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時間と自信どちらも手に入れる!ワーママ手帳

ワーママの1日は手帳からはじまる


 現代のワーママはとても忙しい。働き手、主婦の一人2役だからいくら時間があっても足りないくらい。私自身、育休から復帰して、慣れない家事と仕事の両立そして自分のライフワークの時間をいかに捻出するかが大きな課題でした。 

  小さい子供を抱え、保育園への送迎、仕事、帰宅後もご飯作り、お風呂に入れて、絵本の読み聞かせ、息つく暇なく1日が過ぎていきます。忙しくしているうちに、本当に私の望む幸せってなんだっけ?自分の人生の価値観がわからなくなるときもありました。

 そこで、私はモヤモヤする現状を打破するため、理想の未来やTODOリストなどを手帳に書くようになりました。日常から一旦自分を切り離し、自分自身と向き合う時間を取るようになったのです。この手帳タイムはとても有効で、時間の使い方やエネルギー、お金の使い方で人に流されなくなりました。何気なく過ごしていた毎日が、自分の思い通りにカスタマイズされるとても幸せな感覚を得られるようになりました。

  手帳やノートはもう一人の自分。夢と現実をつなぐパスポート。自分の気持ちや意識を言語化して、忙しい日常に埋れていく大切なことを思い出すための大切なツールでもあります。あなたを助けてくれる秘書であり、客観的にものごとを判断するための大切なツールです。

  マルチタスクを当たり前のようにこなすワーママこそ手帳を上手に使いこなして欲しい。たくさんのママが忙しいながらも自己実現や幸せな家庭運営、キャリアUPを叶えて欲しい。そんな思いで私が行なって効果があったノートの作りのアイディアをまとめます。いろんな手帳メソッドがある中、ワーママ専用にカスタマイズされたものが必要です。家族のケア・仕事を両立しつつ、自分の時間と夢、ワークライフ全てを自分の思い通りに動かすための手帳メソッドです。

 手帳やノートの書き方には色々あります。ほぼ日手帳、バレットジャーナル、女性起業家のプロデュース手帳、色々あってどれが正解なのだろう・・・と迷うときもあります。人はそれぞれ生活環境や性格が違うよう手帳の使い方も人間の数だけあっていい。良い・悪いはなくて自分オリジナルの手帳メソッドを確立すること「自分らしく生きる」ことに繋がります。

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手帳やノートに書くことの効果

 人間の脳にはRASという仕組みがあり、普段考えていることが無意識に情報検索して必要なことを取り入れるようになっているそうです。だから何気なく生きていると自分にとってチャンスでも気づかなかったり、必要なものを取り逃がしてしまいます。自分の叶えたいことを定期的に紙に書いて確認することでRASに必要な情報を検索してもらいやすくなります。

  長期的な展望や「私はこれがしたかった!」という大きな夢があっても日常に埋れてつい送りして、時間だけがすぎていく・・・ということが多くありませんか?手帳は人生のコンパスであり、現実と夢をつなぐパスポート。手帳を活用してRASを最大限に働かせましょう。

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 いつかは叶えたいと思っていることは手帳に何度も書いたり、見直したりして脳のRASが働くようにします。そうすると自分にとって最高のタイミングでそれを叶えるための情報や人に巡り会えます(チャンスに気づきます)。 

家族のケアもしつつ、仕事、ライフワーク、夢、理想、全部叶えたい!そんなワーママにこそ手帳を使って夢を引き寄せましょう。

自分のコントロール領域を広げるノート

 ノートの素晴らしい点は「自分で人生を動かしている」という感覚がつかめてくることです。人生には思い通りにならないこと(自分のコントロールの外にあること)と自分で調整できることこの2つがあるということにまず気づくことができます。

  私たちは生きて聞く上で様々な壁にぶつかります。その過程で「これは無理なんだな」「自分ではできない」と自分に制限をかけてしまうことが多くなります。本当は自分でコントロールできることは全て思い通りになるはずなのに、無理かも、これは前例がない・・・などいつの間まにか何かのせいにしてコントロールの外に出して思考停止になってしまっていることが意外に多いものです。

 まず自分で変えられることと変えられないことの区別をつけて、変えられることはどんどん自分の思い通りに変えていきましょう。そうすれば、自分で人生をデザインしている感覚で人生の自由度が増します。

やりたいけれど、できないと諦めてることはありませんか?

本当はできないと思ってるけれど、50%ならできる。こういう条件ならできる!ということをノートに書きます。

 たとえば、「グリーン車に乗りたいけど高いからダメだよね」と思っていたとします。「グリーン車は高いけど、時間帯の指定されたやすいパッケージなら利用できるかも・・・・」と考えてみたり、「メルカリで不用品を売って足りない分のお金を作ろう!」など方法色々とあります。「子どもがいるから好きなアーティストのコンサートに行けない」と思っていたら、託児サービスを利用できるかもしれないし、パパにおまかせするなどいろんな選択肢がないかを探ってみます。そうすると意外に工夫すればコントロール可能な領域まで持ってくることが可能になったりします。

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手帳とノートの違い

手帳とノートの違いは時間軸があるかどうか。どちらも自分を管理してくれるものです。

手帳・ノート

手帳を中心にノートとして使ってる方もいたり、(ダイアリーのフリーページを使うパターンです)逆にノートにマスキングテープやスタンプで時間軸をプラスして手帳化する方法もあります。

ノート・手帳のタイプ


ノート 
一冊のノートに全てのことを時系列に書きたいタイプ。バレットジャーナルが好きな方に向いています。書く情報力が多くどんどん書きたい人にも向いています。


手帳
スケジュール管理と一緒に情報をまとめたいタイプ向け。バーチカル・マンスリーなど色々ありますが、ワーママの場合、9時〜5時の部分は仕事の予定が入るので、むしろ自己管理が必要な5時〜9時のバーチカルがあったらな・・・と思います。ママの場合は子供のお世話や自分の時間が取れる5〜9時の時管理がもっとも重要なのに、市販のバーチカルはなぜかその部分が抜けてますよね。私はオリジナルでバーチカルを作成しています。

手帳・ノートのレフィル型
私が愛用しているのはファイル型の手帳です。マンスリーとウィークリスケジュールとドットノート、罫線ノートを使い分けています。自分に取り入れた情報はどんどん入れかえて見たい情報だけ持ち歩いています。罫線ノートは本のまとめや文が中心の情報です。ドットノートはイラストや図もかけるのでアイディアなど文字だけでは表現できないときに使っています。

ウィークリーにはその日に感じたことや気づき、嬉しかったこと、達成できたこと、体重や精神状態、健康状態などをライフログに使っています。

フリーページにはインデックスを貼って、勉強、アイディア、未来という風に分けて思いついたことや役立つ情報をまとめています。「勉強」には取り入れたい情報やスキルをまとめたりして、「アイディア」には浮かんだことやこれから形にしたいことをまとめています。「未来」には叶えたいとや計画、行動方針をまとめて定期的に見返しています。


 以前はスケジュールを見る手帳と情報をまとめるノートを2冊持ちしていましたが、バックがかさばるのでレフィル型が便利です。レフィル型だと自分流に必要なページをカスタマイズできる点も使いやすいです。

手帳のレイアウトは目的別でぴったりなものを選ぶ

3つのレイアウトがあります。それぞれ目的に合わせて選びましょう。

イヤリー(年間予定)

年間には1年でやりたいことやいつやるかの計画を書きます。プロジェクトや「やりたいことリスト」を時間軸に落とし込むのにぴったりなレイアウトです。計画を立てるには「余裕部分」を作っておくと計画倒れがしにくくなります。年間目標を王も区別にリストアップします。全てを同時にやろうとすると負担になるので、失敗しやすくなります。時間差があるように計画すると成功率が高まります。


マンスリー(月間予定)


どんな手帳にも必ずついているマンスリー。1ヶ月分の予定が俯瞰でできます。大まかな予定の把握にぴったりです。書き込みスペースが少ないため情報を厳選して書きます。1日のアポは5件以内が目安です。記号や色分けでスペースが少ない分をカバーしましょう。


ウィークリーバーチカル
一日の時間管理が細かくできる。時間に合わせて行動するべき予定の多い人に向いています。縦矢印やマスキングテープで時間を管理するようにします。バーチカルを使うときは週単位の予定がひとめでわかるように工夫します。自分の予定と家族の予定は色分けするとみやすくなります。


ウィークリーレフト
1日の予定がそれほど多くなく、追加情報を書き込みたい人に向いています。レフトの良いところは書き込み欄があり、ライフログを書いたり、TODOをまとめたりと自由度が高い点です。


デイリー
ライフログや日記を書きこみたい人の向いています。予定を記入したり、読んだ本の感想を書いたり、気分が上がるリストや感謝リストを書いたり自分の生活や情報が時系列で記録できます。平日はビジネスの反省点やアイディア、タスクを書いたりと仕事用、休日は旅行日記や食べたもの、見た映画の感想を書いたりとプライベート用と使い分けしている方もいます。

手帳に書くことは時間軸にどのタスクを埋めるかということ

郵便物の投函、ゴミ出し、買い忘れ、書類の提出など日々のタスクを管理するのが手帳の役割です。忘れてもなんとかなるけど、できればやっておきたいこなど、それを常に覚えておくのは大変ですが、手帳に「やること」「いつやるか」を書いておくとずっと覚えておく必要がなくなります。毎朝眺めるだけで、常に覚えておかなくてはという心理的負担が減ります。そして忘れてしまって「悔しい」というストレスからも解放されます。

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ブルーのところは自動的にできることだけど、ピンクの部分はつい先送りしたり、忘れてしまったりします。ピンク部分を管理するのが手帳の役割です。


手帳には短期的なことを管理する役割と長期的な展望を管理する役割の2つがあって、どちらも日常に埋れてしまうこと、つい送りしてしてしまうことを思い出させてくれます。

ノートは時間軸に関係なく、自分のことを深く掘り下げたり、情報や感情を整理して保存しておく役割があります。


アナログそれともデジタル

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 スマホやタブレットなどノートに変わる便利なものがたくさんあります。手書きのアナロブタイプのノートの良い点はRASの仕組みを最大限に使えることです。タイピングする作業と手書きの作業では脳にかかる負荷が違います。手書きの方がたくさんの神経や脳の仕組みを使っているそうです。その分RASが働きやすくなるのは手書きの方です。

 一方、電子ツールの良い点は写真や文字を一緒に保存できたり、検索が便利です。どれだけの分量を書いても持ち運びが軽くなるし、文房具もたくさんなくてもカラフルなマスキングテープやスタンプなどがすぐ使えます。ペンシルがあれば、手書きのアナログ手帳とと同じように使える点も便利です。

 私は夢や願い事などや手書きにし、本やWebの情報のまとめや写真とセットで使用する情報は電子データとして残しておきます。ドリームボートの代わりにピンタレストを使っています。理想の部屋、行きたい場所、欲しいバック、好きなファッションなどの写真を集めています。ピンタレストはおしゃれな写真がたくさん見つかりますし、アプリで時間のあるときに見返したり、更新できるので便利です。写真を切り貼りするタイプは時間がかかるし、更新も滞りがち、部屋に貼っておくのはちょっと・・・という場合でもピンタレストだとスマホ内に保存していつでも見ることができるのでおすすめです。

 買い物の記録や家計簿的なものはスマホで行なっています。レシートの写真をとるとそのまま記録を残してくれるアプリを使っています。持っている服を写真でとっておいて、クローゼットを整理しています。買い足したい場合は服を減らしてなるべく身軽でいるように心がけています。

 デジタルのもう一つの良い点は共有できる点です。ワーママなら夫とカレンダーや家計簿、連絡ノートを共有できるアプリが便利です。家計簿はZaimとかマネーフォワードでパスワードを共有してお互いに買ったものを入力し合います。保育園や学校の連絡やお手紙はスクリーンショットでeveryonteなどのファイル共有アプリで共有しておくと便利です。子供の学校関係の行事や残業、出張などの予定はカレンダーGoogleカレンダーなどのアプリで共有しておくと分担などが簡単になります。

Googleワークスはカレンダー機能、メールなどの連絡機能、ファイル保存などの機能がまとまっているので便利です。ラインやメールなどのように他の人からのメッセージで埋れて気づかない!ということもありません。夫と「家事&育児」という会社を運営するように使えるのも楽しいです。

手帳・ノートのコピー


理想を設定して目標を達成する


ノートを使うことの一番大きな目的は、自分の心の声を聞くことです。まず、夢や理想、目的など「自分はどう生きたいか」を見つけるという目的があります。

夢、理想の暮らし、サブゴール(中間目標)、周りにいる人(こんなお客さんがきたらいいな、こんな人と働きたい、こんな仲間がいたらいいななど)、実現するために必要なことやスキル、変える必要があること(習慣や考え方など)、何のために実現したいのか動機をはっきりさせておくとゴールまでブレなく進めます。ゴールがぼんやりしたり、挫折しそうになった時にノート見返すと修正も簡単です。

ブレない軸を作る人生キーワード

夢や理想を定期的にノートに書く人はたくさんいますが、その前にすることは自分の人生キーワードを決めること。自分の人生で大切にしたいことをはっきりさせておくと人生キーワードを中心にして願い事や夢も理想へと発展するので自分の軸がブレにくくなります。人生キーワードは自分の人生で大切にしたい言葉もしくは「どんな世の中を作っていきたいか」などのビジョンです。

私の場合は、人生キーワードは自由、自立、上品です。ビジョンは「女性がどんなライフステージにおいても自分の人生を自由にデザインできる世界」です。女性は結婚、出産でいろんな制限を自分でかけてしまっていることが多い気がしています。例えば、「妻はこうあるべき」「母だから自分の人生を諦めて家族に尽くさないと」などなど・・・思い込みや世間の常識から自由になって自分の人生を楽しめる女性、精神的にも経済的にも依存しないで自由に生きる女性が増えてほしいというビジョンがあります。 

始めにキーワードやビジョンがあって、そこからどんどん夢や具体的な行動が広げていくイメージです。

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10年後の私

ビジョンやキーワードが決まったら10年先の未来や理想も考えてみましょう。

下記の図のように分野別のに書くと書きやすくなります。

10年後の私

新月の願い事

新月の願い事は毎月新月に願い事(目標や夢、やってみたいこと)を書くというものです。スピリチュアル的に新月に書くと叶いやすいと言われていますが、定期的に見返すことで潜在意識まで願いが届くという意味が強いことが一番のポイントです。

新月の願いとごを書くときのコツ
❶未来完了形で書く
「〜しました」「〜しています」と未来完了形で書きます。叶えたという前提で書くことでより引き寄せの力が働きます。

❷遠慮しない大きな夢を書く

あえて人に言ったら笑われるくらいの大きな夢です。書くときは現実可能かを考えないようにします。私たちは無意識のうちにこれは無理だろう、人に言ったら笑われるか・・・色々考えてしまって、その考えが自分を枠を作って、勝手に自分を閉じ込めてしまっています。その枠に気づきそれを取り外すことが願い事を書く意義でもあります。

❸叶えた時の最高の気分を先取りしながら想像してみる
思考から現実は作られます。今何を考えてるか?その気分や考えが具現化されていく過程が時間の流れであり未来そのものなのです。

願い事が定まったら目標や年間計画に落とし込む

願い事を書く際には方法はわからなくてもOKです。願いを決めたら、今度は目標や年間計画に落とし込んで、願い事を叶えるための行動を考えていきます。願いごとを叶えるためのWOOPの法則にしたがってリストも作ってみましょう。願い事がたくさんある場合は、重要度に分けておくと行動しやすくなります。

目標の立て方のコツ

目標の立て方の目標を立てるときのポイントは「本当にそれが自分にとって幸せにつながるかどうか」と考えることです。2つのポイントで妥当な目標になっているかをチェックしましょう。


☑︎世間に良しとされる他人基準になってないか?
例えば年収を増やす目標でも、労働時間が長くなってしまったり、ストレスが多くなっても結局幸せな気持ちにはなれません。

☑︎目的が手段になってないか? 本当に得たいものは得られるのか?
子供に幸せな人生を送ってほしいという目標なのに、受験で合格するという目標にすり替わり、親子供ども疲弊するという状況になってしまったすることもあります。手段なのか目標なのかを修正していく。


☑︎自分にダメ出ししたり遠慮しない
目標を考えるときに自分の能力を制限してしまいます。人間はそもそも実現可能なことは思いつきもしないと言われています。ふっと思いついたなら、どんな途方も無いことでも可能性があるということです。

WOOPの法則で行動を具体化する

夢に向かうために何をしたら良いのかそのため方策を考える際に便利な法則です。例えば体脂肪率20%にしたい。という願いがあったら、願いが叶ったら水着を堂々と着れる。あの服がにあう!でもお菓子食べちゃう・・・お菓子を買わないようにする。6時以降は食べないなどのルールを決める。

Wish・・・・  願い
Outcome ・・願いが叶った時の最高の結果
Obstacle ・・目標を妨げている原因
Plan ・・・・障害を取り除くプラン

優先順位に記号をつける
普段の生活で「あれもやりたい」「これもやりたい」と思っていても優先順位や手順を明らかにせずに放置していると漠然とした願望のまま消滅してしまいます。手帳は夢と現実をつなぐパスポート。夢に向かう一歩を踏み出すために重要度の高い項目から具体策を作るのもおすすめです。

♡絶対にやりたい
○できれば実現したい
▷実現できたらいいな
×やっぱり重要でなかった。どうでもいい。

いきなり書くのは大変なので、分野別に書くと書きやすくなります。


TODOリスト
年間目標、1ヶ月の目標が決まったら、最終的には行動リストを作って実現していきます。TODOリストは大きく2つあります。チェックボックス式と付箋式です。それぞれ使いやすいポイントがあるので、使いやすい方に合わせて使って見てください。

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チェックボックス式・・・・剥がれないから安心。記録として残る。達成感が味わえる。

付箋式・・・・達成したものから剥がせる、順番を入れ替えることができる。マトリックス型にできる。

タスクができたら「具体的タスク」と「方向性タスク」の2種類に分類して、抽象的な方向性タスクをより具体的に行動化できるかを見ていきます。

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ガントチャートで作業目標や期限を決める

ガントチャートは夢に向かう具体的な行動をいつやるか、どんな順番でやるのかを時間軸に落とし込むためにノート術です。

夢から目標へステップアップする

「願い事」「夢」を考える時点では「できるかできないかは考えない」ことがポイントになりますが、目標に落とし込む時点では今の段階でできるだけ具体的にできることをリストUPして行動しなければなりません。思考の現実化が上手な人特徴ではすぐ行動すること。その際に完璧を目指さないで修正しながら、失敗は「学び」という風にポジティブに捉えることが必要です。そして「一人でできることには限界がある」と知っているので人に貢献したり、応援することも上手です。

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自分を客観的に見つめる


あとで振り返った時に役立つのがライフログです。生活や勉強、お金、あらゆることが記録対象になります。あなたが生活する上で大切にしたいことを中心にコレクションしていきましょう。

ライフログのアイディア

読んだ本のリスト
食べたもの記録(レストランのメニューやダイエットの振り返りに)
お料理ノート(常備菜のレシピなど)
美容ノート(美容のコツなどを書き溜めて見返す)
おしゃれノート(好きなコーディネートや持ってる服を整理すると買いすぎてしまわない)
名言リスト(自分を勇気付けてくれる名言を集めて、見返します)
健康ログ(食事、運動、気分、体重や体脂肪率など)
欲しいものリスト(買いたいものをリストアップしておいて衝動買いを防止します)
資産運用ログ(株価や経済指標を記録したり、運用成績や気になる株やファンドをまとめます)

気分を上げる100リスト(具体的に書くと煮詰まった時に気分をすぐ変えられるリストがあると気分の切り替えが上手になります)

死ぬまでにやりたいバケツリスト(バケツリストはただのリストではなく、年代別でやりたいことを分けたリストです。20代でできること、30代、40代、50代という風に10年スパンで書くと期限を設けることができるので、実行確率が高くなります。年齢でできることは違うのでバケツごとにリストを整理しておくと、先送りがなくなります)


自分の感情を整理して価値観を知る


仕事や育児など普段の生活で壁に当たったり、モヤモヤするときは誰にでもあります。モヤモヤの原因と向き合うことで、自分の価値に気づいたりできるのでモヤモヤはうまくいくためのヒントをくれる大切な感情。押し込めたり、知らないフリをするのではなくじっくり向き合うようにします。

客観分析ノート

受け取った 事実


手帳のマイルールを決める

世の中には様々な手帳メソッドやノート術がありますが、大切なのは自分に必要なものを選び取り、実践して行くということ。専業主婦なら、生活中心(料理、家計、生活、ライフワークなど)丁寧な記録をゆったりとする方もいらっしゃるだろうし、ワーキング主婦ならプラスして仕事やライフワークなど手帳に書きたいことも変わってきます。

正しい方法というのはなく、それぞれのライフスタイルや時期に合わせた手帳づくりに毎年更新して「心地の良いオリジナルの手帳」を作っていくと自信も時間も増えて行くはずです。手帳のマイルールの決め方まず「1、手帳に書くことを決め」、次に「2、手帳の書き方のルールを決める」です。

マイルール1 手帳に書くことを決める

マイルール2 手帳の書き方のルールを決める

色分け・・・家族の予定や仕事の予定、自分の予定を色分けすると分かりやすくなります。

記号・マーク・・・記号化するメリットはパッと見てパッとわかる点です。よく使う予定などは記号で書くと分かりやすいです。

マーク・記号で分ける
客観○・主観●
自分♡・家族◆


あなたに合った書き方が見つかる!手帳アイディア20


もし「手帳に何を書いたらいいのかな」と迷った場合は目的別の手帳アイディアを参考に自分流のオリジナル項目を作ってみてください。

「引き寄せの法則」をうまく使いたい

1 新月の願い事

2 モチベーションが上がるモノ、行動リスト、ワクワクリスト

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3 好きな名言集

自分を勇気付けてくれる言葉や名言をリストアップします。私はココシャネルやエジソン言葉が好きです。あとは、本やブログ、ツイッターでこの言葉いいな〜と思う言葉をコレクションして時々見返しています。

自信をつけたい・セルフイメージをあげたい

4 できたことリスト 

5 褒められたこと・嬉しかったことリスト

6 感謝リスト
  自分を幸せにするハッピーリスト
毎日を大切に、効率的に、感謝できる人生にする!そのためには自分が満たされていることが大切。幸せな人や成功者は必ずどうすれば自分の満たし方を知っています。どんな状況でも幸せを感じられる心でいること。小さなことでもこれがあったら幸せ!満たされるということをリストアップして行きます。

自分の価値観を知りたい

7客観分析ノート


8やりたくないことリスト
やりたいことがわからないときは逆に「やりたくないこと」からみていくと自分の価値観がわかります。

夢を叶えたい

9 死ぬまでにやりたいことバケツリスト

10 ドリームボート

  新月の願い事


日々のタスクをもれなく達成したい

11、TO DO LIST

12、星つけチャート

星つけチャートは習慣化したいことをリスト化して、できたら星をつけていくというノートメソッドです。自分がしてきたことを記録して振り返ることによって自信をつけることが目的です。そして「やり忘れ」の防止にもなります。

13、 スキマ時間活用リスト
 
毎日30分のスキマ時間は1ヶ月で11時間です。
スキマ時間でできることリストを作ると無駄時間を減らせます。
 
例えば
 
(5分あったらできること)
ブログの遂行
リビングの床掃除
ブログを読んで情報収拾
メールチェック
SNSのコメント返信
食洗機に食器を入れる
 
(10分あったらできること)
洗濯物干し
読書
FPの勉強
ちょっとした場所の整理整頓
ヨガ
 
 
(同時並行でできること)
英語の音声学習
YOU TUBEで情報収集
 
などを手帳に書いておいて、隙間時間ができたらリストを淡々にこなすというサイクルを作ります。時間があったら〇〇すると決めておくことによって迷ったり、考えたりするエネルギーを節約できて時間ロスも減らすことができます。

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勉強やスキルアップしたい
14、読書ログ

読んだ本の内容をメモしたり、読んだ本のリストを作ったりします。スマホアプリで記録すると表紙の写真付きでメモもできるので便利です。

15、スタディーログ

スタディーログは資格試験やスキルアップの際に毎日何をどれくらい勉強したのかを記録していく方法です。ガントチャートや星つけチャートと並行して行うと効果的に勉強が進みます。

投資・経済に強くなりたい

16、経済指標ログ
17、ポートフォリオ
18、ライフプランシート


ついつい先送りしてしまう
18、現状・未来ノート 
現状→未来を考えるにあたり、あえて今のままでいくと5年後、10年後どうなるかをはっきりさせる。現状を分析する際には先送りしてしまう原因を探ると行動しやすくなります。

先送りしてしまう原因別処方箋 
❶わからない   

調べる。情報と調べ方をはっきりさせる     必要なことリスト


❷不安・怖い   

不安の正体をはっきりさせせる         最悪の状況は?

❸大変すぎる  

 スモールステップ化する           分割タスクノート

❹ハードルが高い 

低いところに目的を設定する          すごろくノート

情報をストックして考えを深めたい

19, アイディア・メモをマッピングする



20,ブログのネタ・気になるニュースをまとめる


手帳は理想の世界へのパスポート


忙しいと自分の本当に求めるものがわからなくなったすることがあります。特に子供が幼いと、どうしても自分のことよりも子供の世話を大切にしたくなりますよね。そんな責任感が強く、心優しいママほど持って欲しいのが「自分と向き合う時間」つまり自問自答、内観する時間です。自分と向き合う最強のサポートツールはノートです。

小さな一歩でも大丈夫

「なんとなく〜してるけれど」「本当はこうしたい!」ついつい忙しくて、楽だから不本意ながらも妥協していることはありませんか?

何となく着ている毛玉のついたセーター

バーゲンで安いからという理由だけで買った気に入らない色のスカート

などなど

マインドを変えるには時間がかかりますが、外見は簡単に変えることができます。最初はそんな些細なことから変えていけばいいのです。まずは形からでも理想に近づくと、オセロゲームのように全てのものがそれにふさわしいものに変わっていきます。

自分なりの人生をカスタマイズする小さな一歩をまずノートや手帳タイムを取ることからはじめてみませんか?

まずは形からでも大丈夫。気に入ったノートとペン、そして1日10分からでも自分と向き合うことで思い通りの人生を作ることができます。手帳は自分と客観的に見るための大切なツール。忙しくても自分の目標や方向性にしっかり向き合っていれば安心して過ごすことができます。

私たちの日常生活の80%は習慣的な行動で消費されていると言われています。手帳を使うことによって自分のことを振り返り、望ましい行動を習慣化することで自身も時間管理も全てが思い通り♡

手帳やノートで「自分の時間」を持てたり、「人生の可能性を広げられた」と思える女性が増えてくれたら嬉しいです。

 

 







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