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私が書く楽しさに気付けたプロセス

先日、noteで自己紹介を書いて改めて書くのが好きだと思った。

頭の中にあるものをどんどん出していく作業
体裁なんか関係なく、今思っていること、浮かんだことを文字にしていくのが好き。

もともと好きだなとは思っていたけど、
素直に好きと思えることがここにあったんだと再発見。

だから、私にとって書くことってどういうことだったのかを今回は整理してみたいなと思った。


■2005年ブログスタート

私がもともと書くことがおもしろいなと思ったのは、2005年から書き始めたブログ。

その時使っていたのが「楽天ブログ」

当時は、まだそんなにブログを書いている人がいなくて、どんなもの?なんか興味ある!やりたいな!やろう!がスタート。

ただし、今のように写真を入れるわけでもなく、
ちゃんとした書き方を知っているわけでもなく、
どちらかというと、自分の心の中にあるものを吐き出していく場所的な感じだった。

今になって当時のブログを読み返すと、笑えるくらいネガティブ系。

毎日愚痴をそこに吐き出している感じ。

当初は読んでくれる人もいないし、世界に発信しているという感覚も乏しく本当に日記をつけてる感じ。

ただ、そのうち、コメントを入れてもらえるようになり、そのやり取りが本当に楽しいなあと実感。

パソコンの前にすわっていてもこんなにいろんな人とコミュニケーションがとれるっていいよね?って思って

早速PCインストラクターとて、ブログ講座を立ち上げたりもした。
この話はまた別の時に…

また、2007年には香川県で地域ブログ「あしたさぬき」ができたので、そちらへ登録し楽天から移動。


こちらのブログでは、写真もバンバン入れた私の日々の記録的ブログになっていった。

その頃が一番楽しい時で、たくさんの方とコメントを通じてやりとりしていた。

■ソーシャルネットワーキングサービス


楽天ブログと同時期にmixiが流行ってて、こちらのSNSに参加。
これは、招待してもらった人しか入れないという当時はなんとも特別感漂う感じだったけど、そこでもたくさんの方と交流をさせていただき仕事にもつなげていってた。

そのあと、2009年にtwitter、2010年にfacebookに登録。

SNS全盛期初期?

とりあえず、出てくるものは登録してみてやってみる。
やってみないとどんなのかがわからないし、できるかどうかもわからない。

そんな感じだったけど、一貫して言えるのは、その中で自分流の文を書いていくのが楽しかった。

そして、それと同時に日々の中で感動したものや、楽しかったことを写真に撮って残すための場所ともなっていった。

自分が好きに撮った写真や、好きに書いた文章を読んでくれて、コメントを入れてくれるのって楽しいなあと思った。

ただ、投稿する場所が増えれば増えるほど、
何を書くのか?って考えるようになる。

twitterは、最初はそこで知り合った人同士で会話する場所。

サッカーの試合があると、一緒にテレビを見ているかのようにそこで思ったことをみんなつぶやいていて、それに答えたり、ちゃちゃ入れたり・・・みたいな、そんな場所?

facebookはひたすら、今日は何をしただの、どこに行っただの、仕事でこんなことがあっただのリアルタイムに載せて行ったりしてた。

どれも正解はなくって、ただ続けるって感じだった。

■受けたいという直感を信じろ


ここで何が言いたいかというと、
ブログの歴史やSNSの歴史を語っているのではなく、

そんなこんな時期を経て、今に至る私だけど、
頭の中にある自分の考えや思いを
その都度私なりに文字として表現できてきたのは本当にありがたいことだと思う。
でも、なんか違うっていう思いはあった。

そして、ここにきて、
文章の書き方をきちんと学びたいと思った。

自分よがりの文章?
好きに自由に?

自分が楽しい文章は人も楽しいとはよく聞くけど、なんか違うなあと。

どんなふうに書くと人に伝わりやすいのか?

読みやすさや文章全体の美しさ、心地よさなど
必ずバランスがあると思う。

まず基本を知る。

基本を知ったうえで、美しく整然とした中に楽しさのある文章が表現できたらいいなあと思ってた。

そんなことを思い出したとたん、しばらく書けなくなってたんですよね。

せっかく始めたnoteも半分放置状態?(笑)

そんなもやもやがずっとあって、
続けて書きたいと思う気持ちと、でもなんだか書きたくないって気持ちがごちゃごちゃしているときに、ふと見つけた

まよ先生の【ChatGPT×電子書籍】爆速ライティング実践会というものキャン無料体験会

とりあえず聞いてみようかなあと参加。

2時間の体験会を聞いてる間に、なんかやりたい!書きたい!
ちゃんと学びたい!から、
自分の本が出したい。
電子書籍ももともと興味があったのに、そのまま放置していた。

そういった思いが、猛スピードで私の中で動き出して心のブレーキが外れていってどんどん進んでいく感じ。

横にいる相方に、受けようかな?ってチラっと独り言のように言ったら、

「今、そう思ったんなら、その直感を信じたほうがいい」と。
いつもスピード感重視の相方が、私にそう言った。

いつもは何度も何度もいっぱい調べて考え抜いてから動き出す心配性の私が、気が付いたら、その体験会の間にものキャンの申込を完了していた。


■ものキャン受講に挑戦


1回目のものキャンは本当にドキドキしながら受講した。
2時間を超える本講座は十分すぎるというか、想像以上に濃くて、頭の中に入れるのも精一杯。
課題も出るし、追加講座もどんどん発表されていく中で、
補講もしてくれてすごく手厚い。
しかし、その回数分、頭に入れなければいけないこと、やってみなければいけないこと、考えなければいけないこと、調べなければいけないことなど
やることがてんこ盛りの中、どうにか課題もクリア。

そんな流れで2週間後に2回目のnoteについての講座を受講
今回もてんこ盛りな内容の上、noteに一投稿するという課題が出る。
文字数は1500文字以上5000文字以下なのだが、私はなぜか1500文字で書かなければいけないと思い込んでいた。

これまでnoteには「自己紹介」を書こうと思って3年放置していたので、書く内容は「自己紹介」だとすぐに決まった。

そして、PREP型にしようと決めてスケッチブックに構成を書いてみる。
あとは、頭の中にあるものをメモ帳にすべて出す作業。

■書くより削っていく

出し切って、noteにコピペしたらなんと2300文字以上。
ここから1500文字へと減らしていかなければいけない。

でも、心の中の悪魔が、少しくらい超えてもいいんちゃうん?
って思ったりもしたが、もし、仕事で1500文字って指定された場合、それは指定した文字で書けないと困るだろうなあ。
心配症の私としてはその訓練をしておこう!なんて勝手に思って何が何でも1500文字にしようと決めて何度も何度も読み直しスタート。

最初のころは、不要な文章がまあまあ見えてて、わりとすいすいと削っていくことができた。
2300文字から2000文字にはすぐに削ることができた。

でも、まだここから500文字も削るのは難しいなあと思いつつも、
また読み返してみる。

少し減った。
また読み返してみる。
また少し減った。
その繰り返し。

でも、それをしながら気づいた。

文章って頭の中にあるものを書き出すのは自然と出てくるのでそんなに難しくないし、楽しい。

ここから、削っていく作業が難しいんだと。
ただ、その作業が自分の本当に言いたいことを発掘してくれているのではないかなあと。

数回読んでもわからなかったけど、何度も何度も読み直しているうちに、なんでここにこの文章が入っているんだろう?
必要なくない?って思えるような文章がいくつか出てくるから不思議。

たぶん30回くらい読み返した。

そして、最終1500文字になった。

メモ帳に残している最初の文章と比べたら、余分なものが省かれ、伝えたいと思っていることに研ぎ澄まされていたような気がする。
※最初に比べるとという意味ですよ。文章としてはまだまだです。💦

文章を書くことは、
ただ自由に出てくるものを字に書くだけじゃなく、そこにいかに伝えたいことを正確に載せ伝わりやすくしていくことができているか?ではないかなと。

今回やってみて、書くことより、書いた文章を削っていく作業に倍以上かかったように思う。

でも、それはとっても必要なことで大切なことなんだなあと実感。

そして、文章を書くことがこんなにおもしろく楽しいことなんだなと改めて気づかせてもらった。

皆さんに読んでもらえるように文章を書くにはまだまだだけど、私が今の時点で感じ取ったことをそのままプロセスとして残しておきたいなと思い、今回書かせていただいた。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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