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「(すいとん)を作ったら材料がウマすぎた」って話

(出展:Wikipediaすいとん)

「食べモノが美味しくなりすぎている」という話。

僕が小学生の頃、 8月9日は夏休みでも登校日となっており、
学校で平和学習をするというのがお決まりでした。

その時に学校の先生が
「戦時中は食べ物がなくて、 (すいとん)程度のものであったとしても、一般の家庭では、ものすごい御馳走だったんだよ」というお話をして。

そして、今の小学生たちに(「すいとん」って、こんなものだったんだよ)と食べてもらおうということになり、

学校の先生達が、 すいとんを作ったのですが……

美味しすぎたのですw


なんせ、今の食品製造技術のレベルが上がり過ぎていて、 小麦粉と野菜 そして醤油や味噌などの市販の調味料の品質と味が、 あまりにも向上しているので、 

同じ材料で作ったとしても、今の技術で作られている食品で作られたすいとんは、普通に美味しい汁物になってしまっていて、 

戦時中の、国全体が貧しい時代に食べた「すいとん」って、 (当時はご馳走だったけど)あまり美味しくないものであった。

ということを伝えたかった学校の先生達は、 今の食材で作ったら「美味しくなりすぎちゃって伝えたいことが伝わらないね」なんて言っていました。

(クレイジーソルトとか普通にウマい塩がその辺で買えるw)

大人になった今、僕が思うことは食品製造に携わる方たちが 努力してくれているお陰で、

今の食べ物は本当に美味しい。

その中でも特に顕著に現れているものは、 「食パン」なのではないのか?と思います。

 今、大人になっている僕が 

小学生の頃に、学校給食で食べていた「食パン」って、ボソボソしてて味がなくて、ジャムだったりマーガリンだったりというものを塗らなかったら、あまり美味しくなかった。ということを覚えています。

しかし、現在その辺のスーパーやコンビニで売っている食パンというのは、 非常においしい✨

食パンだけでも 柔らかい食感と甘みがあり、特に何も塗らなくてもモリモリ食べられるww
昔の小学校の学校給食とは大違いだと思います。

(「高級食パン」なんてジャンルが流行ったのも食品製造技術の進化のおかげかも?)

戦場カメラマンの渡部陽一さんも、

 海外に取材旅行に行く際は、日本からのお土産として、 ヤマザキの「ダブルソフト」を買っていくそうで、 

現地の協力者が日本の食パン買ってきて欲しいから、渡辺陽一さんに「また来る時に買ってきて」とリクエストすることもあるそうですw


美味しいものが食べられる良い時代になったなぁと思います✨

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