私が医学部編入試験を受けた理由

自己紹介がてら、医学部学士編入試験を受けた理由について説明しました。ひとことでいえば「面白そうだったから」です。

専攻を変えて大学院に入った理由

学部(大学)の専攻は物理学(工学)だったのですが、所属していた大学の大学院に進学はしませんでした。卒業してそのまま研究室に所属させてもらいながら、少し進路について考え直すことにしました。
大学を卒業した年(2018年)に本庶先生がノーベル賞を受賞され、バイオロジーの分野に興味をもつようになり、医学系の大学院に入学することにしました。

大学院に入学

医学系の大学院に入学しました。もともと心理学や脳科学に興味はあったのですが、医学分野で本格的に研究するなか、精神医学の領域にだけ、生理学的指標が存在しないことを知りました(精神科で血液検査や画像検査は今ないですよね)。

そのような中でも、精神疾患に対する基礎研究で、例えば「うつ病でこの物質の値が血液中で高い」ということが知られていました。
私はそこに強く惹かれ、臨床医となって臨床的な症状を知り、また基礎研究も行うことによって、臨床と基礎研究を結びつけるような仕事をしたいと思うようになりました。
精神的な症状を治療するためには、人の精神を知る必要があります。人の心の定量化、病気はなぜ起こるのか、それはどうすれば治るのかということを、投薬以外にも行動療法など、心理学も含めてアプローチしていくことが、私の興味と強く結びついていました。

「志望校2点張り」失敗

大学院を卒業した年にだけ受験し、その年で受からなければ諦めると決めていました。受験校は自分と相性が良さそうな2校だけに絞り、結果は、東京医科歯科大学(東京科学大学)は一次不合格、もう1つ別の大学で筆記は通過(上位10位以内!)したものの面接で不合格にされました。

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