ライターになりきれなかった頃のこと③夢の終わりを受け入れる
前回から1か月以上空いてしまった……。
気を取り直して。
わたしが働くことになった出版社は、主に教育、宗教関係の印刷物を扱う会社(ざっくり)。基本的には出版物は定期のもの、それ以外も納期に余裕があるものが大半で、校了日以外は残業も必要ないくらいゆったりした業務内容だった。ライティング技術はもちろん、本・雑誌の編集とは、取材とは、校正とは。仕事を通してすべて一から教わった。
ただ、最初に言ってしまうと、わたしがこの会社にいたのは約2年ほど。この期間で教わって身につけたことなん