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日本人のE.Q.【感性】

心の基礎体力E.Q.を身に着ける


感性-イメージ図


美しいものを「素敵、美しい、綺麗
と感じ取れるのは人間だけです。

今の時代、日本人の“感性の危機”
とも言われている社会の状況です。

豊かな感性を備え持ち更にそれを
磨いて行くことが出来るのが人間です。

また、同じ人間でも、大切な心が歪み、
すさんでいる時は、自然界や美術文化
の持つの美しさを感じ取れません。

詰り精神状態が正常さを失っている時、
ゆとりが無くなり感性も鈍っています。

今、日本の社会の中枢となり担っている
人達の中にも自分自身の安心安全を優先し、
利己的な保身や自利意識が強くなりつつ
あることは否めない事実です。

また、現代社会の子供達や若い人達も
凶悪犯罪や引きこもり、自殺が低年齢化し、
「子供達や若者の心が壊れ始めた」
と警告する学者も増えています。

「ひきこもり」「キレる子供達」
「学級崩壊」「イジメの陰湿化」の
問題は益々増加し全国的に広がっています。

特に、今の若者や子供達は、
感性の大切な要素「共感性」に乏しくなり
自己主張が強くなっていると言われています。

近年多発している人としてあるまじき
「凶悪犯罪」 、「陰湿なイジメ」や色んな
「ハラスメント・DV」などもこの共感性
の欠如
に起因していると思われます。

私達は、
「物質的、経済的な豊かさ」
「過ごし易い生活環境」
「便利で快適な生活」
など目先のことばかりを追い求め、
何か、人として大切な心や大切に
しなければならない大切なものを
見失っているように思います。

勿論、
物質的にも経済的にも豊かである
ことに越したことはありませんが、
人間はそれだけで決して満たせない
大切なものが必ずあります。

その大切なものを感じ取る心=「感性
を個々人が育み備えることが必要です。

それは、本気で真剣に自分の心と向き合う
ことから始め「本当の幸せとは何か?」の
答を感じ取れる感性であると思われます。

私達の住む日本は戦後世界一速いスピードで
経済を成長させ国民みんなの努力で各家庭の
自動車保有台数などの文化レベルでも世界の
トップクラスにのし上がり、我が国に公私で
お見え頂く外国人の方々も増えて来ました。

一方、
社会生活上ではイジメ、自殺や引きこもり
などの心身の障害やネガティブな心になる
うつ病なども凄い勢いで増えております。

しかも今、
これからの時代を担う子供達に
この様な心の病が増えていることを
憂慮しなければなりません。

私達は、
経済的に豊かになれば幸せになれる
と信じ、頑張って来て実際に経済的には
豊かになりながら「物足りない・虚しい」
「満たされていない・孤独。つまらない」
と訴える大人は年々増えて来ています。

私達は、
己と向き合い「幸せとは何か?」の心、
人・事象を何故?の眼」で見るゆとりや
感じる暇もなく、ただ結果や成果だけ
を追求して来たのかもしれません。

豊かさ、便利さ、快適さを追及する過程で、
大切な自然界が破壊され、悲鳴をあげて、
未曾有な災害を起こしている
ことにも、
実体験するまで人々は気付きませんでした。

ビジネスに繋がる現実的な効率ばかりを
追求している内に日本人としての感性が
鈍ってしまったのではないでしょうか。

そして、
深刻な危機的状況に至ってから、
慌てて環境問題を現実問題として
意識するようになりました。

子供達への教育も知情意の一つである、
知と言われるスキルや技、知性や理性
に偏り大切な自分の個性に見合った
感性を育む」という視点が未だに軽視
されているように思えてなりません。

私達人間は、
美しい自然や建造物、アート、文書
などの「モノ」に触れることで、
「コト」感性を磨くことが出来ます。
そして様々な「感じる心」が育まれます。

また、日本には古より伝わる様々な伝統芸術、
素晴らしい文化、メイドインジャパンと言われている
職人の技、クールと言われる物が沢山あります。

森羅万象の中にものの哀れを感じ取り、
自然さ、詫び寂びを大切にしてきた
日本独自の文化は正しく感性の文化です。

海外でクールジャパンと言われる
日本の文化が注目される一方
日本の文化には全く興味がない
と言う日本の若者も増えているそうです。

そのような若者達に日本の素晴らしさを
改めて知らしめ、自覚させるためには、
先ず私達大人が古からの日本の精神文化や
独自の人・物の文化の素晴らしさを振返り、
感じ取ることが必要ではないでしょうか❓

同時に、
感性には、個人差がある
と言うことを一人ひとりが認識
しておかなればばなりません。 

このような現代社会に必要とされる個人の
感性を育み磨くために、今迄の数知れない
体験や学びから心の基礎(土台石)を育み、
人財育成や学びに役立てる目的で感性とも
言える【心の礎】を築く「思い遣り」
「感謝・誠実・謙虚・信頼・敬意」など
様々なドリルやテキストを作成しました。

その中でも、
ドリルを作った訳は現在に至るまで
様々なチェックリストや評価・診断
分析リストを作成し多くの場で活用
して頂け結果が出せた経験からです。

そして、このドリルトは、
「何事に於いても、基礎と成るものは、
 無意識に落とし込める迄、反復学習し、  
 本当の心の土台石とし、その上に日々
 新たに積み重ねながら再構築する。」

と言うことを学び知り得て作成しました。

日本人としての心を養い、
人として豊かな心を育むために
下記のドリルは多くの人に広め、
ひとり一人が幸せを掴む資料として
参考になれば幸いです。
 

📄ドリルダウンロード

ドリル目次


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