はじめまして。北海道うまれ北海道そだちの藤田菜月です。
札幌から知床・斜里町へ向かうバスの中でこの記事を書いています。
(時々電波がなくなる...カントリーロード...)
新たな挑戦の軌跡を記すとともに、学びを言語化して思考を整理することを目的にnoteを始めました。
まずはここから、1年続けてみます。
簡単な自己紹介
北海道石狩市で生まれ育ち、高校・大学は札幌市の学校に通いました。
大学卒業後、札幌の広告代理店で3年半ほど勤めたのち、縁あって惹かれた知床・斜里町に4年ほど移住。
(この短い間、町内会の班長も経験しました。きつかったー。笑)
今年の春からまた札幌に舞い戻り、今は斜里町で鮭漁を営む会社「有限会社北洋共同業部」と、観光業界のベンチャー企業「株式会社プレスリー」の2社で働いています。
珍しいのは、どちらかが本業でどちらかが副業というわけではなく、どちらも正社員として所属していることです。
「2社で働く」という生き方
え?どういうこと?
と、よく言われます。
働き方改革により「副業OK」の会社は増えてきたと思いますが、真の意味で「ダブルワーク可能」な会社はあまり聞きません。
どちらかを副業にする選択肢もありましたが、それを選ばなかったのは、「会社の一員」となることに重きを置いていたからです。
実はどちらの会社も、正社員になる以前に、業務委託先として働いていた経緯がありました。
外注先であっても、意見を求められれば真剣に考え、ときには会社の意向に反した提案もしてきました。
しかしながら、経営に関する話になると外部の人間として踏み込んではいけないラインがあり、「どの立場で言うつもり?」という心のストッパーがかかります。
会社の理念を直接的に実現する一員に、私はいない。
どちらの会社も好きだったからこそ、このストッパーは私にとって心苦しいものでした。
だからこそ、2社ともに正社員として声がかかったときに、どちらかを「副業」にする選択肢は考えられず、熱量を伝えて直談判。
各代表が快くGOサインを出し、今でも応援してくれていることには感謝が尽きません。
まだまだ働き始めて数ヶ月、札幌と斜里町を行ったり来たりしながら、ときには漁業の人間として、ときには観光業界の人間として働いています。
決して楽な道ではないけれど、私らしい生き方だなと思っています。
「漁業(一次産業)」と「観光」をキーワードに
各会社についての紹介は長くなりそうなので次回以降に!
2つの会社で働いてはいるものの、両社には繋がりを感じています。
コロナ禍が明け、円安になり、国内外問わず多くの人が日本旅行を楽しんでいますが、首都圏では人が溢れ、宿泊価格が高騰し、あらゆる場所でオーバーツーリズムが懸念されています。
その一方で、過疎化が進み、ホテルや観光施設が閉業し、活気がなくなっている地域も多々見受けられるのが現状です。
本当は素敵なところが沢山あるのに、それを発信せず、発信していても届かず、域外の人に魅力が伝わらないまま、少しずつ廃れていく...そんな町を見ていると哀しい気持ちになります。
今の当たり前を観光資源に変え、
全地域に旅する理由をつくる。
これは株式会社プレスリーの理念です。
目をつけるのは弱点ではなく、その地域のもち味。
私はそのひとつが、漁業をはじめとした一次産業であると考えます。
(北海道はとくに、美味しいものの宝庫!)
そこで働く人、そこで生まれるもの、それ自体が文化であり、貴重な観光資源なのです。
各地域の今ある魅力を最大化し、すべての地域に旅をする理由を作れたら...そう考えたらワクワクしませんか?
私は2社の仕事を通して、そんな世界を実現したいのです。
これから
とにかく一生懸命やってみます。
謙虚に、まっすぐに。
(たまにサウナに入ってリフレッシュしつつ)
最後に愛犬の後ろ姿を貼って終わります。
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