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感情と理性-生き抜く知恵

感情と理性(≒モラル・コンプライアンスの自覚)


今社会で多発している様々なイジメ、
ハラスメント、引き籠り、孤立、
自殺、犯罪などと言ったことは
自らの心と向き合うことに背を向け、
感情を優先し自制心とも言える「理性」
を失っていることが原因(起因・要素)
の一つであると体験から考えられます。

そしてこの「理性」は自心に人として
生きる道を正すことでもあります。

理性は、辞書に載っている(下記)以外に、
自分の心と真摯に向き合う活動に拠って
芽生える心の要素であると解します。

📚辞書検索-理性

1.道理によって物事を判断する心の働き。
 論理的、概念的に思考する能力。
2.善悪・真偽などを正当に判断し、
 道徳や義務の意識を自分に与える能力。

自らの感情を理性で省みる

感情を理性で省みるために

「感情と理性のバランスが取れた
 心身の活動をしているか?」

「人間として正しいのか?」

「コンプライアンスや人として
 モラルを理解・意識しているか?」

「筋が通っているのか?」

「道理(人の道)に叶っているか?」

「相手への思い遣りが表れているか?」

などに照らし合わせることも大切です。

人は好意的な人の話は素直に聞きます。
それは相手にとって解り易い言葉使い
や話し方、こちらに好意的な感情を
持って貰えるように思う心からです。

そうなれば、
相手は真剣に話を聞いてくれます。

人は感情の動物で、本能で動くこと
の方が楽ですから理性で我慢をする
ことに背を向け苦痛を感じます。

感情に流され「刹那」に生きる人(体験有)、
感情を我慢でなく感情と仲良くし
上手く自制コントロール出来る人
どちらが人生や幸せを得るために
役立つかは言うまでもありません。

自分の感情と仲良く付き合うことは、
人生を楽しくする一つであると思います。

また、
自分で生み出した感情は、自分自身で
何とか調整しながら仲良くすることも
出来るのではないか、と考えられます。

これは、自分の感情と仲良くし、
それに責任を持つという考え方です。

自分の感情と仲良くしそれに責任を
持つ考え方をした時、その感情を自ら
変えて行こうと理性が働き自制します。

そう言った心身の活動は、
苦しい感情から抜ける道になります。

このような考え方が出来るようになると、
今感じている気分をどう変化させるかを
誰かに救いを求めるのではなく、自らの
考え方で変えようとすると楽になります。

己のその時の感情と理性
=「人間として正しいか否か」に
照らし合わせることを上手く組合せて
生きることで人の心は育まれます。
(≒モラル・コンプライアンスの認識)

大きく捉えると、
モラル・コンプライアンスは
人としての心身の活動のルール
マナー・エチケット・礼儀作法は
社会人、大人ととしての心得です。

「ルール」が【道徳】「心得」が【倫理】
と言えます。

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