うつ病休職日記 2024.7.8

大切な人と、また別の大切な人についてお話をした。
その流れで、仕事と会社についても、お話をした。

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この日記は、昨晩、睡眠薬を飲んだ後に書いている。
「今日」=7月8日、とお読みいただければ。
よくもまあこんな長文を書けたものだ。。。書き上げた後に投稿できず気絶したらしい。(最後の方の記憶があんまりない)
しかし話のとっ散らかっていること…読みにくいな。まあいいや。
ところどころミスタイプやら誤変換やら変な箇所があったので、そこだけ今修正した。
ちょっとがんばりすぎてしまった日の記録を、そのまま投稿することにする。
(本日、7月9日、現在酷い倦怠感に襲われているので、今日はこのあと何もせずすごします。休んでえらい by コウペンちゃん)

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今日は夕方から用事があった。
朝起きて、少しバタバタしたら疲れてしまって、昼まで軽く休憩のつもりで横になったらそのまま寝てしまったようで、用事までギリギリの時間。
急いで支度をして出掛けた。頑張った。
(しかし多分、昼の安定剤を飲み忘れている)

用事を済ませたらすっかり疲れてしまい、ある程度回復するまで車で休んでいた。

そういや今日は全然スマホも見てないな、と車で横になったままスマホを開くと、ずいぶん前の時間に、私が信頼・尊敬する元上司からのチャットが入っていた。
(実際には仕事上は引き続き大きく関わる方だが、一応の組織上は「元上司」になったので、ここではその表現で統一する)
元上司は定期的に連絡をくれる。その気遣いに、毎回救われている。

話の流れで、これまた私が信頼・尊敬する先輩の話になった。
数日前、ちょっとした個人的な用件でその先輩にお会いしたのだ。
ただ先輩は、かなり激務で余裕を無くしていた。私の休職前もそうだったが、なんだか悪化しているようにさえ見えた。その姿、話ぶりは、まるでかつての自分、休職前の明らかにおかしくなってしまった自分、を見ているようだった。私の心配のしすぎかもしれないけれども。

先輩自身も元上司には相談しているといっていたが、今度元上司に私からも伝えておきますよ、このままじゃ辛いでしょう?私の二の舞にだけはなって欲しくないんです、とお伝えして、その日はさよならした。
そもそも、その日お誘いしたのも辛くなかったかな、とちょっとだけ後悔した。


今日は元上司とのやり取りの中で、その話を切り出した。
元上司もこれまた責任感の強さが見える方で、案の定というか、先輩の状況に対して、ご自身を責めるような発言を一部されていた。

私は休職して仕事から物理的に離れたおかげか、それとも処方薬のおかげか、ありがたいことにある程度物事を客観的に見ることができるほどに、視野が回復しつつある今。
どう考えても、その元上司に責任があるとは思えなかった。相談相手として本当に信頼できるから、相談しているのであって。むしろ、今までもこの方が支えになってきたのに。

そもそもこの会社、悪いと言いきれる会社では全然ないのだが、決して安全な場所とは言えない。(興味がある方なんていないかもだが、詳細は一応こちらにも)
会社全体として、徐々に余裕を失い、もう限界を迎えているように思えるのだ。休職して離れたところから眺めて、さらにその思いは強まった。

元上司は、むしろそんな会社を変えようと、奮闘している方でもある。

辛くないですか、負担になりませんか、と問うてみると、他人から強いられてやっていることではないから負担には感じない、と。
強いな、と思った。困難に対するタフさ、ストレス耐性、というよりも、例え対象が困難であれ、自らの意思で変えよう、楽しもう、充実させよう、というその姿勢に対して。

一方の私は、ポンコツだ。
ポンコツ故に人並みになろうと頑張りすぎたのか、疲労が溜まり、外からのさまざまなプレッシャーに負け、うつ病・休職に至った。

でも、この元上司の会社に対する思い・考え・信念には、上司時代から今までのところほぼ全てに同意であり、私も同じ方向に押し進めるためになにかしたいと、ポンコツはポンコツなりに、特にこれからは本当に無理はできないけど、少しでもできることはやりたい、と今日は改めて思った。
(ちょい頭が「仕事モード」に入ってたけれども)

休職前は、本当に脳が異常回転していたので、「辞めるか、死ぬか」の2択が脳の8割くらいを占めていた。
(残り2割は、「元気な仕事の私」。自然さは徐々に失われ、休職直前はかなり無理で作られたものだった、と今振り替えればよくわかる)
休職後は、会社から離れたおかげか、薬の増量が効いたのか、ポンコツな自身を少しずつ受け入れられるようになり、本当に少しずつながら意欲が回復しているのが実感できている。
絶賛、「人生 生き直し中」。
人生すべてがほぼゼロからのリスタート。少しのことでも、つまらないことでも、本当に以前ならつまらないこととすら認識もしていなかったくらいのこと、でも、できるようになると、いちいち嬉しい日々だ。

今日、元上司とのやり取りを通じて、「絶対に復職したい」と心から思った。
これは私にとっては、相当覚悟の必要な決断。

この会社で、自分自身のやりたいこととか、目指すキャリアとか、全く無かったところから、ここまできた。
そもそも入社したきっかけも、「前職から逃げられたらどこだっていい」だった。
私が昔から追いかけてきた夢とも全く異なる世界。
モチベーションの上げようが無かったところから、素敵な方々との貴重な出会いによって、ここまでこれた。
これも、きっと運。相当な幸運。


ちなみに、休職の直前、私は会社に「目標」を置いてきた。
「爆弾を投げつけてきた」と言う方がより正確かもしれない。
爆弾を投げつけられた側は、きっと困惑したことだろう。私は爆弾を投げつけ、ちょっとすっきりして休職に突入した(自己中かなあと思いつつ、爆弾を投げつけた相手はどう考えても私の春以降のうつ病悪化要因の大半を占めるので、後悔はしないように意識している)

しかしそれは、復職後に「爆弾を回収する」というミッションに繋がる。
休職前の私には、爆弾処理をできるほどの能力は、全くなかった。ポンコツがさらに悪化しているのだから当然だ。 
投げつけた爆弾は、「仕事の私」の、最後に残った力をすべて振り絞り切って出来上がった、「最後の一手」だった。ちょっと大袈裟かもしれないが。そうして爆弾を投げるだけ投げて、さっさと休職に入ったのが当時の私だ。

だからこそ、「休職して、爆弾回収できるくらいの脳と身体を取り戻したい」と考えた。 

休職経験者の話で、「周囲の社員が頑張っているときに自分だけ休んで申し訳ない」という気持ちになる、というのをよく聞く。
しかし、私はその考えには今のところ至っていない。
休職は、元気な自分を取り戻すため。
主治医の指導のもと、徹底的に休むことに専念し、「爆弾回収」=「余裕を失くした会社を少しでもかえていくこと」に必要な力を付ける。それが、休職を前向きに捉え、休むことに集中できている大きな要因だと思う。
(自分自身がそこまで酷い病状であることを認識し、受け入れたから、というのもあるが)

爆弾回収に失敗したり、そもそも爆弾とすら思ってもらえないような環境なら、その時はサクッと辞めればいい。(辞めたら辞めたで、自分が楽しいと思える道を、模索すればいい)
だから、やってみてから判断しよう。それでいいや。


しかし、久しぶりに会社について思い出して、こんなチャットを続けていたら、さすがに疲労が強まった。ちょっと早まり過ぎたか。あ、そうだ、私昼の安定剤飲み忘れてるんだった。脳が過活動しちゃったのかも。
でも、復職に対する覚悟はほぼ決まった。自らの達成したいことへのチャレンジに対する、覚悟。

明日はゆっくり休もうかな。 
疲れが残ってそうだ。


※自分用メモ
今後自分の思考を整理してみたいものが一つ増えた。
「責任」ということばについて。
いつかやろう。


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