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2022年のPrintioを振り返る | オリジナルアイテムの受発注ツール〈Printio〉

こんにちは。〈Printio〉で広報を担当しているちばひなこです。あっという間に歳の瀬。本日2022年最終日です。

ギリギリにはなってしまいましたが、今日は〈Printio〉での2022年の記録として、この1年を振り返ってみたいと思います。

……そもそも〈Printio〉ってなにを作っているの?

そもそもの部分のご紹介が漏れておりました。
〈Printio〉は1個から作れるオリジナルアイテムの「受発注を簡単にするシステム」をツールとして提供しています
具体的には、

  1. 印刷工場向けの生産効率を向上させる生産管理システム(PMS)

  2. 事業者向けの注文管理システム(OMS)

の2つを提供することにより、
短納期の受注生産で在庫のいらない「オンデマンド生産」での「マスカスタマイゼーション」を実現しています。

マスカスタマイゼーションとは、1個からのオーダー(カスタム品)を大量生産(マスプロダクション)と同じ効率で作り、大量生産と同じ価格で提供できるようにする仕組みです。

詳しくはこちらのPrintioブログよりご確認いただけます

2022年は1つ目の「PMS」の機能拡大や使いやすさの向上をしながら、2つ目の「OMS」のさらなる機能拡大に向けた下準備をした1年でした。(こちらは、2023年春リリース予定です!お楽しみに!)

それでは、さっそくになりますが、2022年の〈Printio〉を振り返っていきましょう。

〈Printio API〉を発表

2022年1月、『"Printio API" makes Everything』を掲げ、《Printio API》を発表しました。

”Printio API” makes Everything

こちらは、事業者向けの注文管理システムを事業者のサービスに組み込みやすくしたAPIです。
それぞれのシステムに組み込む工数の削減を実現し、工場への発注、生産管理のアウトソーシングを可能にしました。

〈Printio API〉を使った連携拡大!
コクヨさまのノートのカスタム機能としての導入

2022年11月、Printioは文房具メーカー「コクヨ株式会社」の公式オンラインショップ「コクヨショーケース」内に、カスタマイズ機能として〈Printio〉を導入していただき、「アートに出会えるカバープリントサービス」を開始いたしました。

購入の流れは5ステップ。商品を選択して、テンプレートも選択して、画像を選択して、文字を入力、そして最後に購入。
カスタマイズカバープリントサービスのご注文はこちらから

〈Printio〉としては、2021年に行った「測量野帳の個人向けパーソナライズサービス」に続いて2回目のコクヨ株式会社さまとの取り組みです。

マイクロソフト社のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択

2022年5月には、“独自のイノベーティブなテクニカルソリューションを持つスタートアップ企業の成長促進”を目的にした、マイクロソフト社によるスタートアップ支援プログラムに採択していただきました。

サステナビリティを考えてご一緒することも増加!

2022年8月には、新市場を創る人のデジタル戦略メディア〈日経クロストレンド〉にて、「アパレルの救世主「デジタルプリント」 環境破壊の汚名返上なるか」というタイトルで〈Printio〉をご紹介いただきました。(記事はこちら

さらに、2022年10月には〈CEATEC 2022〉の日本マイクロソフトブース内で「サステナブルな企業」として出展しました。「Microsoft Cloud for Sustainability」をテーマに選ばれた9社のうちの1社としての出展です。
CEATEC(シーテック)では、連日プレゼンテーションも行わせていただき、本当に貴重な経験になりました。ありがとうございます!

登壇中の代表・堀江の写真
登壇中の様子。立ち見まで本当にありがとうございました!

他にも、他社との比較として「サステナブルだからPrintioと一緒に仕事がしたい」とおっしゃっていただくことが格段に増えた1年でした。展示会資材をオンデマンドプリントでの印刷に切り替えたり、イベント資材をサステナブルな資材にしてみたり、オリジナルアイテムを必要な数だけ作ったり……。このあたりも、いつでも〈Printio〉までご相談ください!

〈Printio〉は、デジタル印刷によるクリーンな製造であることだけではなく、オンデマンド方式による在庫の削減でリデュースを実現し、印刷資材もサステナブルなものを積極的に導入しています。さらに、産業構造自体も、工場同士がユニオンのようにつながる下請搾取のない自律分散したヘルシーな構造を目指しています。

公式サイト内「サステナブルへの取り組み」ページより

また、2022年8月には、余剰在庫や規格外資材など、普段は廃棄する製品にプリントを施し、市場への流通を試みる自主プロジェクト《ReUse by Printing(リユースバイプリンティング)》も始動。
〈ブラザー販売株式会社〉さまにご協賛いただき、〈FabCafe NAGOYA〉にて〈ブラザー販売株式会社〉さまと〈TSUKUSHI〉チームさまと〈フェリック株式会社〉さまの4社で展示&トークイベントを実施しました。

イベントの内容は、下記のnoteにまとまっていますので、ご興味あればぜひお読みください。

(これからも本プロジェクトは続けていきますので、余剰在庫や規格外資材、活用してみたい端材がある方はぜひ〈Printio〉までご連絡ください!)

メディア掲載・登壇も多数実施!

たとえば、2022年2月の繊研新聞では「オンデマンド生産支援拡充 販売業者とプリント工場 スムーズにつなぐ」という見出しと共にご紹介いただきました。

2022年9月には、〈中小機構〉で先行事例としてご紹介いただきましたし、11月には〈IGAS2022〉、12月には繊維学会にもお呼びいただきました。(ありがとうございます!)


さらに、2022年12月には、日経クロストレンドと日本経済新聞の合同特集『発表!「未来の市場をつくる100社」23年に飛躍する企業を大予測』にて、〈Printio〉を選出・掲載いただきました。

資料請求もできるようになりました

少人数で準備をしていた〈Printio〉。2019年にRICOHのアクセラレータープログラムに採択されてからサイトもオープンしていましたが、なかなか資料請求フォームの用意までたどり着いておりませんでした。

ようやく、自由にダウンロードいただける資料も整え、2022年6月には、資料請求フォームもオープン!
(資料請求、どしどしお待ちしております。こちらからどうぞ!)

初めてのエンジニア採用も!

チームの話でいえば、大きな変化として初めてのエンジニアの正社員採用も行いました。エンジニアのKさんです。

2022年10月に入社したエンジニアのKさんには、〈Printio〉の開発にまつわるあらゆることを担当していただき、実装に向けて準備を進めていただいています。

さらに、仕事の傍ら、社員2名(代表の堀江と私、ちば)に向けた社内システム教育も行っていただきました。その内容は、「APIとはなんぞや解説」「APIを実際にたたいてみよう会」「初めてのスクラム講座」などなど、わからない用語や仕組み、考え方などシステムのいろはを教えていただいています。

Kさんの作成したOtameshiAPIを通してAPIについて教えてもらいました。
こういう仕組みだったのか…!

さいごに

体制も整い、下準備がだいぶ進んだ2022年。

2023年は、それらすべての下準備が花咲くような躍進の1年になったらなあ、なんて思いながら一生懸命準備をしています。

それでは、このへんにて私(ちば)も仕事納めとさせていただきます。みなさまもよいお年をお迎えください。

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noteでは、Printioのヒトや工場、プロジェクトの紹介、わたしたちの考えていることや目指したいことを綴ることによって、“GOOD”を目指す軌跡を記録しています。
みなさまも一緒に"GOOD"であることを一緒に考えていただけますと幸いです。

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