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経営戦略を決定するうえでの重要なデータという名の資産

企業活動をしていると日々、大量のデータに触れることになります。
注文を受ければ顧客の情報や、注文内容が記録されます。

もちろん自社が何かを注文すればそれもデータとして残ります。
これらの情報をうまく管理・利用していくのがデータマネジメントです。

データには構造化データと非構造化データ、メタデータがあります。
構造化データは格納できるようなもので、集計してグラフにできるもの多いです。非構造データは断片的な情報や音声、画像などです。

体系的に管理することが難しい性質があります。
メタデータはデータの意味や型などです。
メタとは巨視的な一段上の次元から視点から見た、という意味になります。データの活用例でもっとも身近なものは入力の手間を省けることです。
顧客情報などは、すでに登録されているものを利用すればスタッフが入力する必要がなくなります。
他には実現可能な目標の設定に役立ちます。
似た条件下での実績にもとづいて、目標を定めるのです。
実現可能性があるから、高いモチベーションで業務にあたれます。

データマネジメントにおいては、どの情報をデータ化すれば良いか、などの課題があります。

最終的にデータを活用して経営戦略を決定するまでに至るプロセスが計算できなければ、課題に対する回答が出せないのです。

そこでおすすめなのがデータマネジメントに関する体系的な学習をすることです。
データハンドリングや統計学の知識を採り入れた体系的情報があるため、それを活用して筋道を立てるのです。

データマネジメントの資料としてDMBOKがあります。
これはDataManagementBodyofKnowledgeの略で、11の領域に分かれています。
領域の具体的な内容としてはデータガバナンスやデータ統合と相互運用性などがあります。
収集および整理したデータを活用するまでの考え方と技術が具体的に記載されています。

一読しただけで理解することは難しいため、専門的な講座の受講も検討すると良いと思います。


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