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複雑化するマーケティング業務をDXで改善するためには

マーケティングは様々な手法が誕生していることもあって、近年は特に複雑化する傾向にあります。

複雑化するマーケティング業務改善の助けになると期待されているのが、DXで知られるデジタルトランスフォーメーションです。

DXはデジタルツールの活用が成功のポイントになるわけですが、ただ単にデジタルツールを導入するだけでなく、更に推し進める積極的な活用が重要な鍵を握ります。

顧客体験をアップデートするデジタルツールの活用、過去の成功体験を捨てる思い切った転換、決断もまた大事だといえます。

インターネットやITを活用するマーケティングは、DXではなくデジタルマーケティングに留まります。

ユーザーのWebサイト上での動向を分析したり、SNSやスマホアプリで情報を収集して活用する、これらもデジタルマーケティングです。

デジタルマーケティングは今や珍しくありませんし、技術的には既に枯れ始めていて目新しさに欠けます。

DXで改善を図るとなると、例えば収集したデータとデジタルツールの活用の組み合わせで、顧客体験をアップデートすることが目標の1つになります。

具体的には顧客が求めるタイミング、内容のアプローチをDXで実現したり、商品選びやサービスの利便性を向上させるなどが挙げられます。

マーケターの負担も減らすことができればなお良いですし、DXならそれができるはずです。

マーケティング業務をDXで改善している企業は、ネットとリアル店舗を結びつけて、それぞれのデータを統合したり共有して活用しています。

実店舗の商品にQRコードを設けて、スマホで読み取るとデジタルカタログにアクセスできる、こういうアイデアも活かせます。

顧客にとっては新しい商品の購入体験ができますし、マーケターは顧客が興味を持った商品、最終的に購入した商品などのデータが得られます。

いずれにしても、デジタルツールの活用は避けて通ることができませんし、過去の成功体験を捨てる覚悟でアイデアを出したり実践することが必要です。

顧客体験をアップデートすることを念頭において考えればアイデアが出しやすくなり、また具体的な活用の方法が見えてくると思われます。


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