人事評価基準を一新、屋根屋に新たな風を吹かせる「神田板金」
神田晃社長は下田地域に構える板金屋の2代目社長です。
高校出た後父が体調崩し、家に入れと言われ、
会社は35歳で継ぎました。
父は体調も良くなり、たまに会社に来て草刈りなど手伝ってくれています。
私は60歳で辞めると決めています。
継いだころは、お得意さんを中心に昔ながらの仕事方法でしたが忙しくしていました。
休憩のお茶、夜には「飯食ってゆけ」など地域の方々と仲良く仕事していました。
当時8割は建設会社や大工さんの下請け業務を請け負っていました。
作業日数の割には利益が少ないのが難点でした。しかし、同業者が仕事を畳むケースが増えたこともあり、OBの大工さんから仕事を紹介いただいたり、仲間内の業者とリフォームフェアをやって仕事を獲得し始めました。
そうしてゆくうちに半分くらいはお客様から直接受けられるようになったんです。
相乗効果が生まれる
仕事についてもっと良く知っていただきたいと思い、SNS、フェイスブック、twitter、,YOUTUBEなど発信に力入れるようになりました。
そうすることで、会社の雰囲気、仕事内容など分かりやすく伝えられるようになりました。
求人が来なくて採用ができない業種業態でしたが、かっこいい仕事だと伝えられるアイテムとなり、今では共感してくれる人が入社してくれるようになりました。
売上が上がり、稼げるようになったら休みが増えて、休み増えるとスタッフ集まるようになりました。
営業を取ると給与増える。そのサイクルができるようになったため、自分で営業するようになったんです。
営業成績に応じて給与上がる。さらに現場の利益に応じてボーナスが出ます。
新たな人事評価
最近では分かりやすい給与算出方法にしました。
1年に1回、自己診断シートを記入します。勤務態度、コミュニケーション、営業成績など自己採点します。
その内容をもとに面談をし、翌年からの目標などが設定されるので、向上心が変わってきました。
勉強会に出て、企業の真似したり、学んだことを会社に生かすようにしてます。
従業員が思ったことを小さいうちに言える場を作る
毎月定例会の場を作る
改善点を出し合って話し合うことで、意見が出る
改善につながり、不満が無くなる
とても良い循環が生まれたんです。
元々、私も従業員を雑に扱ってる点がありました。しかし学んで色々研究し、今の組織体制になったのです。
トップの意識が変われば従業員の意識も変わることを感じました。
適正利益が取れ、工事日程の調整が可能になったため休みを増やすことが出来ました。現在は完全週休2日制で年休が約115日になっています。
就職
稼ぎたかったら休日出社もOK
男性スタッフが全員。6人 合計8人
35歳から53歳まで働いてます。
良い人がいれば何時でも採用したい
https://kanda-bankin.com/recruit/
二つ目の仕事
神田さんはフィルムコミッションという団体にも所属し、
三条市の下田エリアをはじめ、燕市、三条市、加茂市、弥彦村などを対象に、映画やCM、車両レンタル、ロケ地などを紹介しています。
ロケ地として民家を探すことも多く、空き家がロケ地になる可能性を感じています。そのための維持管理として屋根修理、雨漏りの仕事のノウハウが活かせると思っています。
お仕事探し、移住体験などの相談は
こうばの窓口
住居の相談は
サンクチュアリ株式会社
その他、三条市は支援協力チームを組み、あなたをサポートできます。
サポートいただけたら幸いです!ガンバリマス。