見出し画像

プライゼルという空間 03.「顧客」とは

顧客。

お客様。

いや、もうこれは、他に表しようがない。(笑)


お客様は神様です」なんて昭和(昭和自体はとっても好きだし、当時の時代背景、また当時こういった社会があったから、今の日本経済はあるのだけど)チックなことは毛頭思わない。

お客様の方が偉い、とも思わないが、こちらの方が偉い、とも思わない。


対等だ!とも思わない。何故なら、ビジネス上、そんなキレイな表現をしても実質はそこに買う側と売る側の関係性や、大人の事情などがあるからである。


でも、お客様に対しては、シンプルに、弊社が常に「No.1ビジネスパートナー」でありたい、と強く思っている。

※この手の話だと、いやいや、「No.1だ!」とか「いやいやOnly Oneだろ!」みたいな議論もあるのだが、単語の定義の違いは確かにあるが、そんなのどっちでもいい、そんな小さいところの差別化いらんだろ、他にもっと考えなきゃいけない事あるだろ!と私は思ってしまう。(笑)


ここは少し、業務のリアルを交えて説明したい。


自分自身が技術者としてプロジェクトに入っている時には、プロジェクトの中では誰よりも顧客の役に立ちたい、自分自身の付加価値を提供するには、どう立ち回ればよいか、どんなソリューションを提供すれば良いか、を常に考えて行動してきた。

もちろん、顧客、仲間、競合他社含め、敵対するのではなく、バランスを考えて全員で協力し合い、プロジェクトを成功に導く、ということを目的に。

「プロジェクト」は、そこに集まる人員が、みな同じ目標に向かって協力しながら課題・問題に対峙し、ゴールを目指すものである。

なので、いち企業としても、顧客のプロジェクトを支援し、顧客をゴールへ導くことが我々の使命。

時には前方から引っ張ることも
時には後方から押すことも

時には外野からヤジ声掛けだけすることも(笑)

その都度、状況に合わせてポジショニングを変えて、ベストな状態を判断してビジネス課題に取り組む。


正直なところ、弊社の競合他社には数百人~数千人の企業も存在し、企業の体力や、武将(好きな表現)の数では確実に負けている。

だが、弊社は「一対一の騎馬戦では負けない」のである。


プロジェクトは協力して進めるが、そこにある目に見えない顧客からの評価や周囲からの信頼を勝ち取るためには、この騎馬戦で負けてはならない。


騎馬戦で負けない企業は、どんなに小さい母体でも「No.1のビジネスパートナー」なるチャンスがあり、我々は常にそうでありたい。


営業活動、という観点から考えても、私自身は、
「君が営業だからお願いするんだよ」という状態をつくるために全力で奔走(うさぎとかめ、で言うと確実に・・・うさぎ側・・・)してきた。


結局は、ビジネスというもので一番大切なのは「人」なのである。


どんなに厳しい人でも、優しい人でも、ちょっと怒りっぽい人でも、結局は「人」であり、その「人」から選ばれる人材、企業でありつづける必要がある。

お客様も「人」。

人を大切にし、顧客からの信頼を得ていく。

至極当然の事を言っているだけだが、今日本社会において、これを実践できる人間が果たしてどのくらいの割合で存在するのだろう、と思うと・・・

我々はそうでありたい、と再び強く思うのであった。(笑)


「顧客」とは
我々と寸分違わない「人」であり
最高のビジネスパートナー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?