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PDFファイルはSEO対策できてない?

広報業務DX化相談室の広報相談係です。
PR/広報活動をより進化したDXの姿へと。それに役立つトレンド、ツール、最新の情報をお届けしております。

プレスリリースを自社サイト公開する場合、PDF形式で公開している企業を見かけます。
PDF形式では、Web上では内容を把握されにくいので、要注意です。
検索エンジン側から見ると、全ての文字がダダーと、羅列した状態で見えているので、なんの情報なのか認識されにくい状態になってしまっています。
HTMLで構成されている場合は、タグによって情報が区切られているので、検索エンジン側からは、1番重要なタイトル、2番目に重要なタイトル、本文、キーワードなどを認識されやすい状態になっているので、SEO対策がされます。

じゃ、HTMLにしないとSEO対策できない?
でも、急にWeb改修するのも大変だし・・・

はい、大丈夫です。PDFのままでもSEO対策できます。
今日は、PDFファイルをWebで認識されやすい状態にする方法をお伝えします。リリースに限らず、PDFファイルをWeb公開する時に覚えておいてください。

PDFファイルをWebに最適化する

PDFファイルは、さまざまなファイルから簡単に変換できるので非常に便利ですが、そのままWebにアップしてもWeb上では、認識されづらい状態なので、ひと手間加えることによりSEO対策ができるようになります。

PDFファイルは、文書ファイルを説明する情報(メタデータ)をXMPで規定された形式で埋め込むことができます。

*XMP (Adobe Extensible Metadeta Platform)とは、Adobeにより制定されたデジタルドキュメントやデータセットに付与する、標準化された、あるいはカスタムのメタデータを作成、処理、交換するためのISO規格です。
XMPを操作するためのAPIは、Adobeから公開されています。

メタデータを設定するには、Adobe Acrobatを使用します。
(Adobe Acrobat Standard DC、Adobe Acrobat Pro DCで編集できます)
Acrobatを起動したらメニューのファイル>プロパティを選択し、「文書プロパティ」から、以下の項目を更新することができます。

● タイトル       titleタグに
● 作成者    配信者情報
● サブタイトル meta descriptionに相当します
● キーワード  meta keywordに相当します。複数設定可能
● 著作権情報  著作権情報を埋め込みできます

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これで、検索エンジンからも情報を認識しやすくなりました。
Adobe Acrobat をお持ちでない場合は、メタデータ設定ができるオンラインサービスがありますので、こちらを利用してみてください。

PDFのメタデータの表示と編集ができるオンラインサービス
● ASPOSE    https://pdfcandy.com/jp/edit-pdf-meta.html
● PDF Candy  https://products.aspose.app/pdf/ja/metadata

SEO効果を期待するなら、やはりHTML化してある方が効果は高いのです。PDFファイルをWeb上で認識しやすくする方法を簡単にご紹介しましたが、カタログなどページ数が多いPDFファイルは段落ごとにタグ設定することができます。 資料配布、印刷する場合は、PDFファイルになっていると非常に便利です。特性によって使い分けていきましょう。

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「PRオートメーション」でも配信時にPDFファイル(最大10MBまで)を添付することができます。そのほか、PR/広報業務の効率化を実現し、シャドーワークを軽減する機能が搭載されています。

・もう、無駄な作業はやりたくない
・リリース配信の正確な成果を知りたい
・広報の価値をもっとアピールしたい
・目標設定を明確にしたい

などの課題をお持ちのPR/広報のご担当者は、ぜひ
「PRオートメーション」をご検討ください。

PR/広報業務のDX化を実現します。

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【PRオートメーション】は、株式会社プラップジャパンと株式会社ショーケースの共同出資により設立された「プラップノード株式会社」により開発されたサービスです。
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開発:プラップノード株式会社

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