職業「ライバー」│あなたのイメージとは違うかも?
こんにちは、PRIME代表の阿部伸弘です。
PRIMEはライバーマネジメント事業を軸としたITスタートアップです。
学生時代に起業してから10年、SNS領域でスマホアプリを作り続けてきました。
2017年以降は、ライブ配信者を生み出し育成するライバーマネジメントに特化しています。
ライブ配信についてよく知らない方に向けて業界の情報発信をしています。
そもそもライブ配信とは?という方は第1回をご覧ください。
前回はどんなライブ配信アプリがあるかについて書きました。
本日は、ライブ配信をしている人がどんな人かについて書いていきます!
よく言われるライバーのイメージ
みなさんはライバー(ライブ配信者)と聞いてどんな印象を持たれますか?
学生とか若い人?アイドル?ゲームとかエンタメ?・・・
よくこういった意見をいただきますが、実際は全く異なります。
ライブ配信は、“アングラ”なイメージを持たれがちです。
投げ銭を男性にお金をおねだりするものと考える方もいらっしゃいますし、エンタメに縁がない方は興味を持つきっかけすらないかもしれません。
ライバーさん自身が、友達に配信していることを知られたくないと言う方もいます。
ライブ配信は単なるエンタメでなく、
オンライン上で「居場所」を作る仕事です。
スマホがあれば特別なスキルも要らず、場所も問わない。
その人自身が価値になり、幅広い年齢層の方が活躍しています。
ライバーってどんな人がやっているの?
ライバーといっても幅広いので、芸能人やアイドル等の元々ファンがいる方でなく、ライブ配信を仕事にしている一般の方にフォーカスします。
参照:Pococha(ポコチャ)公式noteより
上記はDeNA社のPococha利用者のデータです。
様々な職業、ライフスタイルの方がライバーになっていることが分かります。
女性ライバーの30%はママさんであることも公表されています。
PRIMEに所属している方は8割以上が女性、メインの年齢層は20代〜30代。
配信内容は主に雑談で、ライブ配信だけで生計を立てている方も多くいらっしゃいます。
◆主婦・パート
PRIMEにも育児の合間にライブ配信をしている主婦(主夫)の方は多いです。
例えば旦那さんの仕事の都合で地方にお住いだと、近所に頼れる身内もいないため働くこと自体が難しいことも。
時間や場所に制約があり仕事を選べない環境でも、「家庭と両立しつつ働きたい」「頑張った分評価されたい」と考える方がライバーになっています。
いつからでも始めることができるので、子供が生まれる前に芸能に興味があったことがきっかけで、昔の夢を叶えるべくライブ配信に挑戦している方もいます。
◆専門職
専門職で働きながら副業、もしくは退職された方がライバーになる例は多く見受けられます。
例えば、看護士をされている方。
結婚や育児というライフイベントを視野に入れると、
昇進や昇給を求めてアグレッシブに働くことに抵抗があるとのことでした。
現在はライブ配信で金銭的な余裕ができ、
看護師の仕事も無理せず続けることができているそうです。
◆接客業・夜職
年齢的に長くは続けられないと考える、接客業で働く方。
これまでのリアルでのコミュニケーションスキルを活かし、
ライバーとして活躍されるケースは多いです。
他にもコロナきっかけで夜職から昼の仕事に転換しようと考えるものの、
なかなかマッチする仕事がなく、ライブ配信を主軸に切り替えている方もいます。
◆会社員
最近では一般企業で働いている会社員の方も増えています。
例えば、大手企業の営業職として勤務している20代後半の女性。
漠然としたお金への不安や会社のリモートワーク導入により、
「副業に挑戦したい」と仕事を探していたそうです。
専門的なスキルを持った同僚は副業先を見つけていく中で、
これまでの自分の経験ではハードルが高く難しいと諦めかけていたところ、ライブ配信に出会ったとのこと。
開始から数か月で、本業に劣らないほどの報酬を得ることができています。
ライバーという職業を提案したい方
芸能関係やインフルエンサーに興味があるだけではなく、
今後「個」で活躍していきたい方にはぜひ挑戦してほしいです。
ライブ配信をチャレンジの最初の一歩として
選択肢に入れていただければと思います。
また場所問わず誰にでもチャンスのあるライブ配信の特性を活かして
・コロナで今まで通り働けなくなった人
・保育園に預けられず働けないママさん
・病気持ちなどで在宅ワークが良い人
・地方で職業の選択肢が少ない人
などの方へ、新しい職業の選択肢を提供したいと考えています。
今までの環境でなく何か新しいことにチャレンジしたい
自分を理解し応援してくれる人がほしい
働きたいけど選択肢がなくて困っている
…そんな方に届けていきたいです。
そのためにもPRIMEは、ライバーが自信を持ってライブ配信を仕事として誇れるようにしていきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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次回は、どんな人がライブ配信を視聴しているかについて書きたいと思います!
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