりする代わりに、
衝動的によく考えずに決定する癖のある管理者もいます。
このような管理者は、事実を集めたり分析したりせず、
性格そのものが衝動的であることに気づく、
性格が奔放すぎて自己統制できないことが多いようです。

この場合、
自分の感情パターンは中々変えられませんが、
意思決定に際する改善は習慣づけられます。
それは次のような思考の段階があります。

(1)明確に簡潔に問題の範囲をハッキリさせる
  ↓
(2)決定を下すのに必要な事実を集める
  ↓
(3)その事実を当面の問題との
   関連において注意深く整理分析する
  ↓
(4)賛否両論を自分の頭の中ではっきりさせる
  ↓
(5)決断(選択)を下す。
  ↓
(6)事後検討をし、成果を点検する

決断決定するのタイミングが、
成功、失敗に致命的な要素となります。
これは対【人】の場合に注意すること。

決定は、
その場で下さなければならない場合もあり、
その結果早急な選択決定事項の中に大事な
見落としが出たりする場合や何の判断決断
を下さないことが最善の選択決定と言う場合
も時に生じたりします。

常にタイミングという要素を意識しながら、
重要な問題についての選択肢を選び出し
その決断を下す“目標期日・時間”を決め、
決断を“理想的”な時期に行うことが必要です。

仮に意思決定を自分ですることが困難な時も、
他人の判断決定に基づき決定すると言うこと
に逃げこむことは避けなければなりません。

他人の意見やアイディアを取り入れるのはよいが、
決定を下す時には他人がどのように考えようとも
自分自身のものとして下さなければなりません。

そのためには、目的を明確にし
その過程で間違いをしても良いと捉える勇気、
何度でもチャレンジする折れない心と熱い情熱、
自分は正しいと信じる信念・自信を持ち取組む。


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