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1億総評論家時代到来!

 春のような陽気を漂わせる今週、突然こんな話題が飛び込んできましたね!

 今やときの人となった大谷翔平選手の話題で持ちきりで、お隣韓国では開幕戦を行うため到着したこともあり、大騒ぎになっているそうです!
 ここまで来ると、やはり格が違いますね😅
 こんなニュースが流れると、画面越しのニュースのコメンテーターたちが、一斉に色々な角度から評論して視聴者にこの話題のトピックスなどを伝えてくれます

しかし!

お茶の間の全ての人が知りたいと思っていないようなことも、コメンテーターたちが聞いてもない持論を展開してくれ、そもそも専門分野でもない人たちまでも、経験してきたような口ぶりでコメントすることに違和感を感じてます
 最近ではテレビはほぼ見ていないので、そういったことは耳にする機会が結構減りましたが、それでもネットニュースなどでもこうしたコメンテーター気取りの人たちの自分の主張に近いコメントをニュースとして上がっていることに少なからずも不快感を感じている今日この頃です💢
 そうした中、VRS(=一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの)の代表理事でもあり、らいおん建築事務所代表取締役の嶋田洋平さんのfacebookの投稿を拝見しました

誰かの何かを応援するみたいな仕事の人が多すぎるんですよね。 今、日本に必要なのは打席に立つ人なのに。 失敗を恐れずに打席に立つ人なのに。 なんか打席に立つ人1人に対して、コーチとか監督とかが多すぎて、1人に対して10人ぐらいいる感覚。(...

Posted by 嶋田 洋平 on Saturday, February 24, 2024

 嶋田さん自身も北九州市の小倉魚町での取組から日本全国でまちづくりに関わって来られた方であり、自分自身もまちづくりのプレイヤーとして、今なお頑張っておられる人からの言葉には重みがありますよね
 この投稿に反論している某外資系のコンサルさんもおられますが👀
 個人的な見解ですが、全てのコンサルがいらないということではなく、資格もなく誰でもできるようなことを、プレイヤーにならずに、しかも火の粉が降りかからない場所から、「サポート」という名で他の誰かがした事例だけを挙げて、結構なお金を要求するコンサルはいらないと思っています!
 またコンサルでなくても、実践もせずに口だけ出すものの支援するためのお金は出さない、挙げ句の果てには、一時的かつ表面的な結果論で批評する、なんちゃって評論家が増殖し続けています😔
 大谷選手のようにバッターボックスでバットを振り、マウンドでボールを投げる人がいなければ、コーチも評論家もいりません
 今回のnoteは、実践することをテーマに書かせていただきます

プレイヤーがいなければコーチも評論家もいりません

■チャレンジすることを諦めるとどうなるのか

 Pro Bono さのでは「チャレンジは未来を変えるイノベーション」というキャッチコピーをつけています

Pro Bono さののロゴ(パターンⅡ)

 チャレンジをすることで失敗はありますが、自分の未来を変える一歩になるという意味です
 現状維持でいいのではないかとチャレンジを諦める言い訳にする人がいますが、現状維持はいずれ、時代の変化を受け止めることはできなくなり、最終的には時代に追いつき追い抜かされてしまいます
 追い抜されてしまうと自分が追いつこうと思っても周回遅れになっていると気づいた時点で、時既ときすでに遅しの状態となってしまいます
 こうなるとチャレンジすることを諦めただけでなく、成長することも維持することも諦めてしまいます
 この次に来るのは、他の人のやることに批判ばかりしたり、自分の存在感を否定したりとネガティブな状態になってしまいます
 確かに新たなことにチャレンジすることは失敗もつきものです
 だってやったことないことですから、どんなに本で知識を取り入れても、先に取り組んでいる人の真似をしても、そのときの状況や周りの環境によって見様見真似みようみまねではうまくいかないことは多々あります
 でもそれは当然のことなのです
 人は経験から学び習得することが非常に多いのです
 失敗を恐れる余りに何もチャレンジしないとなると、あとは衰退と自己嫌悪にさいなまれる時を待つだけとなります

現状維持を選択した時点で、衰退と自己嫌悪に苛まれる時を待つだけです

■実践すること=責任をとる覚悟を決めること

 チャレンジをしたがらない人の言い訳で多いのは、責任をとることへの抵抗です
 「自分はそんな器ではない」とか、「自分にはできない」というニュアンスのことを言いますが、他の人から同じようなことを言われると怒ったりします
 謙遜して言っているのかどうかわかりませんが、自覚しているのであれば他の人から同じようなことを言われても怒らないと思いますが、不思議ですよね。。。
 それはさておいて、背に腹を変えることができなくなると、人は覚悟を決めて実践します
 実践するとは、自分の行動に責任をとる覚悟を持つことです
 しかし実践ばかりが自分の行動に責任を取ることだけではありません
 普段何気なくやっている行動一つをとっても、責任がついて回ります
 それ自身は自覚があまりないないと思いますが、実は気づいていないだけです
 よくニュースで、重大事件などを起こした人の釈明で「ついうっかり」とか「こんなことになるとは思わなかった」とか聞きます
 普段何気ない行動ですら、責任がかかる場合はあるわけですから、何かを実践することだけが責任のかかることではありません
 それよりも自分がチャレンジできる時間は実は限られています
 諦めてばかりで、いざ条件が整ったからチャレンジしようと思っても、その時には健康がすぐれなかったり、いろんな事情で実践ができない状況に陥っていることって多々あります
 言い訳してばかりでみすみすチャンスを逃していると、それこそ人生のゴールが見えてきた時に後悔するでしょう・・・

「後悔先に立たず」ですよ〜

■まずは小さく始めて楽しむこと

 取り返しのつかない失敗をする大きな原因は、理想型りそうけいをフルサイズで最初からしてしまうことです
 これはお金の話だけでなく、実践するときでも同じことです
 実践する人にとって不確かなことを初めてする場合は、自分のできる少し上のところに手が届く目標で始めることが望ましいです
 なぜなら人は成功体験を重ねていくことで成長できるからです
 成功体験を重ねることで人は成長していきます
 最初は無理だったことが成功体験を重ねていくことで、やがて無理と思っていたことができるようになります
 山登りで例えると、最初は確かに無理だと思っていた山頂も鍛錬や経験を積むうちに山頂に辿たどり着くコツを覚えてきます
 この経験をされたことがない人にはわからないと思いますが、経験と鍛錬が人を成長させてくれます
 ただし、楽しむことができなければ続けることが難しいので、どこか楽しめるところを感じて欲しいと思います
 自分の未来を他の誰かにかれた線路を走り続けるのではなく、違った風景を見るチャレンジがあっても、豊かな人生へと導いてくれるのではないでしょうか?
 いまはVUCAブーカと呼ばれる、将来の予測が困難な時代を迎えています
 そういう時代であるため、過去の事例からコンサルすることには限界があり、実践もしない評論家が増えても未来を変えることはできません
 だからこそ、実践者(=プレイヤー)が必要なのです
 ”責任”は普段の行動からもついて回りますので、そんなリスクを考える前に、自分のできることを一歩ずつ着実に前に進めていくだけで、希望に満ちた未来の扉が開くことができるでしょう!
 このnoteを書いている日は、VRSさんが”つむぎやオープンマルシェ”を開催していましたが、ここでは小さいながらも実践している人たちがたくさんいて、楽しそうな表情が印象的でした
 評論家やコンサルではなく、小さくても実践者になってみませんか

つむぎやオープンマルシェの模様


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