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それでもわたしは店員さんにありがとうを言い続ける。

開いてくれてありがとうございます。

前回の更新からずいぶん時間が経ってしまってわたし自身もおろおろとしていますが、やはり自分の感情や考えを言葉にしてアウトプットすることの大事さというか有意義さを思い出しつつあります。

それと同時に時間にも心にも余白がないとやりたいことは出来ないなと痛感しました。
大事にしていきたいことを思い出して、忘れないでいきたいです。
最近読んでとても感動した本があるのでいつかご紹介したいですね。

ところで一番好きな季節はなんでしょうか。
正直全四季好きなところがあるので悩ましいのですが、あえて選ぶならば春です。
ちなみに次点で初夏です。秋も好きです。

春が好きな理由は圧倒的に穏やかな陽気です。
風も強くなくぽかぽかした陽気に、トゲトゲとした気持ちも溶かされ冬に溜めたものを全て排出して、新たなるスタートを切れるチャンスのある季節。
許容されている優しい季節かなと思っています。

と、そんなことをある友人に話したことがあるのですが、友人は春に対して真逆の感情を持っていました。
春は別れの季節で寂しくなるからそんなに好きではないと。

確かに一理ありますよね。
春は終わりの季節でもあり始まりの季節でもある。
人によってどちらの印象が強いか変わるなんて面白いですよね。それぞれの人間性を感じて面白かった記憶があります。

そんな友人の話で思い出したことがあります。
食事や買い物に行った際、店員さんに感謝の言葉を伝えますか?

元々わたしは接客業をしていたこともあり、感謝を表してくれることは嬉しいことであると思っていました。
そのためわたしは、毎回たくさん感謝の言葉を伝えます。

物を運んでくれたことに対しても、対応をしてくれたことに対しても、わりと事細かに伝えます。
お店を出る時にコミュニケーションが取れるのなら食事の感想や買えたことの喜びも伝えます。

その友人は少し違っていて、もちろん感謝は伝えるけどたくさんは伝えないそうです。
感謝の言葉の重みが軽くなると。
そんなに言う必要もないと思っているそうです。

わたしはそんな友人を素直に面白いなと思いました。
生き方が違うと性格も価値観もこんなに変わるのかと。

言葉の価値は回数ではなく、そこにある感情だと思っています。
たくさん感謝をすることがいいことなのではなく、その感謝が本物であることに意味があると思います。
いくらたくさん感謝をすると言ってもただの作業であれば無意味です。

今述べたその言葉は何に対してですか。
口にした時何を考えていましたか。
その言葉は相手に届いたか見ていましたか。

友人はその少ない感謝に本物の感謝を詰め込んで相手に送っているんだなと思いました。

それでもわたしは、わたしなりに感謝を伝えていきたいです。全てに感謝をしていきます。
これはわたしなりのコミュニケーション方法なのだと思います。

その瞬間だけの関係性かもしれないけど、人とコミュニケーションを取ることは楽しい。
必ずわたしの経験となりそれがわたしという人間になるはず。

ずっと変わらず答えのない自分の正解を探したり、それを他人と共有や意見交換をして生きていますが、わたしは今日も元気です。

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