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対人関係と自分の心の礎【認知】


自分と他者を認め合う認知活動


<私は心理学や人間学を人から学んで
 書いているのではなく実体験を基に
 記事を書いております。
 その殆どはおもてなしの場での学び
 或いは、社会生活での人との触合い
 や先達から得た学びや知識が源です。>

他者or自己承認欲求と認知

承認欲求はマズローの欲求5段階説で
多くの人から解説され私も書きました。
この承認欲求は「尊敬、自尊の欲求」と
言われています。

自己承認欲求」は
自分で自分を認めたいという願望

他者承認欲求」は
承認を得られるか否かと言うことが
他者の感じ方に依存します。

この二つは、他人から認められたい
自分を価値ある存在なのと認めたい
欲求を意味しています。
共に何故か「たい」の文字があります。

この二つの承認欲求と認知は、
多少なり意味と目的が異なります。

人は誰でも周りの人から認められたい
承認欲求の意識を持ち自分のしたことを
褒められれば、嫌な気持にはなりません。

多くの組織では、
近年「ほめ育」の活動が多くなりました。
私達、日本人はシャイで褒めることが
苦手と言われましたが近年個人主体の
世論になり様変わりし積極的に褒める
心身の活動する方も増えました。

出勤時に、
「○○さん、おはようございます。」
と挨拶し
「おはようございます△△さん」
と相手からアイコンタクトして返して
貰えると自然でとても爽やかに感じます。

これは言うまでもなくお互いがその存在を
「認めている心身の活動」です。

これは自分主体の二つの承認欲求と異なる
「認知」と言えるのではないでしょうか。

これからの少子高齢化社会では自他二つの
承認欲求より、他者の心を動かす「認知」の
心身の活動がより求められると受止めます。

承認欲求から波及する人の思考(意識)を表す
言葉に自己肯定・マインドフルネス・自分を
顕示する自己主張のように自分を主に捉えて
思考することであると考えます。

古から伝承されている、日本のおもてなしの
「先ず人を想う優しい心」とこの承認欲求満足
は私見ながら真逆の意識と考えられます。

ここでお伝えしたいことは、
今後の日本の課題である震災復興、GDP回復
老後年金問題、労働力低下、食料危機と言う
課題に必要なのは上記のどちらなのかを私達
国民一人一人が熟考する時期に来ている意識
が大切であると言うことです。

さて、
認知活動は親しい間柄になるとアイコンタクが
《愛のコンタクト》になり目を合わせただけで
お互いのことを認知(認め合える)出来ます。

他者との触合いでその人の好き嫌いやその時
の精神状態を判断して、最終的に自分の事は
「認められない」から応えてくれないのではと
誤解されてしまう場合もあります。
増してお互いの面識が浅い内は余計な誤解を
生んでしまう場合も多々あります。



自らの承認欲求の心を認知=認めることが
出来る人は、【認知≒認められる】ことの
計り知れない物凄い大きなエネルギーの力
を知り認識している人と言えるでしょう。

互いに認めることから始まる認知し合う心
=認め合う心の活動は【思い遣り】【感謝】
であり人間力に必要不可欠なことです。
【互いが認め合える人こそ大切な人です】

認知意識は自分の文字を“自+分”と捉える

1.自らを分ける(自分を知る・自己分析)。
 (自己分析=別々にする。分配、
 区分、配分、分業、分解。)
 どのような自分が心の中にいるのか、
 自分が知らない自分も含め、
 己を知るということです。

2.自らを分かる。(理解し受容れる)
 (保有能力・スキルの量。作っている基。気分。)
 他人&自分と「向き合う」
 自分を知り、認めるためには自分と
 向き合い自分が知らない自分を知る、
 そしてその自らの本質を分かること、
 言い換えるなら自分を認めることです。
 その為に先ず自分の強み弱みと真摯に
 「向き合う」こと他人とはお互いが人間
 として先ず「認め合い」本気で真剣に相手
 と正対し「向き合う」ことです。

幸せな心を創る四つのホジション
 ※(幸せ=四合わせ)
 一、自分も他人も知っていて、
   認めているところ
 二、自分自身は知っていて認めているが、
   他人は知らず、気付かないところ
 三、他人は知り認めているが、
   自分が知らなくて認められないところ
 四、自分も他人も、知らなく、
   気付かないところ
 人は心にこの四つの意識か有ります。
 それを総て理解するように努める活動
 は人間の「心の礎」です。

3.自らの分度を弁える
 ※分度=はかりわけること。
 分限度合の意。二宮尊徳の唱えた語。
 経済面の自分の実力を知り(自己認知)
 それに応じて生活の限度を定める。
 必要以上に支出しない。

4.先祖や天から与えられた自らの本分
 
=分(責任、力)を生きる。
 領分、分担(役割)
 人は、この世に生を受けそして一生を
 終えるまで、常に他人と繋がり、
 他人と共に居て、分け与えられた
 自分の時間を生きて行く。

5.分身としての自覚(先祖、親、子、部下)
 ⇒4.に類似しますがやや異なります。
 祖先に感謝、親に感謝、子孫を残す。
 意識を分け与える(広め残す)。
 枝分かれしたもの。
 伝え分ける何回かに分ける。
「自分を知り、受容れ、認知し、
 理解することは人間関係の礎」

現代社会は溢れるばかりの様々な情報
が手に入れ易くなり色々な情報発信や
収集が、スマホなどのI.Т.機器の普及で
何処にいても手軽に出来ます。

これを書いた目的は、
現代人の心身の眼が外に向けられ、
或いは、外からの情報に向けている
意識が強くなればなるほど人は外部
からの情報を適正に選択判断し適切
に活用するために自らの心に目を向け、
その心を育む心身の活動ず必要です。

人は外への関を強く意識し自心と正対
向き合うの意識を器用にバランス良く
使い分けが出来ないと考えるからです。

さて認知活動に必要な意識にオウム返し
と言う心身の活動があります。

それは相手の言った言葉をそのまま自分
の言葉て同じように繰り返すことです。

また、言葉ではなく「感情のオウム返し
相手のペースに合わせインパクトになる
単語だけをリピートすることもあります。
このオウム返しの言葉上のテクニックは、
相手の立場になってみるミラーリングと
表現される相手の言動や仕草をミラーの
ようにオウム返しで相手に親近感や好感
を抱かせること、即ちあなたの話を自分
は理解していますことを表す言動です。

情報過多社会環境で人物、物事、事象
を選択判断する心身の活動、例えば、
外的要素から受けることでは

★ どれを選べばいいのか、情報選択に迷う
★ 情報に振り回されて(踊らされて)失敗した
★ 人や物の誘惑に負け衝動的行動をした
★ 強い印象を受け、目的と違う
 方向へ気持ちを動かされた
★ 格好いい自分に成るために
 外面的なオシャレにお金をかけた
★ 本やメディアでこうすれは好かれる、
 モテる、などをしたが一過性だった
★ 成功本や成功者の話に振り回された

また、内(自分)から外へのことでは

☆ 第一印象と違った嫌な面が見えた
☆ 友達として信じられなくなった
 (裏切られた・利用された。など)
☆ 貴重な時間を割き、お付合いし
 数か月もすると別れる
☆ 多くの難関を突破しせっかく会社
 に入っても早い時期に辞める
☆ 人に好かれたいと言う意識で言行した
☆ 結婚して数年で離婚してしまう
以上のような体験や話を聞いたことは
ありませんでしたか?

そうならないためには、
自分らしい有の侭の自分自身の姿=本質を
知り理解し認知する必要があります。

人は、それぞれの顔が異なるのと同様に
個性(性格・資質.)や感情も異なります。

そして多くの人は自分を一番理解し、
その自分を愛している心を備えています。

詰り、自分らしい自分の姿を知り、認め、
理解することは自分に自信が持て日々の
生活や仕事を楽しめる「礎」と言うことです。

それは心を豊かにし自分の生活や仕事の
世界を広くするためにも役立ちます。
では、そのためにどのようなことを
ステップとすればよいのでしょうか?

【ステップ】自分の良い処を知る

 ① 自分の良いところのリストアップ
  (個人・仕事上=公私)
  候補シート(+自分で作る)から選び座標軸に付ける
  (身近な人に選んで貰う=公私共)
 ② 能力(出来る・出来ないorしたい・したくない)
  =得意なこと・意思の有無
【ステップ№2】自分の良いところを認める.
 ① 自分が自分自身にしている
  (出来る)認める活動(行為)
   候補シート(+自分で作る)から選び出す。
 ② 座標軸に仕分け解り易くする。
【ステップ№3】自分から他人している認める活動
 ① 他人にしている(出来る・出来ない
  orしたい・したくない)
  候補シート(+自分で作る)から選び出す。
 ② 座標軸=能力・意思に仕分ける。
この記入したシートを月に一度程度
振り返ることで少しずつ自信がつきます。
名言にある
「継続こそ力なり」、
「ローマは一日にしてならず」
の気持ちを持続するように努めます。

認知→自信

1. 認める、認められて伸びる人は!

認知されて伸びる人

認知されて伸びる人のタイプ
1.謙虚な人
2.感謝されて伸びる人
3.心身共に正対出来る人
4.人を助け心に与える心身の活動を
 喜びとして伸びる人
5.褒められて伸びる人
6.叱咤激励されて伸びる人
7.志を掲げその目的達成の為に
  努力し伸びる人
8.好きな仕事をして伸びる人
9.劣等感を持ち、反骨精神で伸びる人
10.努力している姿を言葉や行為で
     示され伸びる
11.有言実行の出来る人
12.成功志向が強く実利的な人が伸びる
13.自分に存在価値がないと思い、
     他人から自分の存在を認められ伸びる人
14.プライドをくすぐられ伸びる人
15.淋しがり屋で人と触合いにより伸びる人
16.我欲達成したいとの思いで伸びる人
17.他人に好かれたい愛されたいと言う
  意識から伸びる人
18.伸びることを生甲斐にしている人
19.生活環境に左右され伸びる人
20.安心を求めるために伸びる人
21.家庭を守る目的で伸びる人
22.自己顕示を満たすために伸びる人
23.嫌いな人は運命の人と自覚出来る人
24.何らかの報酬などの見返りを示され伸びる人
25.自己満足を満たすために伸びる人

採点例【評価/有=〇・無=✖・どちらとも=?】

2.認知「認める心」✙「褒める」と活動と意識

【認める】言動と態度診断

1. 相手の存在を確りと意識した
 言動や態度をする。
2. こちらの心の感じられるお辞儀、
 挨拶をする。
3. 心身の状態を察知した言動をする。
4. 心の伝わる返事を返す。
 (拝・配・背の返事を使い分ける)
5. 相手の目を見て会話する。
 =アイ(愛)コンタクト

6. 相手と同じ目線で話す。
7. 同じテーブルで会話する。
8. 落ち着いた態度で会話する。
9. 冷静沈着に心掛ける。
10. 相手の能力に合わせた会話する。

11. 話すより、聴く(聞く)ことに重点を置く。
12. 相手の立場をよく知る。
13. 相手の話の腰を折ったりはしない。
14. 共鳴、共感に心掛ける。
15. 何故の心を持ち、相手の心理状態の心配りをする。

16. 先ず肯定し、誤っていたときはアドバイスや諭すようにする。
17. 相手が誠意を感じる姿勢や態度で接したり、話を聴いたりする。
18. 相手の話に頷いたり、相槌を打ったりしながら身体全体で会話する。
19. 相手が話し易く、聞き入れ易い雰囲気作りに気配りする
20. 見返りを望み、求める話し方をしない。

21. 相手の為に、役に立ちたいと意識する
22. 思い遣りの心と態度で接する。
23. 感謝の心を表わす言動する。
24. 誠心誠意の心を表わし伝える。
25. 相手への信用、信頼を
    意識した言動をする。

実社会においてまた人と触合う場で自らが相手を【認める】言動や態度を日々積み重ねて行くことで人間的にも仕事上でも認められ信頼され、繋がり結び付く「絆」が創られます。

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