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『脳科学セールス』#8

信念中心の物語が人の共感を呼ぶ

この本を読みながら、自分の物語を作っていましたが、以下を読んで書き直すことになりました。

すぐれた「なぜ物語」にするためには、自分中心ではなく信念を中心に据えなくてはならない。

『脳科学セールス』

「見込み客が聞きたいのは、あなたがいかにすばらしいか、あなたがどれほど活躍したかという話ではない。」と著者は言います。
共感できる信念を語ることで、「あなたを「敵」というカテゴリーから、「共感できる味方候補」というカテゴリーに移す」ことが目的であると。

私が最初に書いた物語(なぜコーチをやっているのか)は、過去に経験したことや実績からコーチに適しているのだと主張していました。

この文を読んで書き直すにあたり、コーチングを行う動機の源泉を探りました。
そして、その動機が育まれた環境や影響を受けた母(本書で言う「賢人」)の物語を書きました。
そこには自分のこれまでの経験や実績は書かれていません。
しかし、この物語を書いていくうちに、私がコーチを志したこと、他人に貢献することは、母への恩返しであり、母にもらった恩を周囲にも与える恩送りなのだと気づきました。

本書はセールスの本ですが、営業職にない人も一度自分の物語を書いてみると、様々な気づきが得られるのではないかと思いました。

「なぜ、あなたは今の仕事をされているのですか?」

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