わたしのコミュニケーション処世術
はじめまして
PREVENTデザイナー 田坂です。
デザイナーチーム2人のうちの1人です。
株式会社PREVENTは、⼀病息災の健康⽀援モデルを社会にをミッションとして、生活習慣病重症化を予防するサービスを提供しています。
入社して1年と3ヶ月。以前は、全く違う業種である、アパレルの販売員に就いていました。そんなこともあり、コミュニケーションを取ることは比較的得意です。得意ではありますが、正解がないものなので、非常に難しいと感じています。
「コミュニケーションって結局なに?」
と、難しく考えることもできますが、今回はいわゆる相手との関係性をどう作って行くかを「コミュニケーション」として表現させていただきます。
そんな私が、数々の困難を絶賛乗り越え中のデザイナーチーム、ひいては私のコミュニケーション処世術をご紹介します。
自己紹介
まずは、自己紹介です。
改めまして、株式会社PREVENT デザイナー田坂と申します。
宜しくお願いします。
私は、株式会社PREVENT 開発部所属インハウスデザイナーとして、メインは社内システムのUIデザインやアプリのデザイン、動画のコンテンツに加え、販促物のグラフィックデザインなど全デザインを幅広く制作しています。
デザイナーとしてのキャリアは、2年ちょっとのまだまだ経験の浅いデザイナーです。4年前までは、全く違う業種の販売職に就いてました。
デザイナーとしては、2社目。
前職でちょっと触ったUIデザインが楽しかったこと、ユーザーとともにプロダクトを成長させられるような仕事がしたくて、事業会社を選びPREVENTに入社しました。
デザイナーは2人。少人数で回しているため、入社当初から凄いスピードで様々なプロダクトに投げ込まれています。
毎日、学ぶことや作業がたくさんすぎて、脳みそフル回転で働いていますが、たくさんのチャンスを頂いて、笑えるくらいの成長速度で働いています。「毎日、全力前向きです!」って言いたいですが、もちろん思考停止することもよくあります。
そんな環境下において、やはりコミュニケーションをどう取るかってことが本当に大切だなと日々感じています。
先に記載した通り、メイン業務に加え、販促物の制作も行いますので様々な部署と一緒に仕事をします。
日々試行錯誤しながら、実行している、私のコミュニケーション処世術をお話させて頂きます。
1.とにかく「話し合い」
デザイナーチームでは、とにかく「話し合い」をします。
少人数のため、単純にスケジュール管理やタスク整理、進捗共有の作業的な話から、「これからのデザインチームはどうしていくのか?」など深い話しまで行ってます。
意志の疎通ができていなかったり、足並みが揃っていないと気づけば、すぐに話し合いを設けます。信頼し、お互いに背中を預けることができるほうがチームとしても働きやすいと感じているからです。
多いときは、1日に2-3時間は何かしらの話しをしています。
気楽な雑談から、がっつり1時間のMTGまで。
2人とも出社をしていれば、軽く声をかけに行ったり、Slackのハドルでもクイックでも話し合うこともあります。
また、私のデザイナーとしてのキャリアが浅いため、経験のあるマネージャーに聞くほうが早いことも多いので、割とすぐ話すようにしています。これは、入社当時から変わらないです。
一人で考えてダメなら話すということもしますが、お互いに相手が自分よりももっといい何かを持っているはずっていう信頼感からもあると思います。
もしかしたら、今の方が入社当時よりも話し合う時間は多いかもしれません。
まだまだ発展途中のデザインチームなので、話し合うことも盛りだくさん。
どうやればいいのか試行錯誤の中だからこそ、話し合いはとても重要だと感じています。
2.コミュ力必須
デザイナーチームは、開発部に所属していますが、全部門横断で制作物などのご依頼を受けたり、各部署のメンバーがピックアップされてプロジェクトメンバーに加わるため、他部署とのコミュニケーションを取ることは必須です。
デザイナーチームは、「コミュ力」命です。
「コミュ力」と言ってますが、世の中のいわゆるコミュ力おばけのように「誰でも、初対面でも垣根なく話す」ことではありません。
社内でできるだけ初めて話す人を減らしておく。また、フルリモ×他部署だと本当に話す機会が減ってしまうので、お互いに「存在は存じ上げております」くらいにしておくことも大事かなと思ってます。
社内なのに、日が経ってからの「なんか初めましてかも?」の空気って、とても気まずくないですか?
結局は、相手との話のキャッチボールができるかどうかなので、お互いに関係性が浅すぎるよりは少しでも深さがあるほうが、言葉のキャッチボールをしやすい。その環境作りは、1人の力ではできないので、お相手との関係性を加味することも大事です。「お互いに存在を存じ上げておく」だけでも話しやすさは違うかなと思います。
コミュ力の養い方としては3つ実行しています。
雑談をする
オフラインだと、よく立ち話もしますし、できるだけ話しかけに行ったりもします。何かしらの話しかけのきっかけづくりも意識的に行うようにしています。
オンラインMTGでも、一言目は自分が投げる気持ちでいます。プラスで雑談ができたら最高なんですが、思い浮かばないときはたいてい「寒いですね(暑いですね)」です。
あとは、社内Slackに雑談チャンネルがあるので、できるだけ何か投げるようにしてます。仕事上の内容だけでなく、ただのプライベートな話題も上げます。意外な方が食いついてくれたりすると、泣いて喜びます。
巻き込まれに行く
社内でよく、超雑談レベルで販促物の軽い話が行われていることもあるので、ズカズカ話しに入りに行くこともあります。普段からズカズカ行くので、早めに雑談レベルのうちから情報共有してもらえたりしますし、それが実行されなかったとしても、こちらの引き出しの一つになることもあります。
また、早いうちに関わっていると、スケジュールの調整もしやすい。
そして社内Slackの雑談チャンネルなどにも、巻き込まれに行きます。息抜きにちょうどよかったりもしますしね。
デザイナーチームからの発信
上記2つに加え、デザイナーなんかごちゃごちゃやってんな?って、デザイナーの存在を認識してもらえるような発信をしています。
「デザイン」や「デザイナー」について発信する機会を設けて、「デザイン」ってものに触れてもらえる機会を増やせるようにしています。とはいえ、「デザイン」ってものに興味がない方に無理やり「興味持ってほしい!」って無理ではありますが、どこできっかけが生まれるかわからないので、根気強く行っています。
この話は、また別の機会に行いたいと思っています。
こうやって、部門を横断しても何かを言いやすい環境作りを行うためにも、地道な「コミュ力」を使って「存じ上げております」機会を増やします。
3.マネジメントはされるけど、結局は自分
コミュニケーション処世術の中のひとつにマネジメントも含まれています。
現在、デザイナーチーム2人です。メンバーは、マネージャー1人ともう1人が私です。私は、もちろんマネジメントされる側です。
デザイナーチームは、仕事を1人で抱え込まず、チームで仕事ができるようにしています。とはいえ、1つの任された仕事に対するマネジメントは自分で調整はしなければなりません。
マネジメントには2つの側面があると思います。
タスク面とメンタル面。
それぞれのマネジメントされる側のコミュニケーション処世術のお話をさせて頂きます。
タスク面
マネージャーが、指示出しやディレクションをすることもありますが、だいたいの場合は1人でスケジュール管理からディレクション、作業まで行います。
もちろん、タスク整理やプロジェクトの進捗状況の共有は必須です。
ほぼ毎日、その日のタスクの進捗状況報告時間を設けたり、週に1回は他部署からの依頼やプロジェクトの進行状況の報告をします。
他部署より依頼が来たものは、内容を精査してマネージャーが振り分けますが、内容の軽そうなものは(他のプロジェクトなどの進捗具合にもよりますが)基本的に私が引き受けます。ですので、自分の持っているプロジェクトやご依頼の進捗状況やスケジューリングは、自分で行わないといけません。
「当たり前」って言われれば、当たり前です。
しかし、これが意外と難しい。
よくあるのが、「納期が短すぎる問題」「意外と重かった問題」と「先方確認待ち問題」。自分の問題ではなく、色んな人が関わるからこそ生まれるこのあたりの問題です。
そこで、必ず行うコミュニケーション処世術としては、「スケジュールやばめ宣言」をジャブ程度でもチーム内で共有しとくこと。その後、解決策やタスク整理したら意外といけんじゃね?ってこともよくあります。
1人で抱えない。1人では抱えないけど、自分の状況を把握しているのは結局は自分。なので、宣言・共有はするけど、仕事のコントロールするのは自分。
自分のちからや作業スピードを考えて、大雑把でも仕事のコントロールするようにしてます。
って、偉そうなこと言いましたが、これが上手くできるようになってきたのも入社して半年以上経った頃です。タスクの大きさと自分の力量や作業スピードが認識できたのがそれです。
メンタル面
マネジメントは、タスクについてもありますが、メンタル面のマネジメントもあります。
大げさなマネジメントではないです。①でも書きましたが、とにかく「話し合い」ます。多い時で、毎日2−3時間話すのに、1on1を月に1回行ってます。話し合いすぎて、作業時間が押してしまうくらい話し合います。なので、相手が何かあるのかな〜ってのもすぐわかります。
人の思考やメンタルをコントロールすることは絶対に無理なことですし、やってはいけないことです。結局は、自分が何かを感じ・考えたことを口に出せる環境をお互いに作ることが、「人」のマネジメントの基本だと思っています。
信頼からはじまる。
信頼は、コミュニケーションから始まる。
過去にマネジメント経験もあるので、心底思ってます。
時々、マネージャーと上手く行かないこともありますし、愚痴ることも、直接対決したこともあります。
しかし、2人ともなぜそう思ったか?を放っておかない。
しつこく聞く。
こちらの意見を押し付けない。
きっと、まだまだ上手く行かないことはたくさんの箇所であるかと思ってます。
全部が全部、最初から上手くいくわけないです。矛盾もたくさん出てくるかと思います。
これからも地道な「話し合い」を行い歩み寄り、思考を揃える努力がコミュニケーション処世術ではないかと思います。
4.まとめ
デザイナーチームは、
コミュニケーションをどう取っていくか、
そもそもコミュニケーションってどういうこと?
と、まだまだ試行錯誤してます。
コミュニケーションの取り方は、デザインチームのフェーズごとに変わると思います。
コミュニケーション処世術について、つらつら書きましたが、このやり方が現状で最適解なのか、1-2ヶ月後に意見が矛盾しとるやないか?ってこともあると思います。
読んで頂いている方にも、もっとこうしたらいいのにというのもあると思います。
結局は、何年も経って「あの時のコミュニケーションは失敗だったね」って、笑いながら言えるってのが「結果的に正解」かもしれません。
それでも貪欲にどうコミュニケーションを取って行ったらよいのかを追求していきたいと思ってます。
5.最後に
そんなコミュ力命の私達は、グラフィックデザイナーを募集しています。
販促物もとても重要なプロダクトの1つ。
そこにもっと力を入れたいと考えております。
他部署とのコミュニケーションをしっかり取り、一緒にプロダクトを成長させませんか?
もちろん、入社してきた方に私のコミュニケーション処世術を押し付けません!
その方と、更にブラッシュアップを重ねた、新たなコミュニケーションを構築したいと考えています。
まだまだ成長過程の私たちと一緒にデザイナーチーム作りや、今後強化させたいグラフィックデザインの成長させませんか?
お待ちしております!
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