nagi*@猫と珈琲、徒然日記。

これまで誰に見せるでもなく書いてきた日記を、誰かに読んでもらいたくなった。一抹の焦燥感…

nagi*@猫と珈琲、徒然日記。

これまで誰に見せるでもなく書いてきた日記を、誰かに読んでもらいたくなった。一抹の焦燥感と諦めとわきあがる感傷的な気持ちと。あたらしく何かを始めたいというよりは、いま手元に残っている大切なものをせいいっぱい愛でて生きたい。

最近の記事

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noteはじめます。

はじめまして、nagi(凪)といいます。 凪は以前書く仕事をしていたときの筆名で、仕事のほうは廃業してしまってますが、今でも「凪さん」とか「凪ちゃん」とか呼んでくださる方がいるので、SNS上での名前に都合よく使っています。 今始める理由 ブログをやりたいと数年前から考えていて、デザイナーの友人に相談したのはいつのことだったか、、、(昔から口ばかりで周りを巻き込みながらも実際に行動できない悪癖がわたしにはあります) 今回重たい腰をあげたのは、正直なところ、『年齢』です。 今

    • 「聞いて欲しいだけ」が苦手です。

      朝起きて、久しぶりにホットコーヒーを淹れた。 暑くなってからは水出しアイスコーヒーを常備していたけれどちょうど切らしていたし、久しぶりに予定のない週末、ちょっと一息つきたかった。 どうしよう、すごく疲れている。 残業続きで、わたしにしては珍しく、精神的にというよりは体力的につらい。 前は21時過ぎれば慌てて帰ってたのに、それが22時になって、今じゃ「日を跨いでないからセーフ」とか思ってる。しかも週に何度も。 自分の生活はいろいろと支障が出はじめているけど、まだ、猫(りく)

      • 婦人科健診の日に考えたこと。

        わたしは低用量ピルを服用しているので、処方してもらうのに合わせて1年に1回、乳腺の健診(マンモグラフィー&超音波検査)と子宮の健診(子宮がん検診&超音波検査)を受けている。 今日はその予約日だった。 先に乳腺の検査を受けて、内診台に上がる前に診察室へ。乳腺の結果を一通り話し終わると、先生が改まってわたしのほうを向いて言った。 「nagiさんも、45歳になられたということで」 「そろそろ閉経のことを考えないといけないんですが……」 「まず、ピルは50歳になると、処方できませ

        • ひとり暮らしと猫─夏の過ごし方─

          暑くなりましたね。 わたしは暑いのが大嫌いなので、本当にただただ憂鬱。 今回は、ひとり暮らしで猫(りく♂)と暮らす、わたしの夏の過ごし方について。 猫が家に居なくても、もともと冷房は周りの誰よりも早く使うし、他の季節よりさらに家から出なくなる。 それでもさすがに、2か月以上24時間エアコンを稼働させ続けるなんて、以前は考えたこともなくて。 でも、猫と暮らすようになって今は「それ以外に選択肢はない」と思っている。 ひとり暮らしだと、自分が家を空けてる間、部屋の中が1日を通し

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          好きなことを仕事に「しない」選択。

          わたしの履歴書の職歴欄は、もうずいぶん前から枠内に収まらない。 これだけ転職を重ねる人生を送ってきてしまったのには、いくつか理由がある。 一つは精神的な弱さ。ストレス耐性が低くて、ちょっとしたことでこの場から逃げ出したくなる。情けなくて自分なりに努力もしたけど、社会人になって25年、今も克服できていない。この先も劇的に変わることはないだろう。ただ最近、若い頃よりは多少鈍感になったせいか、ストレス回避の方法がなんとなくつかめてきた感は、あるけど。 もう一つは単純に飽き性だと

          好きなことを仕事に「しない」選択。

          映画『関心領域』

          パンフレット買えばよかった……。 近々買いに行こう。 絶対に映画館で観ようと思っていた作品。 「音」が主役の作品と言ってもいいくらいなので、映画館で観て良かったと思う。(※以下ネタバレあります。) アウシュビッツの収容所の壁を隔てたところに住んでいる、収容所の所長(ルドルフ・ヘス)とその家族。大きな事件は起こらず日常が淡々と描かれる。退屈な作品だと感じるかもしれない、「音」がなければ。でもその生活には常に、壁の向こうから叫び声や悲鳴、怒号、響きわたる銃声が聞こえ、空を覆う

          ライターになりきれなかった頃のこと③夢の終わりを受け入れる

          前回から1か月以上空いてしまった……。 気を取り直して。 わたしが働くことになった出版社は、主に教育、宗教関係の印刷物を扱う会社(ざっくり)。基本的には出版物は定期のもの、それ以外も納期に余裕があるものが大半で、校了日以外は残業も必要ないくらいゆったりした業務内容だった。ライティング技術はもちろん、本・雑誌の編集とは、取材とは、校正とは。仕事を通してすべて一から教わった。 ただ、最初に言ってしまうと、わたしがこの会社にいたのは約2年ほど。この期間で教わって身につけたことなん

          ライターになりきれなかった頃のこと③夢の終わりを受け入れる

          観に行った映画を好きになれなかった日。

          リニューアルしてから行けてなかった、近所にある映画館。本屋さんも映画館も徒歩圏内にある、って、なんて幸せなことなんだろう。なかなかこの街から引っ越せない理由のひとつ。 ずっと楽しみにしていた作品だった。前情報はあまり入れず、この監督だから観たいというのがすべてだった。 音楽が素晴らしかった。でも、冒頭からちょっと不穏な空気(わたしの中で)。とても素敵だと思うシーンもあった。ぐっとくる場面も。でも、最後まで観て、わたしはこの作品を好きになれなかった。 そして、じつはなんとな

          観に行った映画を好きになれなかった日。

          ひとり暮らしと猫─病院に連れて行く─(※皮膚炎の画像あり)

          りくは、わたしにとって2匹めの猫。最初から「はじめて」をたくさん教えてくれた。考えれば当たり前なんだけど、同じ猫なのにりくとそら(前の猫)は正反対と言ってもいいくらい、ちがうところばかり。 そのなかの一つに「顎ニキビ」がある。そらには一度もできなかったので、りくの顎に黒いゴマ粒のようなものを見つけた時には驚いた。調べてみると、猫が自分でグルーミングしにくい場所なので、皮脂やごはんの脂が残っていたりしてできるらしい。 ガーゼやコットンをお湯で濡らしてあててふやかしてとったり、

          ひとり暮らしと猫─病院に連れて行く─(※皮膚炎の画像あり)

          お土産には珈琲豆を。

          近所にあってまだ行ったことのなかったお店に、お散歩がてら行ってきた。 最近は、珈琲にこだわっているお店が増えているような気がして嬉しい。(少し前はドリンク<スイーツだったような。力の入れようがね) 普段家で飲む珈琲も、以前は決まったところの珈琲豆を切らさないように買っていたけれど、最近は初めて入ったお店でもお茶した帰りに珈琲豆を買って帰ることが多く、今のところそれで切らさずやれている。 いいお店だったなぁ、と家で反芻するとき、お土産に買ってきた珈琲豆の袋から微かに香ばし

          あの頃の自分に会いに行く。

          2024年4月27日。 朝からNetflixで『シティーハンター』を観て、Tverで『アンメット』の2話を観る。どちらも少しだけ泣きそうになりながら、いい作品だなぁとしみじみ。 夢中で観てるわたしの隣でめずらしくりく(猫)の鼾のような寝息が聞こえる。鼻詰まってるのかな。 まぁ、とにかくいい週末のはじまり。 *** ところでわたしは先週、1泊2日で東京へ行ってきた。ライターになりきれなかったころ①でも書いた「写真展」を一緒にやった2人の友人に会いに。3人で最後に会ったのは、

          あの頃の自分に会いに行く。

          ひとり暮らしと猫─週末の過ごし方─

          わたしは今、土日休みの週休2日制で働いている。平日は残業も多く、朝7時頃出て夜8時か9時頃の帰宅。その間、りくはひとりでこの部屋にいる。ほとんどの時間を寝て過ごしているとわかってはいるけど、寂しい? というよりは退屈なんだろうなとは思ってる。 金曜日の夜は、りくが飽きるまで遊ぶのに付き合って、わたしも夜更かし。 土曜日の朝は、いつもの時間に起こしにくるのでひとまずトイレとごはんを確認して、わたしはもう一度ベッドに潜る。りくもわたしの傍でもう一度丸くなる。 日の光がカーテン

          ひとり暮らしと猫─週末の過ごし方─

          手元に置いておきたい本*『海外ミステリー』3選*

          読みかけの文庫本が常に鞄の中に入っている、くらいには本が好き。 でも、本の保管や処分ってみんなどうしてるんだろう。 電子書籍に移行、ももちろん考えたけど、わたしはやっぱり紙の本が好き。もともとあまり一度読んだ本を読み返したりはしないけど、それでも最近はとくに手元に残しておきたいものだけを選んで買うようにしてる。以前より買えなくなったけど、処分するときのストレスを思うと……仕方ないのかな。 そこでここでは、わたしがいろいろ吟味して今、手元に残している本を紹介しようかなと。今回

          手元に置いておきたい本*『海外ミステリー』3選*

          ライターになりきれなかった頃のこと②気づきと転機

          ①を書いてからなかなか筆がすすまず、、、 ライターの仕事をし始めたころ、本業はアパレルの販売員(契約社員)だった。医療事務員からの転職。24歳で高校生の頃から好きだったブランドを持つ会社に運よく採用され、憧れのお店の販売員になった。 一つ願いを叶えたことは、次の憧れに向かわせるステップになったと思う。「なんか、できる気がする」根拠のない自信を身に纏っていたあの頃のわたし。 プロの洗礼 最初の数件は知人からの紹介での仕事で、今思えばいろいろと大目にみてもらえていたんだろう

          ライターになりきれなかった頃のこと②気づきと転機

          ひとり暮らしと猫

          「ひとり暮らしでペットを飼う」というのはやっぱり誰にでもすすめられることじゃないなぁと思う。わたしだって自分以外にも人がいるほうが何かと安心だし、助かる。それはわかった上で、わたしは自分のわがままで、ひとりで猫と暮らしている。 まぁ、そういう矛盾はひとまずおいて、ここではひとりで猫と暮らすときに直面する困り事を書いていこうと思う。最初からちょっとネガティブだけど、本気で考えてるひとに参考になればいいな。 ペット可(猫可)の賃貸物件の少なさ まず、ペット可の物件がほんとう

          ライターになりきれなかった頃のこと①仕事をはじめるきっかけ

          noteをはじめてすぐに、ここはライターさんが多いんだなぁと思った。たしかに書く仕事をしてる人と相性のいい場所だと思う。 いろんな方の記事を読んでいたら自分のことについて整理したくなったので、書いてみることにした。 わたしは、ライターには一応なれたけど、続けられなかった側。……いや、なんて言ったらいいのかな、一時期ライターと名乗ってそれで報酬をもらっていたけれど、結局それ一本で食べていくことはできなかった。当時、副業ではなくそれで食べていくことを目標としていたので、「なりき

          ライターになりきれなかった頃のこと①仕事をはじめるきっかけ