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【ライターの仕事】また、旅取材。今度は三重県!

1月は、ありがたいことに仕事がてんこ盛りです。


三重県の多気町にあるvison。巨大資本を感じる空間

年末、急に「旅取材行ける?」とカメラマンさんからお声がけいただき。アポ入れなしで取材だけならいける、と答えました。

旅取材の一番大変なところは「取材先リストだし、アポ入れ、スケジュール調整、その後のデザイン入稿から校正」の全部をずーっとやるところだと私は思っています。何ヶ月も手離れしないし、急に「直して」と修正依頼が降ってくる。

しかし、今回は「現地取材して原稿だけ書いて納品すればいい」という、スポット仕事。これは良い。

アポ入れなしの取材の醍醐味

現地のスケジュールも、モデル手配もすべて代理店さんがやってくれていました。

そもそもの発注元が国とか県とか大手代理店などが絡むもので、外注、外注、外注のその先に私がいます。

ただ、「アポ入れしない」ってことは事前情報が全くなく、びっしり埋まっている二泊三日の取材先について下調べしてから行かなくちゃいけない。

さらに、取材先の人たちもクライアントの一部という、編集業務とは訳が違うスタイルです。現場にいるのは広報さんではなく、販売促進部の人たち。

なんかちがう!

熊野古道も歩きました!

初めましての10人くらいが少しずつ距離を詰める三日間

ただ、関わってくださった人がみんないい人で。

10人くらい集まった人たち、ほとんどが「初めまして」でしたが、代理店さんもクリエイターさんたちも「40代を超えた大人」がほとんど。現場はギリギリのスケジュールだけど基本穏やかで、時間に遅れることにピリピリする以外は平和な取材でした。

名前も知らない状態から、合間合間に名刺を交換して、夜は飲み会で自己紹介を重ねていく感覚。

最後の方は女子チームは「みんな子持ちで、宿泊込み取材のためにおばあちゃんやパパを手配してなんとかしてきた」とわかってなんだかホッとしたり。

巨大資本が動く仕事の気前の良さ

あと、今回びっくりなのは「旅取材にありがちな、宿泊は1万円までみたいな縛りがない」こと。

経費として県とか代理店さんに請求がいく、その取材費の使われ方が、ギリギリで回している普段の編集仕事と訳が違う。


高級宿を取材して、そのまま泊まれるの嬉しすぎる

旅行代理店さんが手配する取材。なんと、高級宿を取材してそのまま泊まる→夕ご飯がついてくる→なんなら昼ごはんもほぼ付けてくれる→夜の飲み会まで手配済み

という、「あれ、旅行にきたのかな?」という感覚。

この世にはこんな仕事があるのか。

いやいや、こんなの初めてだからそうそうないぞ。

と、思いながら三重旅を楽しみました。

熊野古道も、花の窟神社も、visonも、全てまた行きたいです。三重県南西部に行ったのにお伊勢さんは行かず、もっと南部をめぐる旅。※なぜなら伊勢はPRしなくても人が集まる。

でもまだ原稿が書けていないので早く吐き出したい(熱いパッションを)。

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。


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