2022年のITトレンドはTX(トータル・エクスペリエンス)だと思う理由

これまでは、モノ消費と言われていましたが、それが徐々に変わってきています。段々とモノ消費からコト消費へと移行しており、企業はコト消費に重きを置くようになりました。
そこで重要になってくるのが、TX(トータル・エクスペリエンス)です。

まだ、あまり聞きなれない人も多いUXはユーザーエクスペリエンスのことです。これこそコト消費のことで、顧客がどのような体験を望んでいるのか、それに企業側はどのように応えるべきかが重要な時代になりました。

そこでもう一つ鍵になる言葉が、XRです。
これは、クロスリアリティのことで最近活用の場が広がっている仮想現実であるVRや拡張現実のAR、複合現実のMRの総称です。

特に仮想現実に関しては耳にする機会が多くなりました。
すでに、コト消費で活用されているからでしょう。

楽しい経験をするためには、広い場所が必要なことはありません。
もちろん、観光地へ行くコト消費も人気がありますが、都心にいながら色々な体験をするためにXRを活用することがポイントです。

ヘッドマウントディスプレイを装着することで、まるで自分が今いる場所から全く違う場所に行ったかのような体験をすることができます。

この技術を活用してゲームをすることもできますし、自分が様々な場所に行ったかのような経験をすることも可能です。

すでに、UXを重視して、XRを取り入れている企業は多くなっています。
何年も前からモノ消費からコト消費へと需要が移行していることがわかっているからです。

TXは、UXだけではなくCXとEXとMXの4つをリンクさせて体験を重視したビジネス戦略のことです。

顧客だけではなく、従業員の体験も大事にし、仮想現実も含めて体験をいかに向上させるのかが大事になりました。

TXは関係者全員のことを考え、関係者全員の利益を考えているところが大きなポイントです。顧客の満足度に限らず、関係者全員が満足することを考えることが重要です。


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