第6回プレゼン&交流会振り返り

今回のプレゼン&交流会もオンライン開催。参加者は30名ほどでした!
開催数も両手で数える回数となりましたが、初参加の人が多く参加してくれて幅がどんどん広がっていると思います。

開催形式

リアルイベントの雰囲気をオンラインでも再現するため、参加者全員が発言できる仕組みにしています。面白いプレゼンを聞いて思わず溢れる感想を、その場ですぐに交換できるのがこの会の特徴です。

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1.自己紹介
 5〜6人の小グループに分かれて一言ずつ×3回
2.プレゼン&意見交換
 - プレゼンテーション   10分
 - 小グループで意見交換  5分
 - 全体で意見を共有    10分
3.交流会
 現実の立食パーティに近い距離感覚でコミュニケーションができるSpatial Chatというツールを使いました。

プレゼン内容

今回は聞いたあとで「紹介されたことを実際にやってみよう」「行ってみよう」と思える仕掛けがあるプレゼン揃いでした。
「言葉」「美術館」「自炊」「地域愛」と生活に関するテーマが並びました。

1.「言葉で自分を愛するススメ」by ほぼみゆさん(Twitter

ファーストバッターは、言葉で人と想いを結ぶライター「お結びやさん」として、現肩書きプレゼント100人チャレンジに取り組んでいるほぼみゆさん!自分が使う言葉の解像度を上げることが自分を大切にすることにつながるというのは驚きだけど納得でした。プレゼン内でワークの時間を設けてくださったのも楽しかったです。
ほぼみゆさんのプレゼンを聞いて、言葉は使い方次第でポジティブになれるな、と思いました(例えば、相手の主張がピンとこなかったときは、「意味わからない!」ではなく「新しい!」。相手がミスをしたときは、「ダメだね」ではなく、「お茶目だね」とか)。
リスナーからも「言葉は他人にものを伝えるために使うものだと思っていたので、自分のために言葉を使うという視点がとても新鮮だった。」という声がありました。
※資料は一部抜粋です

2.「美術館の裏側」by ゆかさん

2人目は、美術館で学芸員として働いているゆかさん!知っているようで知らない学芸員のお仕事について話してくださいました。美術館のプロデューサーのようなお仕事なんですね。
ゆかさんが、美術館のことを「市民のリビングルーム」と表現していて、気軽に美術館に遊びに行っていいんだ!と気付きました。

※プレゼン資料が一般公開できない(職場情報を含むため)ので、内容について少し長く触れます。
美術館は、ただ作品を保存して展示するだけではなく、「作品の調査/研究」という役割を担っており、美術館は新しい作品の価値を高めていく場でもあるそうです。また、美術館では様々な展示をやっていますが、おすすめの展示の選び方についても話してくれました。美術館の展示には、その美術館独自の「自主企画展」があり、自主企画展が、その美術館で働く学芸員の想いがより反映されているので、おすすめとのことです!

3.「食べること好き→作るのも好きになったわけ」by こやまさん

※11ページ目にはハツ(鶏の心臓)の画像を使っているため苦手な方は注意して下さい

3人目は、食べることが大好きで、一人暮らしをきっかけにご飯を作ることも好きになったこやまさんです。その「好き」には「自己肯定感が増すから」「生き物を食べていることを思い出させてくれるから」というふたつのワケがありました。
プレゼンで「自炊でPDCAを回すことで自己肯定感が上がる」と聞くと、プロの料理人のような発想をしなきゃいけないような気がしますが、「ちょっと醤油を足してみる」「余ったキャベツを白菜の代わりに使ってみる」という小さなチャレンジを繰り返して自分を褒めてあげられるのが自炊の良さだそうです。そうきくと自分もやってみたい!と思いました。
美味しそうな写真や優しい語り口に聞き入っていると、「命」というトピックになり背筋が伸びました。

4.「別府について語りたい2020〜君もBepperになろう〜」by AKENOさん(Instagram / note

ラストは、聴いた人全員Bepper(資料をご覧ください)への憧れが湧き上がるAKENOさんのプレゼン。「今回のプレゼンで別府への旅行チケットを買ってもらいます!」という宣言から始まり、プレゼンの10分が終わる頃には、別府が自分にとっても特別な場所と思えるような愛着を我々も抱いていました(資料をご覧ください)。山も海も温泉も食も魅力たっぷりな別府紹介の資料をぜひ見てほしいです。

別府温泉が好きな運営メンバーからも別府の魅力について一言。別府市内には100以上の共同浴場が街中に点在していて(本当に商店街の一角にあったりする)、それぞれ¥100〜¥200という値段で入れます。そのため、居酒屋で飲む→散歩→身体冷える→風呂→飲む→…という最強の無限ループが可能なのです。また、資料にもありますが、別府にはAPUという国際大学があり、若者や外人さんが多いのも特徴です。古い町並みと地元民×観光客×若者×異文化という多様性と活気に満ちた町なのです。

全体の振り返り

今回のプレゼンは生活に寄り添ったテーマが多く、プレゼンターや参加者の生活感が少し見えるので、人とのつながりを感じました。テーブルを囲んで話しているような感覚があり面白かったです。毎回フリーテーマでやっているのですが、回ごとに雰囲気の違いが生まれるのが新鮮です。
みなさんはプレゼンするとしたらどんなテーマで話してみたいですか?


参加者からの声
今回はリスナーのひとりであるおり子さんも振り返り記事を書いてくださったのでぜひそちらもご覧ください。各プレゼンにつき1記事ずつ書き進めてくださっています!

プレゼンって仕事とか勉強とか難しい話のイメージだったけどぜんぜんそんなことない。楽しいしおもしろい。

と言っていただけて嬉しいです。

参加者の皆さんがプレゼンターの熱い想いに刺激を受け、初対面というギャップを乗り越えて、自分の考えを周囲と交換できる時間になっていれば幸いです。
プレゼン&交流会は、自己発信と様々なバックグラウンドの人の交流の場として、これからも定期的に開催していきたいと思います!