クラウドサービスを利用する際のメリット・デメリット
クラウドを利用するメリットは、データ共有が容易で、コミュニケーションの促進につながる点が挙げられます。
インターネットに繋がるオンライン環境があれば、端末を選ばずデータ共有、コミュニケーションが行えるのもメリットです。
つまり、クラウドは従業員がチームでプロジェクトを進めたり、テレワークで業務を行うのに適しているといえます。
データ共有は、例えばオンライン会議においても有用ですから、改めてクラウドのメリットは魅力的だと分かります。
一方、コミュニケーションは場所や時間を問わず、いつでもインターネット経由でやり取りできるのがポイントです。
何よりクラウドはいわゆるオンプレミスと比べて導入コストが低く、維持するのにもコストを抑えられる点に強みがあります。
また、規模の変更が容易ですから、例えば従業員が増えたり逆に減るようなことがあっても、簡単に対応できるのがクラウドらしいところです。
加えてクラウドはデータの分散、バックアップが行えるので、自然災害のような万が一の事態に備えられるのが大きなメリットのひとつです。
クラウドのデメリットといえばセキュリティのリスクがあること、カスタマイズ性に限界があって制限が少なくないなどです。
セキュリティのリスクは常時オンラインなことや、不特定多数がアクセスできる可能性によるところが大きいです。
クラウドは必然的に特定の企業やその製品に依存する性質があるので、何らかの理由で利用できなくなると困ります。
オンプレミスであれば社内で対応できますが、クラウドだとサーバーのダウンが発生すれば、復旧まで利用不可能になる状況が続きます。
カスタマイズ性もまたデメリットで、この点はサーバー構成や使用するシステム、ソフトウェアの自由度が高いオンプレミスに譲ります。
しかし、スケールを変更できる点はメリットですし、サーバーの追加が必要になっても、ハードウェアを追加導入するよりハードルが低いのは確かです。
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