こども


ある日母が言いました

“私も本当に嫌だった、でも離婚したいときに出来なかった、”

理由を聞いてみました

“子どもが転校したら辛いと思った”

30歳になる娘に対し
中学生の頃に何度も聞いたことのあるこの言葉をまだ繰り返す

“子供には理解できないこと”

その“こどものために”
“子供にはわからない”
'離婚したらどうやって生活するの!"
'あんたたちに何にも買ってあげられんくなるよ!いいの?!"

母親が向き合わなければいけない
たくさんの思い込み。

それはとても楽で便利な言葉です


誰もが自分と向き合うことをそうやって避けようとします。
無意識に。


離婚する勇気がなかった
嫌いでも私は一人きりになる勇気がなかった
他の仕事をする勇気がなかった
だってみんなに頼り切ってたから

認めることが怖いんです
認めてしまったら
自我が崩れてしまう気がするから

でも
子は大人の自我を満たすための存在ではない


子と自分を上下関係で見る
都合よく寂しさを埋めたりステータスを埋める存在ではない

そんなことあってはならない




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