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オーストリア&チェコ旅行 ep6-1日でウィーンの観光名所を13か所回った日①

旅行4日目。今回の旅行の中で丸1日ウィーンにいられるのはこの日だけ、というスケジュール。色んな人に短すぎてありえないと言われたけれど、どうしたって日程がないのは仕方がないのでこの日に行きたい場所全てを詰め込んだ!

ウィーンは何日かけても回りきれない程の文化遺産が残っていて、街を歩いているだけで歴史を感じられるし、街にいる人の話した感じとか立ち振る舞いとかからもハプスブルク王朝の気品を感じられるし(全員王族の末裔ですか?というくらいみんな品がある)、とにかく歴史あるって素晴らしい!と感じた1日だった。

ちなみに、1日で訪れた場所はこちら↓
飲食と買い物のお店を含めて、なんと合計13か所…!

・シェーンブルン宮殿 Schloss Schönbrunn
・マリアテレジア広場 Maria-Theresien Platz
・ホーフブルク宮殿 Hofburg
・デメル本店 Café DEMEL(カフェ)
・シュテファン大聖堂 Stephansdom
・聖ペーター教会 Peterskirche
・ユリウスマインル Julius Meinl(スーパーマーケット)
・オーストリア国立図書館 Österreichische Nationalbibliothek
・アウグスティーナ教会 Augustinerkirche
・フィグルミュラー Figlmüller(レストラン)
・カフェザッハー Café Sacher Wine(カフェ)
・ゲルストナー Gerstner(カフェに併設のショップのみ利用)
・ウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper

前回のエピソードはこちら↓


シェーンブルン宮殿 Schloss Schönbrunn

朝はホテルの朝食バイキングをお腹いっぱい食べて、8:00過ぎにホテルを出発。バスに乗って移動。

シェーンブルン宮殿は、事前に調べた感じだとかなりの混雑でチケット購入と入館までに結構並ぶかも?という感じだったので、事前に日本でシシィチケット(ウィーンの有名な博物館・美術館に無料で入れるチケット)を購入しておいて、早めに到着するようにした。シシィチケットで宮殿内の40室を見学できて、追加料金なしで日本語のオーディオガイドも借りられる。

8:45にシェーンブルン宮殿に到着。混雑している感じはなくて、全く並ばずに入場できた。日本語のオーディオガイドがあるくらいだから、日本人の観光客も多いはずだけれど、ここでは日本人には1人も会わなかった気がする。小・中学生の修学旅行?の団体が何組かいて、展示には全く興味がなさそうな様子で友達同士でふざけたりしていて、自分が修学旅行で京都に行った時もこんな感じだったなぁと思いながら見ていた。

内部は完全に撮影NGだったけれど、どの部屋も豪華で本当に素敵だった!
まず、入ってすぐにNintendoの「どうぶつの森」でしか見たことがない陶器のストーブが置かれていたのを見て、これ実際に存在するんだ…!と感動(このストーブは全部屋に置かれていた)。
家具も壁紙も柱も全部、どうぶつの森のロイヤルシリーズとかエレガントシリーズを200倍くらい派手&金ピカにした感じで、なんかもう終始圧倒されていた。
そして、例えがどうぶつの森しか出てこないところに自分の教養の無さを感じる(笑)

ハプスブルク家がこの宮殿を使用していたのが1750年頃~1918年らしく、もう100年以上経っているのだから何か勝てるポイントがあってもいいはずと思って(笑)21世紀の東洋の庶民である私の家の方が勝っているポイントを探しながら見学してみた。
どの部屋も鏡だけは小傷が入ってちょっと濁っている感じだったから、友達に「鏡はうちの方が綺麗なやつ使ってるよ、鏡だけは勝ってる。」と言った直後、音声ガイドから「当時の鏡はクリスタル製で~」と聞こえてきて2人で大爆笑した。結果、トイレだけは私の家にあるウォシュレット付き水洗トイレの方が良いが、他に張り合える要素は何もないという結論になった(そりゃそう)。
お風呂とかはもう、ものすごく広くて可愛い壁紙の部屋の真ん中に、ものすごくオシャレな猫足バスタブが置かれていて、到底太刀打ちできない感じ(笑)

1時間ちょっと中を見学した後で、庭園で写真を沢山撮った。

あまりにも暑すぎてグロリエッテまで行く元気はなく、グロリエッテは写真だけ撮影。


マリアテレジア広場 Maria-Theresien Platz

美術史美術館の建物を見るのを地味に楽しみにしていたのだけれど、ここに来るまでに目が慣れてしまって、もはや周りにある他の建物との見分けもつかない状態だった…(笑)今回はここの広場で写真を撮っただけだったけど、もしまた訪れる機会があればこの辺りの美術館・博物館巡りもしてみたいなぁ。


ホーフブルク宮殿 Hofburg

私達はホーフブルク宮殿の昔王様が住んでいた建物=”Hofburg”だと思っていたら、宮殿の敷地内全部を”Hofburg”というらしい。敷地が超広大なので、つまりこのエリア全体が”Hofburg”ということになる。
(例えるなら、皇居の御所だけを「皇居」と呼ぶと勘違いしていた、みたいな感じ。)
それを知らずに「ホーフブルクはどこですか?」と聞いても「ここ!」と言われるだけで大混乱…。検索し、歩き回り、シシィミュージアムのチケット売り場のお姉さんに聞いてようやく王様が住んでいた建物=シシィミュージアムであると理解し、中に入ることができた。シシィミュージアムもシシィチケットで入場無料&日本語の音声ガイド無料。

日本からこんなに遠い国なのに、日本語の音声ガイドが用意されるくらい大勢の日本人がオーストリアで観光しているって、よく考えたらすごい(英語できないからっていうのもある気がするけど)。でもこの時は日本人は1人もいなかった。

自由奔放な15歳の少女が皇帝に一目惚れされて2日後に婚約→宮廷に馴染めず軋轢が生じる(皇帝は可能な限り容認してくれるけどそれでも耐えられない)→宮殿を出て船で旅しまくる→暗殺される、というとてもノンフィクションとは思えないシシィ(エリザベート)の人生…。
時間がなくてさらっとしか見れなかったけれど、音声ガイドのおかげですごく理解できたし、見終わった時にはシシィ…大好き…となる素晴らしい展示だった。
特に、シシィの結婚パーティ?の時のドレスのレプリカは見入ってしまった。ドレスの本物は展示されていないものの、まだ保管されているらしい…すごい!
あとは、ここのミュージアムショップが、面積が広くて品数も多いし、シシィの結婚式の時のアクセサリのレプリカとか、欲しくなるものが色々売っていて良かった!(私は何も買わなかったけど、友達はここで沢山買い物していた。)


Café DEMEL本店

14:00ちょっと前、ホーフブルクを出て、トイレを貸してもらう為にカフェを探していたら、たまたまDEMELの本店を発見。
DEMELはハプスブルク家御用達のチョコレート屋さん。私はDEMELの正方形のチョコレートが正方形の箱に綺麗に並んでいるのが好きで、日本で何回か買ったことがある。
本店に絶対に行きたい!と言っていたのに、場所を把握していなかったので、後で調べて本店だと気づいた(笑)

シュテファン大聖堂(DEMEL本店から徒歩5、6分)のパイプオルガンの演奏を聴く為に、15:00にはシュテファン大聖堂に行きたかったから、あと1時間しかない状況で入店するかどうか悩んだ。(ep4にも書いたように、ウィーンのカフェ文化はのんびりゆったり楽しむスタイルで、注文・提供・お会計の全てに時間がかかる。)並んでいるし時間的に今は厳しくない?と思ったけど、「いける!今行かないと行くタイミングない!」と言う友達を信じて入店。結果的に、観光地仕様でめちゃくちゃ回転早かったので余裕で間に合った!

私はザッハトルテとカフェオレを注文、友達はアンナトルテとメランジェを注文してシェアしながら食べた。

左のケーキがアンナトルテ、右のケーキがザッハトルテ
左下のドリンクがメランジェ、右のドリンクがカフェオレ

初めてのザッハトルテ。想像していたよりも甘くて、添えられた無糖の生クリームと一緒に食べると美味しかった!
カフェオレはホットなのにグラスに入っていたので、一瞬間違えてアイスを注文したのかと思ってしまった(笑)
アンナトルテはザッハトルテと比べると甘さ控えめだったけど、こちらも甘くて美味しかった!
無事にトイレもお借りして、出入口の近くにあったショーケースの中に沢山ケーキが並べられているのを見てうっとりしながら出てきた。

続く↓

episode1はこちら↓

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