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デジタルトランスフォーメーション(DX)

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デジタルトランスフォーメーション(DX)についての自身のコラムをまとめています。
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2022年2月の記事一覧

時代にあわせて変化するITリテラシー

時代にあわせて、ITリテラシーも変化しています。 まず、この「リテラシー」という意味については、「情報活用能力」や「情報活用力」と表現するらしいです。 文部科学省は「情報活用能力」と定義していますが、シンプルにわかりやすく言えば「理解力と対応力」と捉えると良いと思います。 つまり、ITリテラシーとは、「ITに関する理解力あるいは対応力」ということになります。 現在、ITリテラシーは個々が自学するだけではなく、若手社員からシニア層までを含め、全体のITリテラシー向上へ向け

DXを進めたいけれど、何から手を付けて良いか分からない時は?

DXを自社内で進める場合、どう進めたら良いのか、どのようにしたら業務変革が起きるのか、悩みます。 まず、念頭に入れておきたいことは、DXそのものを最終的な目的にしてしまうと方向性がぶれてしまうので、DXを目的化しないゴール設定をすることです。 そのためまず行うのはDXの目的を決め、さらにその目的が組織にかかわる場合は事業部ではなく組織全体で捉えるようにします。 その際、組織責任者の協力を得ることが一番大切であり、経営者を含めしっかりと説明をすることが大切です。 経営幹部

観光 ✕ DX で、旅行者に満足度の高いサービスを提供するには

社会も私達のくらしもデジタル化が進んでいる中で、旅だけが例外とはなりえません。 デジタルの進化の中で、観光そのものも変革を遂げているのです。 多くの人たちが旅をする前には、SNSやウェブサイトなどを使って情報を収集し、口コミなどをチェックするはずですよね。 行き先や宿などを選んだら、公式サイトから予約を入れます。 これまでのように雑誌で情報を得たり、代理店のすすめで宿を決めるなどのスタイルと比べると、大幅に進化を遂げていることがわかります。 このような中で観光業界にお

広報担当者が知っておくべきDXトレンドと活用法

様々な業務や職種で対面コミュニケーションが難しくなる中、営業やセールスではオンライン商談ツールの導入などDXを意識した業務改革が進んでいます。 広報PRを担当する広報担当者も従来の主流であった展示会やオフラインイベントでの顧客獲得が難しくなっている今だからこそ、メディアアプローチの変化にあわせて広報PRにおけるDXトレンドをしっかり把握し、上手く活用していくことが求められています。 そのひとつがデジタルコミュニケーション戦略です。 従来のプレスリリースの配信はワイヤーサ

ホテル業界が取り組むべきDX戦略とは

明日(2/2)からホテルで働く従業員を対象にしたワークショップ(研修)を行いますので、予習?というか準備をかねて、書いてみることにします。 ワークショップではここで書いているほど難しいことはお伝えしませんが、DXとホテル業界という切り口で、整理してみようと思います。 DXとは、デジタル技術やデータなどをうまく活用し、ビジネスモデルを作り上げる、または変革すること、そして企業の競争力を高めるためるということを指しています。 DXに取り組むことよって、サービスや製品の品質向