見出し画像

元システムエンジニアがデザイナーとなり、やっていること

※ヘッダーの画像はなんでしょう・・・? 答えは後ほど

2022年4月にシステムエンジニアからデザイナーになった、デザイナーになりたての私が、デザイナーになった経緯と、デザイナーになってからどんなことをしてきたのかをご紹介したいと思います。

デザイナーにキャリアチャレンジした経緯

私は現在のパーソルプロセス&テクノロジーに、システムエンジニアとして中途入社で入りました。
入社して以降もシステムエンジニアとして働いており、デザインの経験などはありませんでした。

ところが、現在私も所属しているプロダクトデザイングループ主催の、公募型UX/UI研修「D-CAMP」が2021年に開催され、受講したことが転機となります。
研修では優れたデザインを体系的に理解し、表現の法則性やデザインの目的などを学び、後半は実際にIllustratorやPhotoshopを使って具体的な制作をするというものでした。

(研修はモンスターラボが運営するモンスターアカデミアが弊社用にカスタマイズした内容となっており、特に講師のムラケン先生には特にお世話になりました)

この研修ではまずデザインの考察から始めました。
デザインの本質や制作意図を理解して、良いデザインとは何かを論理的に考えられるようになる、というものでした。
このデザインは、なぜこの色なのか、なぜこの言葉なのか?
最初は考えたことのないことばかりで、頭が非常に疲れました(お供はラムネでした)。
デザインとはUI設計や意匠の部分だけでなく、言葉の扱い方やコミュニケーションの仕方、ユーザーへの体験の設計までも含んでおり、コミュニケーションの手段ということ
これは後に続く研修、そしてデザイナーになってからも大きく指針となるものでした。

さて、ヘッダーにある画像ですが、こちらはこのデザイン研修で、丸のみを使用して感情を視覚表現する、という課題の時に作成したものになります。
何を表現したかというと、「嬉しくて満足している丸」です。
安堵・緊張からの解放・達成感を表現してみました。喜びを表現するために黄色、緊張感から解放されて安心しきった状態として緑、この2色をグラデーションで変化させることによって柔らかな印象がでるように制作しました。
今ならもっといい丸が描けそうです笑

話を戻しますと、世の中にはエンジニアがエンジニア目線でデザインした、ユーザーが使いにくいUIが多くあり、私もその一人でした。
この研修に参加したことで、デザインの世界を持っと知りたくなり、デザインの業務に携わりたいと思うようになりました。

そこで利用したのが、同僚のみずもぬさんの記事でも触れていた「キャリアチャレンジ制度」になります。
この制度はパーソルグループ会社・事業部の垣根を越えて、興味があったりやってみたいという職種に、自ら手を挙げてチャレンジする制度です。

私は、いずれオーナーをやりたいという指向、ビジネス視点を踏まえたデザイン提供が強みとなりえる、エンジニアとしての開発経験や知識、顧客対応できることなどが評価ポイントとなり、無事異動できることとなりました。

デザイナーとしてやっていること

そして2022年4月から念願のプロダクトデザイングループにデザイナーとして所属することとなりました。
元システムエンジニアがデザイナーとしてどんなことにやっているかというと、

  • 企業の採用ページ制作(企業イメージやターゲットに即した写真加工やカラー設計など)

  • ポータルサイト改修に向けたペルソナ設計、アンケート・インタビュー設計、カスタマージャーニー作成、ミッション設定など

  • 営業資料のデザイン

などです。
表層のデザインから、上流工程の部分もやらせて頂いています。
もちろんIllustratorやPhotoshopなどツールの使い方や、レイアウト、文字詰め、オブジェクト指向UIなど、知識・技術を高めることもやっています。

今は、さらに新たなプロダクト創出に向け、サービスデザインとは何ぞや?を学んでいる所です。

Figmaがデザイナーとエンジニアを結ぶツールになっていたり、世のエンジニアも(それ以外の人たちも)デザインを理解し触れる機会が増えてきています。
そんな中で、デザインエンジニアを目指し、その先にあるものを見つけるために、日々デザインを楽しみながらはたらきたいと思います。
機会があればまた、活動報告したいと考えています。

長々と失礼しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?