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ライバー事務所のライバーマネジメントが求められる理由「フリーでやれば良いのでは?」という質問に答えます

こんにちは、PRIME代表の阿部伸弘です。
PRIMEはライバーマネジメント事業を軸としたITスタートアップです。
学生時代に起業してから10年、SNS領域でスマホアプリを作り続けてきました。
2017年以降は、ライブ配信者を生み出し育成するライバーマネジメントに特化しています。

ライブ配信についてよく知らない方に向けて、業界の情報発信をしています。
第1回、第2回についても良かったら見てください。

本日は、ライバーマネジメントについて書いていきます!


ライバーマネジメントとは何か?

ライバーが継続的に配信で活躍できるようにサポートします。
ライブアプリが学校であるならば、ライバー事務所は効率的にランクアップしたり配信で病まない為の、育成・ノウハウ提供・モチベーション管理を中心に、困った時に助けてくれる塾や予備校のような存在です。

YouTubeで例えると、UUUMさんの立ち位置です。
ライバー専門の事務所が多数立ち上がっており、芸能事務所、インフルエンサー関連会社など、様々な会社がライバーマネジメントに着手しています。
弊社は2017年のPocochaリリースの半年後に最初のライバー事務所としてスタートした老舗になるのですが、2019年以降から徐々に増えている新しい事業形態です。
ライブ配信はYouTubeよりも手軽に始めることができますが、ライバーマネジメントは1人だとやり方が分からなかったり、継続できないという方に有効です。

また配信を続けていると、周りのリスナーさんやライバーさん、アプリ運営の方等から色々な情報やアドバイスを受ける為、配信に悩んだ時自分の今の問題に対して何が正しいのか適切に判別するのが非常に難しいというのがあります。

そういう時にライバー事務所に入ってると、過去同じような悩みで悩んでるライバーさんがどう対処や、心持ちで乗り切ったのかの事例が蓄積しています。


また配信で過剰に病んでしまって、精神が持たなくなるというライバーさんは少なくありません。ライバー事務所は、アプリ運営さんからライバーさんの配信データをかなり細かくもらっていて、ライバーさんの配信状況を数字で客観的に見ることによって配信の状況を性格に把握してアドバイスを、ライバーさんに客観性を取り戻してもらって冷静に判断できるようにしたりします。

配信アプリの運営企業からすると、ライバーマネジメント会社は一緒に市場を大きくしていくパートナーに当たります。
ライバーマネジメント会社がライバーの集客や継続を担っているとも言えますし、連携していないライブ配信アプリは伸び悩んでいます。

ライブ配信は、誰でも正しい努力をすれば必ず結果が出るのが面白いところです。
自分に負荷をかけて得た結果、またそれをリスナーと分かり合うことができる喜びは一入。
ライバーは成功体験を積むうちに、達成感を感じるようになっていきます。
目標設定することで、その成長を可視化ができるようになって…これって営業マンの育成と近いですよね。

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なぜライバーマネジメントが必要なのか

「簡単に始めることができるなら、フリーでやれば良くないですか?」とよく質問をいただきます。

ライバーマネジメントの必要性は、ライブ配信で活躍したい人のためにあります。
なぜ配信にサポートが必要かを挙げてみます!

◆ノウハウ
配信を始めること自体は、緊張することはあっても、本当に簡単。
軌道に乗るまでのやり方が分からず、活躍する前に挫折してしまうというケースがほとんどです。
更に配信アプリによって特性もアルゴリズムも異なり、日々変わってくノウハウや正確な情報はネットで調べても正直よく分からない…
ライバーとして活躍できるためのノウハウをしっているマネジメント会社を選ぶことで、配信が良くなるためのアドバイスをもらいながら配信スキルを向上させることができます。

◆時間の確保
配信にどれだけ時間を割けるか、とても重要です。
一般人が1週間に1回数分配信して毎回リスナーが来てくれる、なんてことはないです。
ライバーの中には自分で分析してランクを上げようと頑張る方もいますが、分析するだけでも相当な時間がかかるので、配信時間を十分に取れなくなってしまいます。
仕事や子育て、他の活動をしながら始める方にとっては、配信に集中できるようなサポートが必要になります。

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◆モチベーション
コメントを追いながら何時間もスマホに向かって話し続けること自体、すごいことですよね。
家で1人ではなかなかモチベーションを維持することが難しいです。
最初はリスナーも少ないですし、配信内容が客観的に良いのか分からず不安になります。
昨対比でリスナー数に一喜一憂、いつも来てくれるリスナーが来なくなったら落ち込んで、コメントに傷ついたり…
新規のファンがついても翌月には一定数抜けてしまいますし、後から追い上げる新人が次々に出てくると他人の配信が良く見えてしまうものです。
人間は得られる利益より、失うことによる苦痛の方が大きいもの。
ライブ配信に詳しいマネージャーに客観的にアドバイスをもらいながら一緒にがんばることで、安定した精神状態で配信を続けることができます。

◆リスナーとのコミュニケーション
Youtubeの広告収入と異なり、ライバーは広告主がつくわけではないので、直接リスナーからデジタルギフトをもらうことになります。
ライバーが雑談や居場所というサービスを提供した結果、リスナーが対価として投げ銭で応援する。
直接的に「自分の価値」としてお金を頂く立場になったことがないライバーからすると、慣れないコミュニケーションになります。
配信中にリスナーとのコミュニケーションに悩むライバーは多く、客観性のある論理的なフィードバックが求められます。
ライブ配信が継続的な居場所になるためには、ライバーがライブ配信を「仕事」にして生活できることが必要。
つらい辞めたいは絶対ありますし、そこを支えるのがライブ配信のことを良く分かっているライバーマネジメントの役割です。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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また次々新着記事を書いていきますので、フォローもいただければ幸いです。


次回はPRIMEが考えているライブ配信の未来について書いていきます!

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