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お土産には珈琲豆を。

近所にあってまだ行ったことのなかったお店に、お散歩がてら行ってきた。

最近は、珈琲にこだわっているお店が増えているような気がして嬉しい。(少し前はドリンク<スイーツだったような。力の入れようがね)

普段家で飲む珈琲も、以前は決まったところの珈琲豆を切らさないように買っていたけれど、最近は初めて入ったお店でもお茶した帰りに珈琲豆を買って帰ることが多く、今のところそれで切らさずやれている。

いいお店だったなぁ、と家で反芻するとき、お土産に買ってきた珈琲豆の袋から微かに香ばしいかおりがして、幸せな気持ちになる。
わたしはこの瞬間のために、いつからか珈琲豆をお土産にするようになった。

正直に言うと、珈琲豆の味の違いなんて、深煎りと浅煎りがなんとなくわかるくらい。以前は「珈琲は深煎りがいい」とやみくもに信じていたけれど、今はどちらかというと浅煎りを好んで飲んでいる。どこの国のものがいいとか、違いはほとんどわからないし、あまり興味もないかもしれない。
何かの記事で「お店の特徴やこだわりはオリジナルのブレンドを飲めばわかる」と書いてあるのを読んでから、最初はどこのお店でもブレンドを注文するし、お土産の珈琲豆も最初はブレンドにしている。それもきっとお店ごとに違うんだろうけどね。

ところで今日のお店。

私語厳禁で、PCなどの音を立てるのもNG。写真は手元のみOK。音楽もかかっていないので、豆を挽く音や食器の音、注文を聞く声しかしない。静かでとてもよかったけれど……静かすぎて人が立てる音がかなり気になるし、スマホのシャッター音が気になって店内では結局1枚も撮れなかった。
コンセプトである「読書をするための空間」には納得で、音が気になりながらも、1時間読書に没頭できた。
注文した珈琲はちょっと今のわたしには苦みが強かったので(店主が一番好きな豆というやつ)、お土産はブレンドにした。こちらも楽しみ。

2人までなら一緒に入れるらしいけど、私語厳禁だしぜったい1人のほうが入りやすい。休日より平日の夕方のほうが雰囲気良さそう。なんとなく。半休取った日にでも、また行ってみよう。


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