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「二刀流」へのチャレンジ…MySQLのデータベースエンジニアがOracleDBに挑戦しようと思えた理由

こんにちは、グループソリューション統括部 スタッフィングビジネスソリューション部 システム基盤グループ所属の橋本と申します。パーソルプロセス&テクノロジー(以下パーソルP&T)に入社したのは2021年9月なので、入社してもうすぐ1年半が経ちます。

今回は「わたしのキャリア」ということで、データベースエンジニア(以下DBエンジニア)として働いてきた24年間を振り返ることができればと思います。キャリアの転機が訪れた時に何を考え、どう行動してきたかもできるだけ赤裸々にお話ししますので、近い境遇の方に一つでも参考にしていただければ嬉しいです。

体を動かすのが好きです

▼プロフィール
橋本 重治
所属:グループソリューション統括部 スタッフィングビジネスソリューション部 システム基盤グループ
趣味:体を動かすこと
…学生時代はボクシングをしていたり、社会人になってからもフットサルに行ったりしています。コロナ禍以降は外に出ることは減り、最近はゲーム実況・猫・歴史等の動画を見ることが多くなっています。

エンジニアとしてのキャリアを追い求めたことが転職にきっかけに

私は大学卒業して以降、パーソルP&T含めて計3社、IT業界で働いてきました。最初の7年はいわゆるアプリケーションエンジニアとしてですが、その後17年間はDBエンジニアとしてキャリアを積んできました。

一言でDBエンジニアといっても専門領域は人それぞれですが、私の専門はMySQLというデータベースです。前職はSIer企業だったので、色々な事業会社で受託開発する機会があり、バックエンドのDB設計を担当する中で経験とスキルを積んできました。

そんな私が転職を意識し始めたのは、前職の事業方針の変化でした。元々受託開発がメインだったのですが、業務コンサルティングの提供を主軸に置くようになった、というイメージです。

徐々に開発する機会が少なくなる中、私が感じていたのは、培ってきた専門性を伸ばしたい、活かしたいという気持ちでした。エンジニアの皆さんなら共感いただけるのではないかと思います。また、業務コンサルティングの経験や知見も十分にない中で、お客様の前に専門家として立つことへの抵抗感も覚えていました。

そのため、最初はDBエンジニアとしての仕事を続けたいな、という軽い気持ちで転職活動を始めました。

入社の決め手は、本音を引き出す「フランクな面接」とサポートがしっかりしている「安心感」

転職活動における軸は言うまでもなく“「DBエンジニア」としていかにキャリアを積めるか”だったのですが、その他にも会社毎に違いを感じることがありました。なぜ結果的にパーソルP&Tへの入社を決めたのか、お話しできればと思います。

まず、面接が印象的だったということが挙げられます。パーソルP&Tは入社後の上司にあたる方が面接を担当するのですが、面接官の人柄に魅力を感じ、自分に合っていると思いました。

これは、単にフィーリングが合っていたというだけでなく、おそらく面接における会話の内容が心地良かったからなのではないかと思っています。私の経歴やスキルについてチェックされる雰囲気ではなく、私自身が何を実現したくて転職活動をしているのか聞いて頂きました。また、入社後に携わるプロジェクトについても具体的に教えて頂けました

特に後者は、プロジェクト資料の一部を見ながらお話いただいたのですが、クライアントがビジネスの成長においていかにシステムを重要視されているか、また中長期的なIT投資計画や展望があるのかが伝わりました。

そもそも面接の段階で踏み込んだ内容までお話いただけたこと自体が貴重な体験でしたし、自身の専門性を活かして、クライアントに貢献できればとてもやりがいにつながりそうだな、と素直に思えました。

そしてもう一つ、選考全体を通じてサポートがしっかりしていることが安心につながった、ということも入社理由の一つです。

前述の通り、もともと私の専門はMySQLだったのですが、実はパーソルP&TのポジションはOracleのデータベースを触るポジションでした。同じデータベースといえど当然特性が異なり、特にOracleは複雑・独特な印象を持っていたため、ジョインするとなれば私にとっては大きなチャレンジとなります。転職活動で出会った他の会社ではMySQLの専門性をそのまま発揮できる求人もあり、どちらで働くかは正直に言って最後まで迷いました。

しかし、面接後のフィードバックがあったり、人事からのフォローが手厚かったりと、会社としてサポート体制がしっかりしていると感じる機会が多くありました。ここならチャレンジできるのではないかと思い「今後はDBエンジニアとして二刀流を目指してみよう」と入社を決めたんです。

MySQLとOracleDBの「二刀流」、そしてリーダーへの挑戦…周囲のサポートがチャレンジを支えてくれた

入社後は早速OracleのDBエンジニアとしてプロジェクトにジョインしました。

データベースの運用や改善は、MySQLを軸としてこれまでも経験してきたのですが、やはりOracleDBを使うことが初めてだったということや、大きなプロジェクトだからこそ独自のルールがあり、それに慣れるという点については正直大変さを感じる時期もありました。

OracleDBの習得は、知識の部分は自分でも学び、業務に関連する部分はチームメンバーからのサポートを得て、半年程度でかなりキャッチアップできるようになったと思います。その後、現在は5人のチームリーダーとして働いています。

今携わっているプロジェクトは、パーソルのグループ会社に対し、事業・ビジネスの根幹となるシステムの運用・改善・機能改修を行うものです。全体で150人程度、20ほどのチームが協働しているプロジェクトです。その中で私はデータベースを安定的に稼働させるための施策を講じたり、アプリケーションチーム側の依頼をデータベースに反映させたりしています。

実際にプロジェクトに入って感じているのは、非常にコミュニケーションが密な環境があるということです。前職は外国籍のエンジニアが多く、会話も進捗確認くらいで頻度も少なかったように思います。現在は、チーム内の業務指示や確認、そして他のチームとの打ち合わせなど、調整・コミュニケーションの機会が非常に増えました。それだけ大きなプロジェクトであると言うことでしょうし、また私がリーダーというポジションで働いていることもあるかもしれません。

調整に難しさを感じることはもちろんありますが、関わる機会が増えたことで周囲の状況やプロジェクトの全体像が見えるようになったり、何かあったときにサポートを受けたりしやすくなるといったメリットを感じています。チャットも活用し、力を借りたいと思ったときに嫌な顔をされることもなく親身に答えてもらえるのはとても助かります。
OracleDB習得といったスキル面はもちろん、大きなプロジェクトでチームを率い、周囲と関わりながら開発する経験をさせてもらっており、私自身エンジニアとしてキャリアの幅が広がったなと感じているところです。

お客さまの事業の要となるシステムに携われるやりがい

もともとDBエンジニアとして専門性を活かしたい、伸ばしたいというのが転職の大きな動機だったわけですが、振り返るとチャレンジして本当によかったなと思っています。

特に個人的にやりやすいなと感じているのは、何か新しいことを始めようとした時に、チームメンバーが協力的である、ということです。非難される、押さえつけられるということがないからこそ建設的な提案がしやすく、DBエンジニアとして踏み込んだ挑戦をしやすいなと思います。

また、お客さまの事業の要となるシステムに携われていることも、大きなやりがいにつながっています。これはエンジニアとしての感覚ですが、私のお客さまはシステムをとても大切にされているというか、ポリシーを持って運用されているなと感じるんですよね。例えばどうすれば問題の発生を防げるか、発生したときにどう改善するかについて、システムを使う方のことを最優先に検討されていて、開発・改善にも協力的なスタンスを感じます。

今後はOracleもMySQLもより一層精通していき、DBエンジニアとして技術を磨いていきたいと思っています。単純に、Oracleは習得し始めて一年半弱なので、プロジェクトを通じて一層経験を重ねていきたいです。ここで専門性を発揮することが結果的にチームやプロジェクトに貢献することにもつながっていくと思っています。またチームリーダーとして、若手の育成にも力をいきたいですね。

このようなキャリアの実現には、自己研鑽に加え、プロジェクトアサインや役割分担など、会社からどのような環境を提供されるかがポイントになると思います。

私の場合、今後のキャリアについて上司と定期的に会話する機会を設けられています。例えば1on1面談、半期単位の目標設定・振り返り面談です。自分自身を見つめ直すことにもつながっていますし、ここで伝えた意見や希望を取り上げてもらえることも多く、中長期を見据えて安心して働けています。

あとは、社内に限らず外部発信にもチャレンジしたいと思っています。前職ではオープンソースやミドルウェアの活用にチャレンジして、その内容をGitHubに公開することをしていました。技術的に突き詰めていく上でも外部発信は非常に有効だと思うので、プロジェクトがひと段落したらアウトプットの活動も活性化させていきたいです。

培ってきた専門性を活かして、ステップアップしたい方、ぜひ一緒に働きましょう!

お客さまの事業の要となるシステムに携わり、自分の専門性を活かしつつ、複数のチームと密にコミュニケーションを取り合いながら開発を進めていけるというのがパーソルP&Tの魅力です。

OracleDBの習得、チームリーダー…私にとってはどれもチャレンジでしたが、周囲に支えられながら乗り越えることができました。また、課題を発見し改善に向けた提案をする際、周りのチームメンバーと一緒に取り組めます。

もし、例えば皆さんがプロジェクトのトラブルに直面した時、自分の領域か否かに関わらず問題解決に向けて積極的に動くことに抵抗がない等、主体的に開発に取り組みたいお考えをお持ちであれば、居心地の良さを感じられる環境があると思います。

技術が好きな方や、周囲を巻き込んでプロジェクトを推進したい方と、今後も切磋琢磨していけたらと思います。ご興味をお持ちの方、ぜひ一度私たちの話を聞きに来てください!


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