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「あすチャレ!スクール」開催!
先日の2月20日(月)「あすチャレ!スクール(日本財団パラスポーツサポートセンター主催)」パラアスリートが行く!パラスポーツ体験型授業が、1年生対象に本校信光館(体育館)で行なわれました。
講師はパラリンピック4大会出場、男子車いすバスケットボール元日本代表の神保康弘さん。「あすチャレ!スクール」の取り組みは、共生社会、多様性、SDGsの学びに直結しています。一人ひとりの違いを認め合う大切さを深く考える主体的・対話的な学びとなりました。
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パラアスリート講師による体験型授業
「あすチャレ!スクール」とはパラスポーツを通じて、児童生徒たちに共生社会への気づきや学びの機会を提供するパラスポーツ体験型出前授業です。
チャレンジすること、広い視野を持つこと、人とつながること多様性を学び、自分と社会をポジティブに変える
「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)社会の実現を目指すパラサポが提供する教育・研修プログラム
今回、立正大淞南では1年生を対象とした人権学習の一貫として「あすチャレ!スクール(日本財団パラスポーツサポートセンター主催)」に応募し、授業を開催することができました!
「競技用車いす」と「日常生活の車いす」の違い
講師の神保康弘さんはとても明るく、
「今日は一日『神ちゃん!』と呼んでください!」
とご挨拶をしてくれて、一気に距離感が縮まりました!
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日常生活用の車いすと違って競技用車いすはタイヤが「ハの字」になっています。そうすることで機動力や安定力がアップし、俊敏な動きや早いスピードに対応できるスポーツに適した仕様になっています。そして、パイプバンパーが装着することで360°身体が接触しないように安全に作られていることも分かりました。
神保さんは困っている時に「大丈夫ですか。押しましょうか。上げましょうか」という声がとても助かると言っていました。
そして「親切にする対象は、車いすの人だけではなく、ベビーカーを押している人や歩行器を使っている年配の方も同じこと。「手伝いましょうか」というヘルプやサポートを行動にうつせることはとても美しい」と語っておられたのが印象的でした。
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エキシビジョンとゲーム体験
そして車いすの動かし方のデモンストレーションと、車いすバスケットボールのエキシビジョンを見学しました。疾走しながら自由自在に動く姿はとても迫力がありました!
東京パラリンピック2020では、車いすバスケットボール男子日本代表が銀メダルを獲得する快挙を達成しました。決勝でアメリカに60―64と金メダルまであと一歩でした。これは目覚ましい進化を遂げているそうです。
本校ではスポーツに取り組む生徒が多く、自分たちも車いすバスケットボールの選手もスキルアップに取り組むことは何ら変わりないことに気づかされました。
ロングシュートの披露もあり、ゴールが決まった時は歓声と拍手が沸き上がり、選抜チームによる試合体験は大いに盛り上がりました。
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神保さんの講話
最後の講話では「スポーツで世界中をひとつにしたい!」という神保さんの熱い思いに生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
事故による障がいから立ち直れたのは「絶対にあきらめない」と毎日家に来てくれた友だちのおかげがあったそうです。そして車いすバスケットボールと出会い、元気を取り戻し世界で活躍する選手になるという、とても美しいお話しにみんな感銘を受けました。
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失敗は悪いことではない。失敗しないで生きていく人はいない。
夢や目標、希望を持つことはとても大切。何でもトライしてみればいい。成功やプラスになることは何が作用するか分からない。
好きなことを続けていけば必ず道が開ける。それが人生。
そしてオリンピック選手や世界レベルで活躍するトップアスリートが心掛けているミラーイメージの法則も紹介してくれました。
相手に向けた感情や思考が、そのまま自分に跳ね返ってきて自らの思考や行動に影響する
アスリートはポジティブになること!
それは勝ち負けを越えたものに進化する!
神保さんは「自分がスポーツで元気にしてもらったので、今度はスポーツでみんなを元気にしたい」と世界各国に出掛けて世界中の子どもたちとも交流されているお話しも聞きました。
世界に比べると日本は恵まれていることを忘れないでほしい。
争いで世界が一つになることはない。
神保さんのお話しは一つ一つが深く、心に刺さりました。
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まとめ
神保さんは打ち合わせなど本番以外に接する時も、相手を思いやる気持ちが伝わってきます。そして終始前向きなことばしか出てきません。
「みんなのためを思って全力でやってくれている!」
そのポジティブで思いやりのある人柄が伝わってきて、みんな大好きになりました。
神ちゃん、本当にありがとうございました!
また是非、新年度も応募し、生徒の深い学びにつなげたいと思います!
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