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Webライターが仕事を取りにくくなった3つの理由と対処法を大公開

私の周りには「最近仕事が取りにくくなった」と口にするWebライターが複数います。そこで今回は仕事が取りにくくなった3つの理由と対応策について解説します。

  • 理由①Webライターの数が増えて案件の奪い合いが始まっている

  • 理由②社内で記事を書く会社が増えてきた

  • 理由③Webメディアの運営から撤退する企業が増えてきた

  • 提案力を磨けば①~③の状況に負けずに仕事を作れる。

今回の内容は以下の特徴を持つ現役のWebライター向けに書いております。

  • 最近仕事が減っていて本当に困っている

  • 案件に応募しても断られてつらい

  • 長い付き合いをしていたお客さんとの取引が止まった

  • 安定的に仕事を取れるようになりたい


①Webライターの数が増えて案件の奪い合いが始まっている

仕事の奪い合い

最近はライターの数が激増したために案件の奪い合いが発生しております。なので、他のライターにはない武器やアピールポイントといった差別化ポイントを持つ事が欠かせません

ザグーワークス公式サイトより引用

参考までにサグーワークスの公式サイトをご覧頂きたいのですが、Webライターの登録者数はなんと29万人を超えています。

上記のサイトに登録していないライターもいるでしょうから、少なくとも30万人はいるはずです。それにもしかしたら倍の60万人位いるかもしれません

そのため、1人のWeb ライターとして案件を獲得していくためには他のライターにはない際立つポイントを作り上げる必要があります。

例えば、

  • 難関資格を保有して特定のジャンルの特化型ライターになる

  • 他のライターの10倍の実績を持つライターになる

  • 自らコンテンツ提案ができるライターになる

などです。何かしらのポイントで際立つことができればライターの数が30万人を超えていたとしてもあなたは選ばれる存在になります。

差別化できる武器を身に付けましょう。ちなみに私はSEOを学び、リライトした記事の順位アップの保証を出したところ、リライト案件を半無限に受注できるようになりました。

ご参考までにどうぞ。


②社内で記事を書く会社が増えてきた

これまでWebライターに仕事を依頼していた会社の中にも記事作成を社内メンバーが担うケースが増えてきました。

なので、Webライターとして生き残るためにはディレクション業務や編集業務を請け負う事を目指すのが有効です

そもそもの大前提になりますが、最近のコンテンツSEOの世界では、専門的でかつ独自性のある情報が評価されやすい、という傾向があります。

現にGoogleの検索セントラルブログにおいて、Googleは以下を評価対象にしている事を公表しております。

コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか。
コンテンツは、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を充分に提供しているか。
コンテンツは、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。

Google検索セントラルブログ

どれも自社ビジネスに精通をしている社内のメンバーの方が通常のWebライターよりも有利な分野なのです。

そのため、専門性や独自性の高い記事を書くために社内のメンバーで記事を書く、という流れは加速していきます。

一方でSEOで評価される記事の構成案を作る事やメンバーが書いた記事の編集・校正を担当してくれる人の需要は増します。なぜなら、どちらも経験が必要なので普通の社内のスタッフには荷が重いためです。

そのため、文章の構成案の作成術や文章の編集術を覚えてディレクターや編集者という立ち位置を目指すのが有効です。

どちらか一方のスキルを得る事が出来れば、仕事の幅は広がりますし記事作成の案件数が激減しても食べていけます。

私自身はディレクタースキルを学び、Webライターからコンテンツディレクターになる、という選択をしました。


③Webメディアの運営から撤退する企業が増えてきた

大手メディアの撤退

Webライターの仕事が減ってきた理由の1つに大量のライターを雇っていた大手のWebメディアの相次ぐ運営の停止があります。

当たり前ですが、ライターに仕事を振るメディアの数が減れば自ずと仕事は減りますよね。

直近1年間で更新が止まったり、運営終了の報告をしたメディアの一例は以下の通りです。

・LINE株式会社が運営するBLOGOSが2022年5月にサービス終了
外資系の商業メディア「TechCrunch日本版」のサービス終了
・スマートニュース社の子会社が運営する「SlowNews」は7月末にサービス終了

このように、大手のWebメディアが相次いでサービス終了を打ち出しております。今後も大手のWebメディアの運営が終了する可能性は十分にあります。

そのため、ライター側もWebメディアと関係のない仕事を受注できる人材になる事が無難です。

ライティング経験がいかせるWebメディアとは関係のない仕事の一例は下記の通りです。

  • SNS の運用代行

  • YouTube 動画のシナリオ作成

  • メルマガの作成代行

  • Lineステップのシナリオ作成

今取り上げた仕事もこなせるようになれば、記事作成の仕事が減っても問題ありません。ぜひ、色々な仕事をこなせるようになりましょう。


Webライター冬の時代の解決策は提案力

自らコンテンツ提案を行う

Web ライターの仕事が減ることが見込まれる現在において最も重要なのは提案力を磨くことです。

提案力があればWeb記事作成の仕事が減っても持ち前のライティング能力をいかして他の仕事も受注出来ます。

例えば、Webメディアの運営をやめる代わりに、YouTubeの運営を頑張る企業が増えたとします。その場合は、動画のシナリオライティングを担当することを提案が出来ます。

それにWebライターに頼む仕事を減らし、社内メンバーで記事を書く事を決めた企業があったとします。

その場合は、社内メンバーが書いた記事の校正や編集を担当する事を申し出る事も出来ます。

要するに提案力があれば新しい仕事を作れるのです。ぜひ自ら仕事を提案して新しい仕事を受注するようにしましょう。


今回のまとめ

今回の内容のまとめ

・以下の三つの理由からWeb ライターの仕事は減りつつある
→①Webライターの数が増えて案件の奪い合いが始まっている
→②社内で記事を書く会社が増えてきた
→③Webメディアの運営から撤退する企業が増えてきた

・提案力があればWebライターは生き残れる

今まとめた内容の中でも「提案力があればWebライターは生き残れる」という点は特に大切です。

心持ちとしては、Webライターにとって提案力はライティング力よりも重要、と思ってしまってもよいくらいです。

今回の記事を通して提案力の有無がライター人生を決める、という事をご理解頂けると嬉しいです。提案力を磨くコツを学べる資料は以下のページでプレゼントしているので是非ご覧ください。


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