「ダメ」「違う」という強い否定ワードがもたらすもの

何をやってもとりあえず否定する、こんな組織がある。メンバーは否定されないように身をこなそうとする。それが進むと、認められたいという気持ちが強くなりその組織の中だけで認められるような行動を取る人間が出てくる。
評価もそう。目標として掲げたことを達成していながら、「でもこういうことができていない」「お前はこういうところが足りない」というように、そこに掲げられていないことを後付けで否定されて減点される。それが横行する環境では、Yesマンばかりが育ち、そういう人間ばかりが徴用されるという悪い風習になる。真っ正直にやることが馬鹿を見ることだと思い、諦めに入る。発言や発想を妨げる要因にもなり、ビジネスを阻害する。

成長を促すという名目の減点評価。こういう組織は結局人を成長させないという反面教師。


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