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デジタルトランスフォーメーション(DX)#7 DXとデジタルマーケティング

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を活用して経営やビジネス現場、さらには労働環境を変えていくことを意味しています。

DXは、私たちの働く環境や生活自体を良い方向に向かわせるのに有用ですが、経済産業省が2018年9月に発表したレポートによると「2025年の崖」が大きな障害となることが報告されています。

2025年の崖に関係しているのが、現在、日本の多くの企業で使用されている旧式の基幹業務システムです。旧式の基幹業務システムは、今では使われていないプロクラム言語で組まれていたり、カスタマイズを重ねたことで複雑化し、柔軟な対応が求められるビジネスの場面で足かせとなることが多いのが現状です。

旧式のシステムの使用は2025年には6割を超えると予想されていて、ビジネスを継続するうえでのリスクが懸念されています。

2025年の崖から滑落しないためには、まず経営陣がその危険性を認識し、新技術の導入のための調査や人材育成を早急に進めることが求められます。

そして、実際に業務を行っている人材と新たな基幹システムの構築ができる人材が協力し、計画的に作り上げていくことが必要になります。

基幹システムの構造問題の解決は急務だという大前提なのですが、商品やサービスのマーケティングの観点も重要だと考えます。

つまり、守りのIT投資から攻めのIT投資への変革。

マーケティングの目的は、商品やサービスの売れる仕組み作りです。
商品やサービスを欲しいと思うひとや企業の目の前に、提案する機会を作るということです。

マーケティングといっても様々ですが、これからは特にデジタルマーケティングに注力する必要があります。

Webマーケティングという言葉も耳にしたことがあるかと思います。
ここでお伝えしたいデジタルマーケティングは、Webサイトを中心にマーケティングするWebマーケティングを含めた、広い意味でのマーケティングでがデジタルマーケティングであるということです。

今の世の中、ビジネスだけではなく、生活面においても、急激にデジタル化が進んでいます。デジタル化が進む市場において、マーケティングの手法も複雑になっています。新規顧客の獲得、既存顧客の満足度向上、リピート購入の仕掛け、広告戦略など、企業や個人が経営を継続するために、知っておいた方が良い知識です。

消費者の購買行動は、大きな変化が起きています。

企業側も従来のビジネスモデルのままでは、生き残っていくことが難しい状況になっています。

DXとデジタルマーケティングを正しく理解して、変革することで継続するという命題が課せられているのだと思います。

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